Tokushima University / Educator and Researcher Directory --- Kourai, Hiroki

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Field of Study

○	Microbiology, Bioorganic Chemistry, Environmental Bioengineering

Subject of Study

○	高機能性第四アンモニウム塩系殺菌剤の分子設計, 第四アンモニウム塩系殺菌剤に対する微生物応答, 高機能性環境調和型殺菌剤の開発, 殺菌剤の微生物分解, 殺菌剤の細胞毒性, 光化学反応による活性酸素の生成機構とその生理活性, 大腸菌O-157の制御と免疫学的研究 (Microbial control, sterilization, Disinfectant, Drug-resistant bacteria, Biodegradation, Toxicology, Immunology, genetics)

Book / Paper

Book:

1.	Hiroki Kourai : カビ対策マニュアル(分担), Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology, Tokyo, Oct. 2008.
2.	Hiroki Kourai : 食品工学ハンドブック(分担), 朝倉書店, Tokyo, Jan. 2006.
3.	Hiroki Kourai : 表面·界面工学大系下巻応用編(分担), 株式会社テクノシステム, Tokyo, Nov. 2005.
4.	Hiroki Kourai : 生物工学ハンドブック(分担), CORONA PUBLISHING CO.,LTD, Tokyo, Mar. 2005. (Summary) 著書名:生物工学ハンドブック，Ⅰ編，9章殺菌·保存技術，加熱，化学薬剤，乾燥·濃縮，包装，冷蔵·冷凍，その他の方法の中で，化学薬剤の項を執筆した．執筆内容は以下のとおりである，薬剤殺菌の基礎(殺菌速度，解析，殺菌機構)，薬剤殺菌の応用(殺菌剤の種類，特性)
5.	Hiroki Kourai : 防菌·防黴剤の開発と展望(分担), CMC Publishing Co.,Ltd., Tokyo, Mar. 2005. (Summary) 著書名:防菌防黴·防黴剤の開発と展望，第1章および第2章を分担執筆した．記載内容は以下のとおりである．第2章総論ー防菌防黴防黴剤の開発動向(1. 防菌防黴剤の歴史と抗菌加工，2. 工業製品の微生物劣化と抗菌試験方法，3. 防菌防黴剤の用途，目的および利用形態，4. 防菌防黴剤の開発動向)，第2章防菌防黴防黴剤(原体)の現状(1. 有機系防菌防黴剤)
6.	Hiroki Kourai : 微生物制御·科学と工学(分担), Kodansha, Tokyo, Nov. 2002. (Summary) 著書名「微生物制御·科学と工学」は環境生物工学あるいは微生物制御工学の教科書として4名で共同執筆した．1章「微生物細胞のしくみ」，4章「微生物制御法の原理と科学」の4.2物理化学的制御，4.3化学的制御，7章「殺菌，静菌，除菌，遮断の技術」の7.1.3薬剤殺菌技術について主として執筆した．基礎微生物学を予め学習した生物工学系あるいは農学系の大学生を対象とし，微生物制御に関する基礎から応用までを学習させる目的としていることより，特に専門性を重視した内容とした．
7.	Hiroki Kourai : 機能性フィラー総覧(分担), テクノネット社, Chiba, Nov. 2000. (Summary) 書籍名:機能性フィラー機能性フィラーの中で抗菌性フィラーについて執筆した．抗菌性フィラーの概要と実際に関してフィラーに練り込み可能な無機系銀担持リン酸ジルコニウム，フィラー表面に固定化可能なトリメトキシシリルプロピルジメチルオクタデシルアンモニウムクロライド，エマルジョン系ポリマーを用いた表面コートなど，実体をあげて解説した．
8.	Hiroki Kourai : わかりやすい殺菌·抗菌の基礎知識(分担), Ohmsha, Ltd., Tokyo, Jun. 2000. (Summary) 著書名「わかりやすい殺菌·抗菌の基礎知識」の全8章の内の1章「人間の暮らしを変えた微生物」，2章「微生物の有効利用」，3章「病原性微生物とウイルス作用しくみ」，5章「有害な微生物から身を守る抗菌とは何か」および6章「抗菌剤と抗菌加工」について執筆した．一般市民が理解できるようにわかりやすくするために，生活の中で有害微生物や必要な有益微生物について総合的に解説し，微生物制御の基礎ならびに抗菌の目的，意義，基礎的な用語や方法を整理し，どのようにして微生物を死滅させたり増殖を抑えたりすることができるのかを，わかりやすく伝えるために図や写真を多用して解説した．また，抗菌グッズの安全性や効果的な利用方法についても解説した．
9.	Hiroki Kourai : 有害微生物管理技術(分担), Fujitec Corporation, Tokyo, May 2000. (Summary) 著書名「環境衛生管理技術体系有害微生物管理技術」第1巻，第3章，第7節「抗菌剤とその応用」を分担執筆した．本節においては抗菌剤の種類と抗菌活性(抗菌剤の化学式，対象微生物および抗菌活性)，抗菌剤応用の現状(応用分野の解説)，抗菌剤を使用した製品の製造(加工方法の解説)および抗菌剤の微生物制御メカニズム(有機系抗菌剤および無機系抗菌剤に分けて解説)について環境衛生管理者が理解し易いように優しく総合的に詳細に解説した．
10.	Hiroki Kourai : 誰でもわかる抗菌の基礎知識(分担), テクノシステム, Tokyo, Aug. 1999. (Summary) 著書名:誰でもわかる抗菌の基礎知識:第5章無機系抗菌剤の分類，合成，特性および作用機構について分担執筆した．1. 無機系抗菌剤の概説(無機系抗菌剤の歴史，無機系抗菌剤の概要)，2. 無機系抗菌剤の合成，化学構造および抗菌活性(ゼオライト系，シリカゲル系，ガラス系，リン酸カルシウム系，リン酸ジルコニウム系，ケイ酸塩系，酸化チタン系，セラミック系，ウイスカー系，無機·有機ハイブリット系)，3. 無機系抗菌剤の作用機構，4. 無機系抗菌剤の応用，5. その他について解説した．
11.	Hiroki Kourai : 新しい暮らしの流れ(分担), 甲南女子大学現代生活研究会, Kobe, Mar. 1999.
12.	Hiroki Kourai : 光触媒の応用と抗菌ビジネス全容(分担), 株式会社大阪ケミカルマーティングセンター, Osaka, Jan. 1999. (Summary) 著書題目:光触媒の応用と抗菌ビジネス全容，繊維製品の抗菌·制菌技術について記載した．1. 繊維製品の抗菌加工と抗菌剤の開発経緯，2. 繊維の抗菌防臭加工と制菌加工，3 . 抗菌防臭加工と制菌加工の定義，4. 試験対象菌と効果·安全性·耐久性基準およびSEKマーク，5. 繊維の抗菌·制菌加工方法と抗菌剤，6. 繊維用抗菌剤の種類と特性，7. 有機系抗菌剤，8. 無機系抗菌剤，9. 天然物系抗菌剤，10. 最近の繊維用抗菌剤の開発動向，11. 日本工業規格繊維製品の抗菌性試験方法 JIS L 1902(1998)，12. 第三部ガイドラインを実効あるものにするために必要な対応策など
13.	Hiroki Kourai : 防菌防黴剤原体事典(分担), The Sciety for Antibacterial and Antifungal Agents,Japan, Osaka, Jan. 1998. (Summary) 著書名「防菌防黴剤事典」は日本国内で使用されている防菌防黴剤の原体を対象として纏めたものである．記載内容は，薬剤名，CASナンバー，一般名，製造会社名，販売会社名，構造式，薬剤分類，元素組成，分子量，融点，沸点，性状，安定性，溶解性，対象微生物，MIC，用途，作用機構，経口毒性，吸入毒性，経皮毒性，魚毒性，変異原性，皮膚刺激性，眼刺激性，皮膚感作性，参考文献およびその他である．防菌防黴剤の上記内容について国内生産量，輸入量，販売量，使用目的および用途について文献調査，企業聞き取り調査などにより詳細に調査し纏めたものである．
14.	Hiroki Kourai : 抗菌のすべて(分担), 繊維社, Osaka, Jan. 1997. (Summary) 著書名「抗菌のすべて」の基礎編，第2章「抗菌製品に使用する抗菌剤」の2-1項，抗菌の定義，2-2項，抗菌の歴史，2-3項，抗菌のメカニズムおよび2-4項において有機系抗菌剤について執筆した．2-1項では生活環境中の有害微生物制御基礎理論，殺菌，抑制，増殖および抗菌に関する慣用語句の定義について解説した．2-2項の抗菌の歴史では抗菌剤の歴史的背景と現代の抗菌剤について解説した．2-3項の抗菌のメカニズムにおいては細胞膜透過機能阻害，呼吸機能阻害，合成機能阻害および光触媒系のラジカル機能について詳細に解説した． 2-4項では有機系抗菌剤をアルコール系から有機金属系までの19群に分類し，それぞれの化学構造式，抗菌作用特性および毒性について詳細に解説した．
15.	Katsuhiro Tamura, Yoshihisa Muramoto, Mitsuo Miyashita and Hiroki Kourai : Behaviour of Escherichia coli under high pressure, Elsevier, Nov. 1996. (Summary) 大腸菌の高圧力下における挙動，圧力ショック酵母のストレス耐性の獲得，高圧力下における酵母の低出力レーザー照射による生体刺激効果，高温高圧による細菌死の類似性(膜流動性の発生)，高圧力処理によるスダチ果汁の品質保持技術などについてバイオサイエンス分野の高圧利用を総合的に解説．
16.	Hiroki Kourai, Takuya Maeda, Emiko Matsutani, Osamu Sakuta and Kiyo Nakagawa : Sporicidal Action of 4,4'-(1,6-Hexamethylenedioxydicarbonyl)bis(1-alkylpyridinium iodide)s, DECHEMA, Hamburg, Sep. 1996. (Summary) 著書題目:4,4'-(1,6-ヘキサメチレンジオキシジカルボニル)ビス(1-アルキルピリジニウムアイオダイド)の殺胞子活性分子内にピリジニウム塩とエステル結合をそれぞれ2個導入したビス型第四アンモニウム塩(アルキル鎖長の異なる)を種々合成した．これらの殺菌特性や枯草菌芽胞に対する殺胞子活性，発芽阻害作用，増殖阻害作用，殺芽胞スペクトルについて検討した．その結果，これまで第四アンモニウム塩は細菌芽胞には殺菌的には作用しないことが常識であったが，これを覆す事実が得られ，非常に高い殺芽胞活性の存在することを明らかにし，それらを解説した．
17.	Hiroki Kourai : 抗菌·防黴剤の使用技術と抗菌力試験·評価(分担), Technical Information Institute Co., Ltd., Tokyo, Jan. 1996. (Summary) 著書名: 黴剤の使用技術と抗菌力試験·評価第2章各種防菌防黴剤の特性，抗菌効果と使用技術について執筆した．1. 防菌防黴剤の分類と抗菌作用 2. 有機系防菌防黴剤(アルコール，フェノールアルデヒド，カルボン酸，エステル，エーテル，ニトリル，過酸化物，ハロゲン，ピリジン，トリアジン，イソチアゾロン，イミダゾール，アニリド，ビグアナイド，ジスルフィド，チオカーバメート，糖質，トロポロン，，界面活性剤，有機金属)3. まとめ
18.	Hiroki Kourai : 人にやさしい繊維と加工(分担), 繊維社, Osaka, Jan. 1995. (Summary) 著書名「人にやさしい繊維と加工」の基礎編，第1章 1-2項「薬剤による微生物制御と抗菌防臭加工」，1-3項「抗菌防臭加工薬剤」に関して執筆した．1-2項では微生物制御基礎理論(殺菌，抑制，増殖)，薬剤による微生物制御理論，抗菌剤の効力評価方法(MIC，MBC, フェノール係数)，抗菌剤の抗菌機構，抗菌防臭加工の考え方(皮膚常在微生物，着衣の微生物数，抗菌防臭加工の目的と方法)およびMRSAと抗菌防臭(MRSAの)に関して詳細に解説した．1-3項では一般繊維用抗菌剤について17群に分類し，化学構造，化学的性質，抗菌効果，抗菌特性および毒性について詳細に解説した．
19.	Hiroki Kourai : 環境微生物制御技術者の手引(分担), GIHODO SHUPPAN Co., Ltd., Tokyo, Jan. 1993. (Summary) 著書名「環境微生物制御技術者の手引き」は防菌防黴学会が開催する微生物制御学実験コースの教科書として書かれた．主に2部第1章の「繊維」に関する項および第2章「諸外国の関係法規，試験等」の繊維について執筆した．1章では抗菌防臭加工のSEK基準，繊維製品の抗菌性試験方法，抗菌加工を施した繊維製品の細菌生育抑制試験法，菌数測定法，シェークフラスコ法，臭気試験方法および黴抵抗性試験保法について解説した．2章ではATCC Test Method 90，ATCC Test Method 100およびATCC Test Method 30について詳細に解説した．
20.	Hiroki Kourai : 食品工場における微生物コントロールテクノロジー講座No.III 冷殺菌技術(分担), THE NIKKAN KOGYO SHIMBUN,LTD., Tokyo, Jan. 1993. (Summary) 著書名「食品工場における微生物コントロールテクノロジー講座」は労働省の通信教育における教科書として書いたものである．本著書は1)化学薬剤の抗菌作用特性，2)食品抗菌剤，3)環境殺菌剤について執筆したものである．化学薬剤の抗菌作用特性に関しては抗菌剤の概要，抗菌剤の作用特性，抗菌剤の効力評価方法，抗菌剤の抗菌機構および抗菌剤の化学構造活性相関について解説した．食品抗菌剤に関しては食品殺菌料と食品保存料の概要，食品殺菌と食品保存料の作用特性および食品殺菌料と食品保存料の利用技術について解説した．環境殺菌剤に関しては環境殺菌剤の概要，環境殺菌剤の殺菌特性および環境殺菌剤の利用技術について解説した．
21.	Hiroki Kourai : 防菌防黴剤の技術と市場(分担), CMC Publishing Co.,Ltd., Tokyo, Apr. 1989. (Summary) 著書名「防菌防黴剤の技術と市場」第2章「防菌防黴剤の相乗効果と配合技術」について1)相乗効果試験方法，2)相乗効果を示す防菌防黴剤，3)相乗効果の作用機構に関して執筆した．相乗効果試験方法では著者が開発した二元希釈法などについて解説し，グラフ解析方法について説明した．相乗効果を示す防菌防黴剤の項では，特許調査た結果を詳細に解析し，防菌防黴剤の製剤化あるいは配合が容易にできるように解説した．相乗効果の作用機構の項では，著者の論文を基礎として微生物細胞膜透過性の活性化や同一代謝経路の異なる部位を阻害することが相乗作用の重要なメカニズムであることを解説した．
22.	Hiroki Kourai : 抗菌防臭(分担), 繊維社, Osaka, Jan. 1989. (Summary) 著書名「抗菌防臭」において「基礎編」の人間生活と微生物とのかかわりおよび「資料編」の抗菌防臭用語集を執筆した．基礎編では，一般市民でも理解できるように微生物に関する基礎知識を優しく解説した．次いで微生物学基礎(分類学，形態学，代謝と生理，微生物生育の化学的環境条件および物理的環境条件)および微基礎生物制御学(殺菌，除菌，抑制，増殖および微生物制御薬剤)を解説した．さらに抗菌防臭繊維製品に関する抗菌性評価および防臭性評価に関する方法と評価基準について詳細に解説した．資料編では一般的に使用される抗菌防臭用語をとりまとめて分かりやすい解説を加え，用語事典としてまとめた．

Academic Paper (Judged Full Paper):

1.	Keiji Murakami, Hiromichi Yumoto, Ayu Murakami, Takashi Amoh, Darija Viducic, Katsuhiko Hirota, Atsushi Tabata, Hideaki Nagamune, Hiroki Kourai, Takashi Matsuo and Yoichiro Miyake : Evaluation of the effectiveness of the potent bis-quaternary ammonium compound, 4,4'-( , -hexametylenedithio) bis (1-octylpyridinium bromide) (4DTBP-6,8) on Pseudomonas aeruginosa., Journal of Applied Microbiology, Vol.122, No.4, 893-899, 2017. (Summary) Quaternary ammonium compounds (QACs), including benzalkonium chloride (BAC) and cetylpyridinium chloride (CPC) are cationic surfactants and have been used widely as general disinfectants in the medical field due to their strong antibacterial effects and low cytotoxicity to human cells. 4,4'-( , -hexametylenedithio) bis (1-octylpyridinium bromide) (4DTBP-6,8) is one of the potent bis-QACs synthesized to improve the antimicrobial activities of mono-QACs such as BAC. This study aimed to assess the effectiveness of 4DTBP-6,8 against Pseudomonas aeruginosa, a prevalent hospital pathogen. The minimum inhibitory concentrations of 4DTBP-6,8, CPC and BAC against P. aeruginosa were measured. 4DTBP-6,8 exhibited strong antibacterial activity. We assessed the bactericidal effects of QACs against P. aeruginosa under certain conditions and their cytotoxicities in human epithelial cells using lactate dehydrogenase (LDH) release. 4DTBP-6,8 exerted excellent bactericidal effects against high concentrations of bacteria, biofilm cells and even in the presence of contaminated proteins. Cellular LDH was not released by the treatment with 4DTBP-6,8. 4DTBP-6,8 exhibited the strongest bactericidal activity against P. aeruginosa among the three QACs tested without any cytotoxicity. The potent bis-QAC, 4DTBP-6,8 has the potential to be an effective disinfectant in preventing hospital infections caused by P. aeruginosa. (Keyword) Anti-Bacterial Agents / Biofilms / Cell Line / Disinfectants / Humans / Niacinamide / Pseudomonas aeruginosa / Pyridinium Compounds (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.1111/jam.13392 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 28035713 ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-85013236835 (DOI: 10.1111/jam.13392, PubMed: 28035713, Elsevier: Scopus)
2.	Akihiro Shirai, Shoko Ueta, Hideaki Maseda, Hiroki Kourai and Takeshi Omasa : Action of reactive oxygen species in the antifungal mechanism of gemini-pyridinium salts against yeast, Biocontrol Science, Vol.17, No.2, 77-82, 2012. (Summary) We previously found that the gemini quaternary salt (gemini-QUAT) containing two pyridinium residues per molecule, 3,3'- (2,7-dioxaoctane) bis (1-decylpyridinium bromide) (3DOBP-4,10) , exerted fungicidal activity against <I>Saccharomyces cerevisiae</I> and caused respiration inhibition and the cytoplasmic leakage of ATP, magnesium, and potassium ions. Here, we investigated how the gemini-QUAT, 3DOBP-4,10, exerts more powerful antimicrobial activity than the mono-QUAT <I>N</I>-cetylpyridinium chloride (CPC) and examined the association between reactive oxygen species (ROS) and the antimicrobial mechanism. Antifungal assays showed that the activity of 3DOBP-4,10 against two yeasts, <I>S. cerevisiae</I> and <I>Candida albicans</I>, was significantly elevated under aerobic conditions, and largely reduced under anaerobic conditions (nitrogen atmosphere) . Adding radical scavengers such as superoxide dismutase, catalase and potassium iodide (KI) also decreased the fungicidal activity of 3DOBP-4,10 but negligibly affected that of CPC. We measured survival under static conditions and found that the rapid fungicidal profile of 3DOBP-4,10 was lost, whereas that of CPC was slightly affected in the presence of KI. Our results suggest that 3DOBP-4,10 exerts powerful antimicrobial activity by penetrating the cell wall and membrane, which then allows oxygen to enter the cells, where it participates in the generation of intracellular ROS. The activity could thus be attributable to a synergic antimicrobial combination of the disruption of organelle membranes by the QUAT and oxidative stress imposed by ROS. (Keyword) Aerobiosis / Anaerobiosis / Antifungal Agents / Candida albicans / Cell Membrane / Cell Respiration / Cell Wall / Drug Synergism / Free Radical Scavengers / Microbial Sensitivity Tests / Oxidative Stress / Pyridinium Compounds / Quaternary Ammonium Compounds / Reactive Oxygen Species / Saccharomyces cerevisiae / Time Factors (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.4265/bio.17.77 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 22790843 ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1390001204464716032 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 22790843 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.4265/bio.17.77 (DOI: 10.4265/bio.17.77, PubMed: 22790843, CiNii: 1390001204464716032)
3.	Hisashi Ohkuni, Hideaki Nagamune, Nana Ozaki, Atsushi Tabata, Yuko Todome, Yukino Watanabe, Hidemi Takahashi, Kazuto Ohkura, Hiroki Kourai, Hiromi Ohtsuka, Vincent A. Fischetti and John B. Zabriskie : Characterization of recombinant Streptococcus mitis-derived human platelet aggregation factor, APMIS, Vol.120, No.1, 56-71, 2012. (Summary) We previously purified Streptococcus mitis-derived human platelet aggregation factor (Sm-hPAF) from the culture supernatant of S. mitis strain Nm-65, isolated from the tooth surface of a patient with Kawasaki disease. Here we produced recombinant Sm-hPAF protein (rSm-hPAF) in Escherichia coli, to determine whether rSm-hPAF conserves its platelet aggregation activity. rSm-hPAF precursor (665 amino acids) shows up to 36-56% identity with the family of cholesterol-dependent cytolysins (CDCs), and rSm-hPAF displayed potent hemolytic activity toward mammalian erythrocytes, including human erythrocytes with platelet aggregation activity. The 162-amino acid amino-terminal domain of rSm-hPAF was found in no other CDCs except lectinolysin; this domain is homologous to a portion of pneumococcal fucolectin-related protein. Interestingly, suilysin (SLY) and pneumolysin (PLY) of CDCs also exhibit substantial human platelet aggregation activity, similar to rSm-hPAF, and the platelet aggregation by rSm-hPAF, SLY, and PLY was morphologically confirmed using light and electron microscopy. (Keyword) Adult / Amino Acid Sequence / Animals / Antibodies, Monoclonal / Bacterial Proteins / bacterial toxins / Base Sequence / Blood Platelets / Cell Adhesion Molecules / cholesterol / Cytotoxins / DNA, Bacterial / Female / Genes, Bacterial / Hemolysin Proteins / Humans / L-Lactate Dehydrogenase / Mice / Mice, Inbred BALB C / transmission electron microscopy / Molecular Sequence Data / Mucocutaneous Lymph Node Syndrome / Phylogeny / Platelet Aggregation / Recombinant Proteins / Sequence Homology, Amino Acid / Streptococcus mitis / Streptolysins (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.1111/j.1600-0463.2011.02813.x (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 22151309 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 22151309 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1111/j.1600-0463.2011.02813.x (DOI: 10.1111/j.1600-0463.2011.02813.x, PubMed: 22151309)
4.	Akihiro Shirai, 久保山泰典, 室巻良彦, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : The Quantitative Assay of Trophozoites and Cysts of Acanthamoeba by Applying ATP Measurement and the Establishment of an Amoebicidal Test Method, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.38, No.10, 651-660, 2010. (Summary) 栄養体およびシストアメーバを対象にした細胞内ATP抽出によるATP測定法を用いたアメーバ定量法を確立した．可溶性有機物を含まないPage's Amoeba Saline (PAS)培地で調製されるAcanthamoebaは，プロテオースペプトン-酵母エキス-グリシン-システイン(PYGC)液体培地で培養し，次に有機物量を1/2量とするPYGC液体培地で培養することにより調製された．アメーバ懸濁液を48穴マイクロプレートに分注し，浮遊(上清)および付着アメーバ由来のATP量を測定した．調整アメーバ数とATP量の間には明らかな直線関係を示し，算出される栄養体アメーバとシストアメーバ1細胞当たりのATP量は，それぞれ5.00×10-2 pmol， 8.50×10-3 pmolであった．本手法を用いたATP測定によれば，1生細胞まで検出可能であることも特徴であった．次に，このATP測定法によるアメーバ定量法を抗微生物剤の抗アメーバ活性試験に応用することを検討した．各薬剤接触後，形態観察とATP量測定により，形態変化とATP量変化に密な関係があることが認められた．これらの結果は，アメーバのATP評価にとっての操作法の基礎と抗アメーバ性標準試験法としての応用性を示した． (Keyword) Quantitative assay of amoebae / Amoebicidal test method / ATP measurement / Acanthamoeba / ATP measurement / ATP測定 / Acanthamoeba / アカントアメーバ (Link to Search Site for Scientific Articles) ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1520572360017073408 (CiNii: 1520572360017073408)
5.	Hirokazu Miyoshi, Hideki Ohno, Keisuke Sakai, Naho Okamura and Hiroki Kourai : Characterization and photochemical and antibacterial properties of highly stable silver nanoparticles prepared on montmorillonite clay in n-hexanol, Journal of Colloid and Interface Science, Vol.345, No.2, 433-441, 2010. (Summary) Ag nanoparticles (NPs) of approximately 2.5±0.6nm in size with high stability were prepared on montmorillonite clay in n-hexanol ([Ag NP/clay]). The aqueous suspensions of Ag NP/clay obtained were colored pale yellow to gray, and an intense yellow surface plasmon band was observed at approximately 397-422nm at a [Ag(+)] concentration of 0.01-1M. Fluorescence peaks of these Ag NP/clay suspensions, which were due to interband transitions of Ag NPs, were observed at approximately 447nm upon excitation at approximately 341nm. Photoinduced charge separation and electron accumulation in the presence of 2-propanol were observed in the Ag NPs on the clay. The photogenerated holes indicate a reaction with OH(-) because the generation of ()OH radicals decreased in the presence of 2-propanol, as observed using a spin-trapping electron spin resonance (ESR) method. The amount of H(2) produced depended on the amount of Ag NPs on the clay and the concentration of 2-propanol in the suspension. Antibacterial activity of Ag NPs on clay was also observed against Escherichia coli even after 12years. This simple method of preparation in n-hexanol led to the successful formation of highly stable and photoactive Ag NPs on montmorillonite clay. (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.1016/j.jcis.2010.01.034 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 20172529 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 20172529 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1016/j.jcis.2010.01.034 (DOI: 10.1016/j.jcis.2010.01.034, PubMed: 20172529)
6.	Akihiro Shirai, 森下裕生, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : The Development of Gemini-Quaternary Ammonium Compound-Supported Inorganic-Organic Hybrids as Antimicrobial Materials, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.38, No.3, 133-142, 2010. (Summary) Gemini型第四アンモニウム塩(gemini-QAC)である1,4-ビス[3,3-(1-デシルピリジニウム)メチルオキシ]ブタンジブロマイド(Hygenia)を含む3種類のQACを層状アルミノシリケートであるモンモリロナイト(MMT)の層間に担持した無機-有機ハイブリッドを合成した．合成したハイブリッドは，元素分析，粉体X線結晶回折，TG-DTAにより物性評価され，そしてQAC遊離パターンと抗菌活性を調べ，徐放的殺菌性能を明らかにした．さらに，Hygenia-MMTを含む塗料の薄膜は，Aspergillus niger胞子に対し，菌糸の成長を阻害した． (Keyword) Inorganic-organic hybrid / Gemini-quaternary ammonium compound / Extended-release / Antimicrobial activity / Antimicrobial constitution / 徐放性 / Antimicrobial activity / 抗菌活性 / Antimicrobial constitution / 抗菌組成物 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1520290885041045504 (CiNii: 1520290885041045504)
7.	Hideaki Maseda, Yumiko Hashida, Rumi Konaka, Akihiro Shirai and Hiroki Kourai : Mutational upregulation of a resistance-nodulation-cell division-type multidrug efflux pump, SdeAB, upon exposure to a biocide, cetylpyridinium chloride, and antibiotic resistance in Serratia marcescens, Antimicrobial Agents and Chemotherapy, Vol.53, No.12, 5230-5235, 2009. (Summary) Serratia marcescens is an important opportunistic pathogen in hospitals, where quaternary ammonium compounds are often used for disinfection. The aim of this study is to elucidate the effect of a biocide on the emergence of biocide- and antibiotic-resistant mutants and to characterize the molecular mechanism of biocide resistance in Serratia marcescens. A quaternary ammonium compound-resistant strain, CRes01, was selected by exposing a wild-type strain of S. marcescens to cetylpyridinium chloride. The CRes01 cells exhibited 2- to 16-fold more resistance than the wild-type cells to biocides and antibiotics, including cetylpyridinium chloride, benzalkonium chloride, chlorhexidine gluconate, fluoroquinolones, tetracycline, and chloramphenicol, and showed increased susceptibilities to beta-lactam antibiotics and N-dodecylpyridinium iodide. Mutant cells accumulated lower levels of norfloxacin than the parent cells in an energized state but not in a de-energized state, suggesting that the strain produced a multidrug efflux pump(s). To verify this assumption, we knocked out a putative efflux pump gene, sdeAB, in CRes01 and found that the knockout restored susceptibility to most quaternary ammonium compounds and antibiotics, to which the CRes01 strain showed resistance. On the basis of these and other results, we concluded that S. marcescens gains resistance to both biocides and antibiotics by expressing the SdeAB efflux pump upon exposure to cetylpyridinium chloride. (Keyword) Anti-Bacterial Agents / Bacterial Proteins / Cetylpyridinium / Disinfectants / Drug Resistance, Multiple, Bacterial / Membrane Proteins / Mutation / Norfloxacin / Quaternary Ammonium Compounds / Serratia marcescens (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.1128/AAC.00631-09 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 19752278 ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-71249085152 (DOI: 10.1128/AAC.00631-09, PubMed: 19752278, Elsevier: Scopus)
8.	Akihiro Shirai, Tomoko Sumitomo, Mayuko Kurimoto, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : The mode of the antifungal activity of gemini-pyridinium salt against yeast, Biocontrol Science, Vol.14, No.1, 13-20, 2009. (Summary) The gemini quaternary salt (gemini-QUAT) containing two pyridinium residues per molecule, 3,3'-(2,7-dioxaoctane) bis (1-decylpyridinium bromide) (3DOBP-4,10), exerted fungicidal activity against Saccharomyces cerevisiae accompanied by respiration inhibition and the cytoplasmic material leakage of ATP, magnesium, and potassium ions. We previously found that gemini-QUAT exerted bacterioclastic action against Escherichia coli by causing the rapid and abundant leakage of turbid materials from the cells. In addition, the first stage of the bacterioclastic action was the leakage of magnesium ions, outer membrane protein E, ATP, and lipopolysaccharides. Here, we investigated how the gemini-QUAT 3DOBP-4,10 exerts fungicidal action against S. cerevislae. The results showed that that > or = 0.4 microM 3DOBP-4,10 stopped respiration and that > or = 3.0, 1.0 and 1.0 microM caused the leakage of cytoplasmic components ATP, magnesium and potassium ions, respectively. Scanning and transmission electron micrographs showed a preserved cell wall structure, whereas intracellular organelles were destroyed in cells incubated with 3DOBP-4,10. We postulated that 3DOBP-4,10 exerts its fungicidal action against S. cerevisiae not through cell wall destruction and protein leakage, but rather by penetrating the cell wall and disrupting the membranes of organelles. (Keyword) Antifungal Agents / Microbial Sensitivity Tests / Microscopy, Electron, Scanning / Microscopy, Electron, Transmission / Oxygen / Pyridinium Compounds / Quaternary Ammonium Compounds / Saccharomyces cerevisiae (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.4265/bio.14.13 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 19344094 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 19344094 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.4265/bio.14.13 (DOI: 10.4265/bio.14.13, PubMed: 19344094)
9.	Akihiro Shirai, Tomoko Sumitomo, 岡村菜穂, 大久保彰洋, 湯浅明彦, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : 銀担持アクリル繊維を含む抗菌紙の魚病原因細菌に対する殺菌特性, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.36, No.9, 579-585, 2008. (Summary) 銀担持アクリル繊維，ポリエステル，ポロプロピレンの3種混抄紙(izi)の魚病原因細菌に対する殺菌特性を明らかにした．iziは，アユ養殖場から分離された魚病原因細菌に対して強い殺菌力を有していた．また，iziの殺菌力は，一般細菌と魚病原因細菌を含むアユ養殖場のプール水の殺菌に有効であることを示した． (Keyword) Silver-supported acrylic fiber / 銀担持アクリル繊維 / Bactericidal activity / 殺菌活性 / Fish diseases / 魚病 / Hydroxyl radical disinfection / ヒドロキシラジカル殺菌 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1520009410063770496 (CiNii: 1520009410063770496)
10.	板東一宏, 河野充憲, 黒田康文, 草刈眞一, 山崎基嘉, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : トマトロックウール栽培における銀担持光触媒を利用した殺菌装置の殺菌効果と収量，品質，培養液無機成分濃度に及ぼす影響, Horticultural Research, Vol.7, No.2, 309-315, 2008. (Summary) In tomato hydroponics, the construction of an efficient recycling system for liquid waste has been expected. In this study, we developed a nutrient sterilization device using silver-supported photocatalyst, and evaluated its ability to sterilize specific fungi, suppress infections and influence on plant growth, fruit quality and yield of tomato. The sterilization device is especially characterized by the silver-coated non-woven cloth filter and visible light source. Using this device, Ralstonia solanacearum and Pythium aphanidermatum in nutrient solution were almost completely eliminated 8 and 4 minutes after innoculation, respectively, and Fusarium oxysporum was also decreased to 3% of the primary number of pathogens after 16 minutes. Investigation of the effective flow speed of nutrient solution from 10 L·min^<-1> to 20 L·min^<-1> for sterilizing Fusarium oxysporum showed that the sterilization ability of the device improved as the flow quickened. A closed hydroponic system equipped with this sterilization device could remarkably suppress the infection of root rot to plants. Consequently, significant difference was not detected for plant growth, fruit quality, yield of tomato and concentration of inorganic elements in the nutrient solution between the system and the control. Furthermore, neither conspicuous elution of silver ion into nutrient solution nor accumulation of that into tomato fruits in the system was recognized compared with the control. Our results demonstrated that the sterilization device utilizing the silver-supported photocatalyst is highly useful for practical tomato hydroponics. (Keyword) disease control / disease control / hydroponics / hydroponics / hydroxyl radical / hydroxyl radical / 病害防除 / ビョウガイボウジョ / ヒドロキシラジカル / ヒドロキシラジカル / 養液栽培 / ヨウエキサイバイ (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.2503/hrj.7.309 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1390282680186746752 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.2503/hrj.7.309 (DOI: 10.2503/hrj.7.309, CiNii: 1390282680186746752)
11.	Akihiro Shirai, Takuya Maeda, Motoaki Ohkita, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Antibacterial activity and characteristics of modified ferrite powder coated with a gemini pyridinium salt molecule, Biocontrol Science, Vol.12, No.3, 83-91, 2007. (Summary) This report describes the synthesis of an antibacterial material consisting of a gemini quaternary ammonium salt (gemini-QUAT) immobilized on ferrite powder, and its antibacterial activity. A gemini-QUAT containing two pyridinium residues per molecule, 4,4'-[1,3-(2,2-dihydroxylmethyl-1,3-dithiapropane)]bis (1-octylpyridinium bromide), was immobilized on ferrite powder by a reaction between the hydroxyl group of the QUAT and trimethoxysilane. Immobilization of the gemini-QUAT on ferrite (F-gemini-QUAT) was confirmed when the dye, bromophenol blue, was released from F-gemini-QUAT-dye after contact between ferrite and the dye. Elemental analysis of the QUAT-ferrite determined the molar amount of QUAT on the ferrite. The antibacterial effect of the ferrite was investigated using a batch treatment system, and this effect was compared with that of another QUAT-ferrite (F-mono-QUAT) binding a mono-QUAT, which possesses one pyridinium residue, prepared by the same immobilization method as F-gemini-QUAT. Results indicated the F-gemini QUAT possessed a higher bactericidal potency and broader antibacterial spectrum compared to F-mono-QUAT. In addition, this study suggested that gemini-QUATs possessed high bactericidal potency without being influenced by immobilization to materials, and the antibacterial activity and characteristics of F-gemini-QUAT could be attributed to the unique structure of the immobilized gemini-QUAT. (Keyword) Anti-Bacterial Agents / Ferric Compounds / Magnetic Resonance Spectroscopy / Microbial Sensitivity Tests / Microscopy, Electron, Scanning / Pyridines / Quaternary Ammonium Compounds (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.4265/bio.12.83 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 17927048 ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1390282679441345152 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 17927048 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.4265/bio.12.83 (DOI: 10.4265/bio.12.83, PubMed: 17927048, CiNii: 1390282679441345152)
12.	Kanji Fujimoto, Daiki Morisaki, Munehiro Yoshida, Tetsuto Namba, Kim Hye-Sook, Yusuke Wataya, Hiroki Kourai, Hiroki Kakuta and Kenji Sasaki : Antimalarial effect of bis-pyridinium salts,N.N'-hexamethylenebis(4-carbamoyl-1-alkylpyridinium bromide), Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters, Vol.16, No.10, 2758-2760, 2006. (Summary) The in vitro antimalarial activity of bis-pyridinium salts, N,N'-hexamethylenebis(4-carbamoyl-1-decylpyridinium bromide) and their derivatives, against the Plasmodium falciparum FCR-3 strain (ATCC 30932, chloroquine-sensitive) was evaluated. All test compounds exhibited antimalarial activity over a concentration range of 3.5microM to 10nM. The chain length of the N1-alkyl moiety was found to be very beneficial in terms of antimalarial activity, and in this series of compounds, the most appropriate N1-alkyl chain length was found to be eight. (Keyword) Animals / Antimalarials / Cell Line, Tumor / Mice / Plasmodium falciparum / Pyridinium Compounds (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.1016/j.bmcl.2006.02.030 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 16524728 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 16524728 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1016/j.bmcl.2006.02.030 (DOI: 10.1016/j.bmcl.2006.02.030, PubMed: 16524728)
13.	Tomoko Sumitomo, Akihiro Shirai, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Construction of a leftover bath water model for microbial testing, Biocontrol Science, Vol.11, No.3, 107-114, 2006. (Summary) In this study, in order to construct a model of leftover bath water, we analyzed one hundred samples of used bath water samples which were provided by twenty-eight volunteer families. It appeared that the number of detected bacteria from such bath water was correlated closely with the number of bathers. Moreover, the pH, acidity, chemical oxygen demand (COD), ion, protein content of the leftover bath water were measured. The number of bathers had no connection with the pH, acidity, COD, and ion content of the leftover bath water. However, the protein content of the bath water correlated with the number of detected bacteria. Based on these results, the model of leftover bath water was constructed. Achromobacter xylosoxidans, Staphylococcus aureus, Staphylococcus epidermidis, Escherichia coli, Klebsiella pneumoniae, Pseudomonas aeruginosa were incubated with the model bath water as indices of bath water contamination. The number of incubated viable cells in the model bath water increased with increasing concentrations of casamino acid. Consequently, it was suggested that varying the concentration of casamino acid based on family size or contamination would be necessary in the efficient use of the constructed model of leftover bath water for microbial testing. (Keyword) Baths / Colony Count, Microbial / Conservation of Natural Resources / Escherichia coli / Humans / Hydrogen-Ion Concentration / Klebsiella pneumoniae / Laundering / Microbiological Techniques / Models, Biological / Pseudomonas aeruginosa / Staphylococcus aureus / Staphylococcus epidermidis / Water / Water Microbiology (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.4265/bio.11.107 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 17017128 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 17017128 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.4265/bio.11.107 (DOI: 10.4265/bio.11.107, PubMed: 17017128)
14.	Tomoko Sumitomo, Hideaki Nagamune, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : Correlation between the Bacterioclastic Action of a Bis-quaternary Ammonium Compound and Outer Membrane Proteins, Biocontrol Science, Vol.11, No.3, 115-124, 2006. (Summary) Bis-quaternary ammonium compounds (bis-QACs) have the ability to cause a rapid and abundant leakage of the turbid materials from cells, and such a bacterioclastic ability leads to a potent bactericidal activity. In order to clarify the detailed mechanism of the bactericidal action of bis-QACs, the correlation between the bacterioclastic action of 4,4'-(1,6-hexamethylenedithio)bis(1-octylpyridinium bromide) (4DTBP-6,8) and the leakage of outer membrane pore protein E (OmpE) was investigated. Using the antiserum against a fusion protein consisting of GST and the OmpE protein of Escherichia coli encoded by the ompE gene, it was seen that the leakage of OmpE from E. coli cells was caused by treatment with low concentrations (much lower than the critical vesiculation concentration) of 4DTBP-6,8. Furthermore, it was confirmed that 4DTBP-6,8 caused an increase in the turbidity of the cell suspension of Klebsiella pneumoniae, Salmonella typhimurium and Serratia marcescences, and led to the leakage of several proteins which have a high percentage of homology with OmpE of E. coll. By immunoelectron microscopy investigation, it was revealed that the vesiculation from E. coli treated with 4DTBP-6,8 contains OmpE. In addition, the bacteriolytic action of 4DTBP-6,8 was investigated. The results suggested that the lysis of cells by bis-QACs was not an enzymatic action such as that by autolysin but a physical bacterioclastic action. Judging from these results, it is suggested that the leakage of OmpE is one of the major bacterioclastic actions of bis-QACs, and deals the bacterial cells a fatal blow. (Keyword) Anti-Bacterial Agents / Bacterial Outer Membrane Proteins / Base Sequence / DNA, Bacterial / Disinfectants / Escherichia coli / Escherichia coli Proteins / Microscopy, Immunoelectron / Quaternary Ammonium Compounds / Recombinant Fusion Proteins (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.4265/bio.11.115 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 17017129 ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1390282679441112960 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 17017129 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.4265/bio.11.115 (DOI: 10.4265/bio.11.115, PubMed: 17017129, CiNii: 1390282679441112960)
15.	Akihiro Shirai, Tomoko Sumitomo, Munehiro Yoshida, Tomoyo Kaimura, Hideaki Nagamune, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : Synthesis and biological properties of gemini quaternary ammonium compounds,5,5'-[2,2'-(α,ω-polymethylnedicarbonyldioxy)diethyl]bis(3-alkyl-4-methylthiazolium iodide) and 5,5'- [2,2'-(ρ-phenylenedicarbonyldioxy)diethyl] bis(3-alkyl-4-methylthiazolium bromide), Chemical & Pharmaceutical Bulletin, Vol.54, No.5, 639-645, 2006. (Summary) We synthesized gemini quaternary ammonium compounds (gemini QACs) having two thiazolium moieties in a molecule, 5,5'-[2,2'-(alpha,omega-polymethylnedicarbonyldioxy)diethyl]bis(3-alkyl-4-methylthiazolium iodide) (5DEBT-m,n), on which the carbon number of the methylene chain linking the two thiazoles (m) is 2, 6 or 8 and that of the alkyl group (n) is 8, 10, 12, 14 or 16. 5,5'-[2,2'-(p-Phenylenedicarbonyldioxy)diethyl]bis(3-alkyl-4-methylthiazolium bromide) (5DEBT-P,n) was then synthesized, which is composed of a p-phenylene as the methylene spacer. For five gemini QAC series, in addition to the previously described 5DEBT-4,n to the four new compound series, their antimicrobial activities were determined. 5DEBT-m,10 and -P,10 exhibited a wide and strong bacteriostatic activity against gram-negative and -positive bacteria, fungi and then yeast in comparison with N-tetradecyl-5-(2-hydroxyethyl)-4-methylthiazolium iodide as a mono-QAC. The bactericidal activity of the 5DEBT series against Escherichia coli IFO 12713 and Staphylococcus aureus IFO 12732 was investigated on the basis of the effects of their alkyl chain length and their molecular hydrophobicity. It was found that the effect of theses factors on their activity significantly changes by the difference between the gram-negative and -positive bacteria. Although against the gram-negative bacterium, the change in the activity due to extension of the alkyl group for each compound affected the kind of methylene spacer, against the gram-positive bacterium, it was almost equal in spite of the methylene spacer. This result could be responsible for the bactericidal mechanism of the gemini QACs being influenced by the diversity of the steric structure participating in the methylene chain length and by the bacterium cell surface hydrophobicity. (Keyword) Alkylation / Anti-Bacterial Agents / Anti-Infective Agents / Antifungal Agents / Chemistry, Physical / Chromatography, Thin Layer / Escherichia coli / Fungi / Magnetic Resonance Spectroscopy / Microbial Sensitivity Tests / Physicochemical Phenomena / Quaternary Ammonium Compounds / Staphylococcus aureus / Structure-Activity Relationship / Thiazoles / Yeasts (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.1248/cpb.54.639 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 16651758 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 16651758 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1248/cpb.54.639 (DOI: 10.1248/cpb.54.639, PubMed: 16651758)
16.	Hiroki Kourai, Tadao Yabuhara, Akihiro Shirai, Takuya Maeda and Hideaki Nagamune : Syntheses and antimicrobial activities of series of new bis-quaternary ammonium compounds, European Journal of Medicinal Chemistry, Vol.41, No.4, 437-444, 2006. (Summary) A series of new bis-quaternary ammonium compounds (bis-QACs), 4,4'-(2,9-dioxadecane) bis(1-alkylpyridinium bromide)s, 3,3'-(2,9-dioxadecane)bis(1-alkylpyridinium bromide)s and 3,3'-(2,7-dioxaoctane)bis(1-decylpyridinium bromide) was synthesized. The compounds were evaluated by their activities against bacteria, molds and yeasts; the activities were expressed as the minimum inhibitory concentrations (MIC) and/or the minimum bactericidal concentrations (MBC). Compound 4,4'-(2,9-dioxadecane) bis(1-decylpyridinium bromide) had MIC values which exceeded those of benzalkoniumchloride and thiabendazole. It was in vitro active against a broad spectrum of Gram-negative and Gram-positive bacteria, against yeasts and some molds, it had high solubility and thermal decomposition temperature. The relationships between structure and biological activity of the tested bis-QACs are discussed. (Keyword) Anti-Bacterial Agents / Antifungal Agents / Bacteria / Chemistry, Physical / Fungi / Hemolysis / Humans / Hydrogen-Ion Concentration / Indicators and Reagents / Magnetic Resonance Spectroscopy / Microbial Sensitivity Tests / Physicochemical Phenomena / Quaternary Ammonium Compounds / Structure-Activity Relationship / Temperature (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.1016/j.ejmech.2005.10.021 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 16517025 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 16517025 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1016/j.ejmech.2005.10.021 (DOI: 10.1016/j.ejmech.2005.10.021, PubMed: 16517025)
17.	Tomoko Sumitomo, 幸坂葵, 中秀雄, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : 繊維製品の抗真菌性試験, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.34, No.3, 141-147, 2006.
18.	Kiyo Okazaki, Munehiro Yoshida, Mari Mayama, Akihiro Shirai, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Antifungal characteristics of N,N'-hexamethylenebis (4-carbamoyl-1-decylpyridinium bromide), Biocontrol Science, Vol.11, No.1, 37-42, 2006. (Summary) A bis-quaternary ammonium compound (bis-QAC), N,N'-hexamethylenebis(4-carbamoyl-1decylpyridinium bromide) (D-38), exhibited a wide antifungal spectrum and a strong activity against sixteen strains of fungi including nine strains isolated from various kinds of food. The antifungal activity was higher than that of N-dodecylpyridinium Iodide, a typical mono-QAC, and that of the commonly used fungicide, 2-(4-thiazolyl) benzimidazole. The activity of D-38, however, was comparatively low when it was measured by the agar dilution method. It is considered that the hydrophobic D-38 molecules, having two long alkyl chains, interacted with the agar medium, and therefore showed lower activity results. On the other hand, the activity of D-38 against Aspergillus niger IFO 6342 was not significantly influenced by temperature, pH and the initial spore concentration. These results indicate that bis-QACs can exhibit a high antifungal activity whether or not the environmental conditions change. (Keyword) Quaternary ammonium compound / Antifungal activity / N,N'-Hexamethylenebis (4-carbamoyl-1-decylpyridinium bromide) (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.4265/bio.11.37 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 16637437 ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1390001204465013632 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 16637437 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.4265/bio.11.37 (DOI: 10.4265/bio.11.37, PubMed: 16637437, CiNii: 1390001204465013632)
19.	Ryoko Buma, Takuya Maeda, Masaharu Kamei and Hiroki Kourai : Pathogenic Bacteria Carried by Companion Animals and Their Susceptibility to Antibacterial Agents, Biocontrol Science, Vol.11, No.1, 1-9, 2006. (Summary) Results of the investigation showed that there was a difference in the bacteria isolated from dogs, cats and their living environment. The number and species isolated from the hair and front paw samples from dogs kept outdoors and from cats were greater and more varied than those from the samples from dogs kept indoors. Staphylococcus, Micrococcus and Bacillus were frequently detected from skin surfaces. On the other hand, Escherichia, Pseudomonas, Proteus and others were detected on each sampling area on dogs kept outdoors and on cats. About 60% of the bacteria commonly causes infectious diseases and carries a risk of food poisoning. Moreover, Pasteurella multocida, which causes pasteurellasis, a kind of zoonosis, was isolated from dogs and cats. These pathogenic bacteria were transmitted from animals to humans by direct contact. This result suggests that direct contact with dogs and cats and contact with aerosols can possibly transmit infectious diseases. Most of the isolates (75.9%, 60/79) were resistant to antibacterial agents. We then investigated the effect of household detergents and pet care deodorant sprays containing antibacterial agents on isolates from dogs and cats. They were effective in preventing the transmission of pathogens from dogs and cats to humans. (Keyword) Companion animals / Dog / Cat / Pathogenic bacteria / Zoonoses / Antibiotic susceptibility (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.4265/bio.11.1 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 16637433 ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1390001204465011456 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 16637433 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.4265/bio.11.1 (DOI: 10.4265/bio.11.1, PubMed: 16637433, CiNii: 1390001204465011456)
20.	Takuya Maeda, Shingo Tanaka, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Characterization and Protein Analysis of Escherichia coli Resistant to a Quaternary Ammonium Compound, Biocontrol Science, Vol.10, No.4, 139-145, 2005. (Keyword) Quaternary ammonium compound / Escherichia coli / Biocide resistance / Cell surface hydrophobicity / Efflux pump / Stress response (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.4265/bio.10.139 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1390001204465438592 ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-28944454279 (DOI: 10.4265/bio.10.139, CiNii: 1390001204465438592, Elsevier: Scopus)
21.	Akiko Sukeno, Hideaki Nagamune, Robert A. Whiley, Syed I. Jafar, Joseph Aduse-Opoku, Kazuto Ohkura, Takuya Maeda, Katsuhiko Hirota, Yoichiro Miyake and Hiroki Kourai : Intermedilysin Is Essential for the Invasion of Hepatoma HepG2 Cells by Streptococcus intermedius, Microbiology and Immunology, Vol.49, No.7, 681-694, 2005. (Summary) Streptococcus intermedius causes endogenous infections leading to abscesses. This species produces intermedilysin (ILY), a human-specific cytolysin. Because of the significant correlation between higher ILY production levels by S. intermedius and deep-seated abscesses, we constructed ily knockout mutant UNS38 B3 and complementation strain UNS38 B3R1 in order to investigate the role of ILY in deep-seated infections. Strain UNS38 reduced the viability of human liver cell line HepG2 at infection but not of rat liver cell line BRL3A. Isogenic mutant strain UNS38 B3 was not cytotoxic in either cell line. Quantification of S. intermedius revealed that in infected HepG2 cells UNS38 but not UNS38 B3 increased intracellularly concomitantly with increasing cell damage. This difference between UNS38 and UNS38 B3 was not observed with UNS38 B3R1. Invasion and proliferation in BRL3A cells was not observed. Masking UNS38 or UNS38 B3R1 with ILY antibody drastically decreased adherence and invasion of HepG2. Moreover, coating strain UNS38 B3 with ILY partially restored adherence to HepG2 but without subsequent bacterial growth. At 1 day post-infection, many intact UNS38 were detected in the damaged phagosomes of HepG2 with bacterial proliferation observed in the cytoplasm of dead HepG2 after an additional 2 day incubation. These results indicate that surface-bound ILY on S. intermedius is an important factor for invasion of human cells by this bacterium and that secretion of ILY within host cells is essential for subsequent host cell death. These data strongly implicate ILY as an important factor in the pathogenesis of abscesses in vivo by this streptococcus. (Keyword) Animals / Bacterial Proteins / Bacterial Toxins / Bacteriocins / Carcinoma, Hepatocellular / Cytotoxins / Humans / Streptococcal Infections / Streptococcus intermedius / Tumor Cells, Cultured (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 16034212 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 16034212 (PubMed: 16034212)
22.	Kazuto Ohkura, Akiko Sukeno, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Bridge-linked bis-quaternary ammonium anti-microbial agents: relationship between cytotoxicity and anti-bacterial activity of 5,5'-[2,2'-(tetramethylenedicarbonyldioxy)diethyl]bis(3-alkyl-4-methylthiazonium iodide)s, Bioorganic & Medicinal Chemistry, Vol.13, No.7, 2579-2587, 2005. (Summary) 論文題目:架橋構造を有するビス型第四運アンモニウム塩抗菌剤，5,5'-[2,2'-(tetramethylenedicarbonyldioxy)diethyl]bis(3-alkyl-4-methylthiazonium iodide)sの抗細菌活性と細胞毒性の相関，5種のビス型化合物について，構造と抗菌，毒性の相関を検討．anti-ester型5DEBT-4,8のコンフォメーション解析から1144個のコンフォーマを得，9サンプルの立体疎水性度を決定したところ他の化合物では極小点が1つであるのに対して，2つの極小点が存在した．これから5DEBT-4,8には疎水性度の異なる2群のコンフォーマが存在し高効率で低毒性なバランスとれた性質の要因と考えられた． (Keyword) Anti-Bacterial Agents / Cell Line / Cell Survival / Erythrocytes / Escherichia coli / Fibroblasts / Humans / Microbial Sensitivity Tests / Models, Molecular / Molecular Structure / Quaternary Ammonium Compounds / Structure-Activity Relationship (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.1016/j.bmc.2005.01.030 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 15755659 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 15755659 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1016/j.bmc.2005.01.030 (DOI: 10.1016/j.bmc.2005.01.030, PubMed: 15755659)
23.	Akihiro Shirai, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune, Hitoshi Matsuki, Shoji Kaneshina and Hiroki Kourai : Biological and physicochemical properties of gemini quaternary ammonium compounds in which the positions of a cross-linking sulfur in the spacer differ, European Journal of Medicinal Chemistry, Vol.40, No.1, 113-123, 2005. (Summary) Gemini型第四アンモニウム化合物(gemini QAC)の架橋構造のスルフィド結合の位置に着目した．メチレンスルフィド，エチレンジスルフィド，スルフィドがピリジン環に連結したgemini QACの3種のを合成し，抗菌活性，ヒト赤血球溶血毒性，界面活性能に関するスルフィド結合位置の影響について検討した．ピリジン環に連結したスルフィド結合を有する化合物は，抗菌力，溶血毒性，界面活性能いずれにおいても，他の2種薬剤よりも高いことが分かった．その強い抗菌力と溶血毒性は，スルフィド結合の共鳴効果によるアンモニウムカチオン電子密度の上昇，スルフィドがテトラメチレンスペーサ鎖両末端に存在することによるスペーサ鎖の高い伸縮性に起因した小さい分子占有面積，そして高い薬剤分子疎水性に寄与すると考え，スペーサ鎖の立体構造に影響し，スルフィドの位置がアンモニウムカチオン電子密度に影響を及ぼすと結論した． (Keyword) Anti-Bacterial Agents / Bacteria / Hemolysis / Humans / Hydrophobic and Hydrophilic Interactions / Microbial Sensitivity Tests / Quaternary Ammonium Compounds / Structure-Activity Relationship / Sulfides / Surface Tension (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.1016/j.ejmech.2004.09.015 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 15642416 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 15642416 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1016/j.ejmech.2004.09.015 (DOI: 10.1016/j.ejmech.2004.09.015, PubMed: 15642416)
24.	Tadao Yabuhara, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Synthesis and Antimicrobial Characteristics of a Novel Biocide,4,4'-(1,6-Dioxyhexamethylene)bis-(1-alkylpyridinium halide), Biocontrol Science, Vol.9, No.4, 95-103, 2004. (Summary) We synthesized a new bis-quaternary ammonium compound (bis-QAC), 4, 4'-(1, 6-dioxyhexamethylene) bis (1-alkylpyridinium halide) s (4DOBP-6-n-X) (alkyl chain length, n=6, 8, 10, 12, 14, 16 and 18, X=Br or I) that has a symmetrical dimeric structure, and is composed of two alkylpyridinium halides connected with a dioxyhexamethylene. We examined the relationship of the hydrophobicity and antimicrobial activity using 4DOBP-6-n-X. The influences of pH, temperature, and hemolytic activity were then measured using 4, 4'-(1, 6-dioxyhexamethylene) bis (octylpyridinium bromide) (4DOBP-6-8-Br) which showed a superior antimicrobial activity among the 4DOBP-6-n-X series. The following three chemical compounds were used as a comparison: 4, 4'-(1, 6-dithiohexamethylene) bis (octylpyridinium bromide) (4DTBP-6-8-Br) which is considered as an excellent antimicrobial agent based on a previous report, alkylbenzyldimethyl ammonium chloride (BAC) and 2-(4'-thiazolyl) benzimida-zole (TBZ). In the results of the experiment, 4DOBP-6-8-Br exhibited a wide antimicrobial spectrum, and had a strong activity against bacteria and fungi comparable to 4DTBP-6-8-Br. The hemolytic activities of 4DOBP-6-8-Br and 4DTBP-6-8-Br were almost same, and lower than that of BAC. 4DTBP-6-8-Br had some defects in that it colored metals or generated a bad smell and a hazardous gas; however, in 4DOBP-6-n-X, these disadvantages were not present. 4DOBP-6-n-X seems to be an environmentally friendly antibacterial agent. (Keyword) Quaternary ammonium compound / Novel biocide / Antimicrobial activity / 4, 4'-(1, 6-dioxyhexamethylene)bis(1-alkylpyridinium halide) (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.4265/bio.9.95 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1390001204464915072 ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-13244286699 (DOI: 10.4265/bio.9.95, CiNii: 1390001204464915072, Elsevier: Scopus)
25.	Zhou Fei, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Synthesis and antimicrobial characteristics of novel biocides, 1,1'-(decanedioyl)bis(4-methyl-4-alkylpiperadinium iodide)s with a gemini structure, Biocontrol Science, Vol.9, No.3, 61-67, 2004. (Summary) 論文題目:ジェミニ構造を有する新規殺菌剤，1,1-(デカンジオイル)ビス(4-メチル-4-アルキルピペラジニウムアイオダイド)の合成と抗菌特性．ポリメチレンの両端にカルバモイル結合により2分子のピペラジニウムを導入した特徴的構造を有する薬剤の合成方法を確立し，薬剤の殺菌特性について検討した．さらに，pH，温度およびヒト赤血球に対する溶血特性を明らかにした．一連の合成薬剤の大腸菌に対する殺菌活性について薬剤分子疎水性を用いて構造活性相関の手法により解析したところ，ジェミニ型ピリジニウムとは異なる特徴を持っていることを明確にした． (Keyword) Quaternary ammonium compound / Gemini structure / Antimicrobial activity / 1, 1'-(Decanedioyl)bis(4-methyl-4-alkylpiperazinium iodide)s (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.4265/bio.9.61 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1390282679442271616 ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-7044238405 (DOI: 10.4265/bio.9.61, CiNii: 1390282679442271616, Elsevier: Scopus)
26.	Hideaki Nagamune, Kazuto Ohkura, Kazunori Umezu, Hidekatsu Shouji and Hiroki Kourai : A cell membrane modification technique using domain 4 of intermedilysin for immunotherapy against cancer, Anticancer Research, Vol.24, No.5, 3367-3372, 2004. (Summary) ヒト特異的細胞溶解毒素インターメディリシン(ILY)は，そのドメイン4(4D)だけでは細胞膜に強く結合するものの細胞毒性を示さない．この性質を応用し，4DのN末端に導入したCys残基のチオール基や4D分子表面のアミノ基を足場にして胎児性癌抗原(CEA)特異的な抗体の(Fab')2断片を連結した架橋体を作成し，CEA陽性癌細胞に対して活性化リンパ球等の細胞をターゲティングできるモジュールを開発した．この細胞膜機能の改変技術は細胞ターゲティング以外にも様々な利用法が期待できる． (Keyword) Animals / Antibodies, Monoclonal / Bacterial Proteins / Bacteriocins / Carcinoembryonic Antigen / Carcinoma, Medullary / Cell Line, Tumor / Cell Membrane / Cytotoxins / Erythrocyte Membrane / Erythrocytes / Humans / Immunoconjugates / Immunoglobulin Fragments / Immunotherapy / Protein Structure, Tertiary / Rabbits / Recombinant Proteins / Thyroid Neoplasms (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 15515433 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 15515433 (PubMed: 15515433)
27.	Kazuto Ohkura, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Structural analysis of human specific cytolysin intermedilysin aiming application to cancer immunotherapy, Anticancer Research, Vol.24, No.5C, 3343-3354, 2004. (Summary) ヒト特異的細胞溶解毒素インターメディリシン(ILY)を癌免疫療法に応用するため，ILYが属する毒素群(CBC)の一種，パーフリンゴリシンOの結晶構造を基にILYの立体構造を分子モデリングした．その結果，ILYは他のCBCと同様のドメイン構成を持ち，ドメイン4はドメイン1-3から立体的に独立していることや，ILYの11アミン酸領域は物理化学的な性質が他のCBCの場合と異なり，コレステロールを受け入れにくい構造であることが示された． (Keyword) Amino Acid Sequence / Bacterial Proteins / Bacterial Toxins / Bacteriocins / Crystallography, X-Ray / Cytotoxins / Erythrocyte Membrane / Hemolysin Proteins / Humans / Immunotherapy / Models, Molecular / Molecular Sequence Data / Protein Conformation / Protein Structure, Tertiary / Sequence Alignment (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 15515430 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 15515430 (PubMed: 15515430)
28.	Hideaki Nagamune, Kazuto Ohkura, Akiko Sukeno, Graeme Cowan, Timothy J. Mitchell, Wataru Ito, Ooki Ohnishi, Kanako Hattori, Miki Yamato, Katsuhiko Hirota, Yoichiro Miyake, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : The human-specific action of intermedilysin, a homolog of streptolysin O, is dictated by domain 4 of the protein., Microbiology and Immunology, Vol.48, No.9, 677-692, 2004. (Summary) ヒト特異的細胞溶解毒素インターメディリシン(ILY)はストレプトリシンO(SLO)と同様にコレステロール(CHL)結合性細胞溶解毒素遺伝子ファミリーに属するが，CHLとの直接結合能を持たず，そのドメイン4でヒト細胞と結合することを明らかとした．またILYとSLO等の同属毒素間で多数のキメラ毒素を作成してその活性を調べた結果，SLO等ではCHLを結合する11アミノ酸領域は直接ヒト細胞の認識には関わらず，ここを除くドメイン4のC末端側56アミノ酸残基中にヒト細胞の受容体を認識する部位があることを示した． (Keyword) Amino Acid Sequence / Animals / Bacterial Proteins / Bacteriocins / Binding Sites / Cholesterol / Erythrocyte Membrane / Hemolysis / Humans / Liposomes / Microscopy, Electron, Transmission / Models, Molecular / Molecular Sequence Data / Point Mutation / Rabbits / Species Specificity / Streptococcus intermedius / Streptolysins (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 15383705 ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1521417754879669632 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 15383705 (PubMed: 15383705, CiNii: 1521417754879669632)
29.	Ryoko Buma, Takuya Maeda, Yuko Marutaka, Masaharu Kamei, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Vectorial capacity of larvae pupae and adult of housefly (Musca domestica) for Escherichia coli 0157:H7 and the possibility of transmission from source to human, Medical Entomology and Zoology, Vol.55, No.2, 95-106, 2004. (Summary) イエバエが腸管出血性大腸菌O157:H7(O157)のベクターとなる可能性を検討するため，O157をイエバエの幼虫に食餌とともに与え，その幼虫及び蛹中での検出を行った．しかし腸内細菌は変態の間に減少する傾向を示し，羽化した成虫の32.6%は腸内細菌を保有していたがO157は検出されず，幼虫や蛹はO157伝搬にあまり寄与しないと考えられた．一方，24時間の伝搬実験の結果から，成虫は食品由来のO157を伝搬して食品を汚染することが示された．また分子疫学的な解析からも，イエバエ由来の株と食中毒患者からの分離株は非常に近縁の株であることが判明した．このように，ヒトでのO157感染にはイエバエが重要なベクターとなることを実証した． (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.7601/mez.55.95 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.7601/mez.55.95 (DOI: 10.7601/mez.55.95)
30.	Tomoko Sumitomo, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Bacterioclastic Action of a Bis-Quaternary Ammonium Compound against Escherichia coli, Biocontrol Science, Vol.9, No.1,2, 1-9, 2004. (Summary) ビス型第四アンモニウム塩系化合物(bis-QAC)の大腸菌に対する細胞破壊作用について検討した．bis-QAC処理菌体からの濁り物質の増加とともにbis-QACの殺菌活性も上昇したことから，この濁り物質の生成はbis-QACの殺菌機構を解明する上で重要である．bis-QAC処理菌体から漏洩した物質の解析及び処理菌体の表面と内部の形態を電子顕微鏡で観察した結果，薬剤と細菌表層に存在するマグネシウムイオンとの置換反応により細胞膜内に侵入したbis-QACは，細胞表面にブレッブ形成を引き起こす．電子伝達系の呼吸系酵素を阻害し，リポポリサッカライドやポーリンタンパクのような細胞膜構成成分を漏洩させることが示唆された．細胞内部まで侵入したbis-QACがペプチドグリカンを破壊し，細胞表面に形成した大きなホールから細胞内物質を漏洩させることが細菌に対する致命的攻撃であることが示唆された． (Keyword) Quaternary ammonium compound / Bacterioclastic action / Critical vesiculation concentration (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.4265/bio.9.1 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1390282679441025280 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.4265/bio.9.1 (DOI: 10.4265/bio.9.1, CiNii: 1390282679441025280)
31.	Fei Zhou, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Synthesis and Antimicrobial Characteristics of Novel Antimicrobial Agent,1,4-Dialky-1,4-dihydroxyethylpiperadinium Diiodides Immobilized on Inorganic Materials, Biocontrol Science, Vol.8, No.4, 167-175, 2003. (Summary) 論文題目:新規殺菌剤1,4-ジヒドロキシエチルピペラジニウムジアイオダイドを無機材料表面に固定化した材料の合成と抗菌特性本論文は固定化殺菌剤に関するものであり，分子内にアンモニウム残基とヒドロキシエチル基をそれぞれ2個導入した薬剤の新規合成研究およびシランカップリング反応によるフェライト表面およびガラスビーズ表面に固定化する研究およびこれらを用いて各種微生物に対する殺菌作用と殺菌特性を解析したものである．固定化殺菌材の殺菌活性はpHには影響を受けなかったが温度には大きな影響を受けることを明らかにした．しかし固定化殺菌材は非常に広い殺菌スペクトルを有し，5∼6回繰り返し使用には殺菌活性が低下しない優れた特徴を示した． (Keyword) Quaternary ammonium compound / Immobilized antibacterial agent / Antimicrobial activity (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.4265/bio.8.167 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1390282679441319168 ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-0348048693 (DOI: 10.4265/bio.8.167, CiNii: 1390282679441319168, Elsevier: Scopus)
32.	Akihiro Shirai, Takuya Maeda, Ichiro Hara, Azumi Yoshinari, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Antimicrobial characteristics of bis-quaternary ammonium compounds possessing a p-phenylene group in their spacer chains, Biocontrol Science, Vol.8, No.4, 151--157, 2003. (Summary) p-フェニレンスペーサにより連結された2つのピリジニウム塩から成るフェニレン-ビス型四アンモニウム化合物 (Ph-bis-QACs)の抗菌特性および構造活性相関についてメチレンスペーサ鎖により連結されたメチレン-ビス型四アンモニウム化合物(M-bis-QACs)と比較検討した．Ph-bis-QACsは，高い殺菌活性と広い抗菌スペクトルを示した．Ph-bis-QACsの抗菌活性は，M-bis-QACsのメチレンスペーサ鎖をp-フェニレンスペーサ鎖に変換することによってM-bis-QACsの活性より高くなった．M-bis-QACsの活性は，アンモニウム窒素の電子密度に影響を受けるが，Ph-bis-QACsはそれに依存しないことが分かった．従って，bis-QACの抗菌活性は，アンモニウム窒素の電子密度よりもスペーサ鎖の回転軸を減少させること，分子構造の剛直性を上昇させることによって，より強化されると考えられ，bis-QACの立体構造が，bis-QACの抗菌活性の重要な因子であると示唆した． (Keyword) Bis-quaternary ammonium compound / Antimicrobial activity / Structure-activity relationship (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.4265/bio.8.151 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1390001204464609920 ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-0346787725 (DOI: 10.4265/bio.8.151, CiNii: 1390001204464609920, Elsevier: Scopus)
33.	Tomoko Sumitomo, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Kinetic Analysis of the Bactericidal Action of a Bis-quaternary Ammonium Compound against Escherichia coli, Biocontrol Science, Vol.8, No.4, 145-149, 2003. (Summary) ビス型第四アンモニウム塩系化合物(bis-QAC)の大腸菌に対する殺菌機構を解明するためbis-QAC，4,4'-(1,6-ヘキサメチレンジチオ)ビス(1-オクチルピリジニウムブロマイド)の殺菌作用の動力学的特性を解析し，mono-QAC，N-オクチルピリジニウムブロマイドと比較した．mono-QACのアレニウスプロットは薬剤処理温度及び細胞培養温度の影響を受けて二つの直線を示したのに対し，bis-QACのアレニウスプロットは直線性を示した．mono-QACの見かけの殺菌活性化エネルギーは10-30℃で99.8kJ/mol，30-40℃で40.6kJ/molであったが，bis-QACは15.6kJ/molと非常に低い値であった．この結果より，bis-QACの殺菌作用はmono-QACとは異なるメカニズムであり，mono-QACの殺菌作用の律速段階が細菌細胞膜への作用であるのに対して，bis-QACは細胞膜表面への吸着であることが示唆された． (Keyword) Quaternary ammonium compound / Bactericidal action / Rate constant / Arrhenius plots / Activation energy (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.4265/bio.8.145 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1390282679441320576 ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-0346787723 (DOI: 10.4265/bio.8.145, CiNii: 1390282679441320576, Elsevier: Scopus)
34.	Atsushi Tabata, Hideaki Nagamune, Takuya Maeda, Keiji Murakami, Yoichiro Miyake and Hiroki Kourai : Correlation between resistance of Pseudomonas aeruginosa to quaternary ammonium compounds and expression of outer membrane protein OprR, Antimicrobial Agents and Chemotherapy, Vol.47, No.7, 2093-2099, 2003. (Summary) 論文題目:緑膿菌の細胞膜タンパク質OprRの発現と第四アンモニウム塩に対する耐性化の相関第四アンモニウム塩系消毒剤に耐性化した緑膿菌において顕著に発現量が増加する約25.6kDaの蛋白質を2次元電気泳動で分離し，そのN末端アミノ酸配列の解析によって，それが外膜蛋白質のOprRであることを明らかとした．またその耐性化株でOprRのノックアウト株を作成したところ，第四アンモニウム塩系消毒剤に対する感受性が野生株と同程度まで上昇することから，OprRがこの消毒薬耐性に重要な役割を果たしていることを示した． (Keyword) Adaptation, Physiological / Amino Acid Sequence / Bacterial Outer Membrane Proteins / Drug Resistance, Bacterial / Gene Deletion / Genes, Bacterial / Molecular Sequence Data / Mutagenesis / Pseudomonas aeruginosa / Quaternary Ammonium Compounds (Tokushima University Institutional Repository) ● Metadata: 117786 (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.1128/AAC.47.7.2093-2099.2003 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 12821452 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 12821452 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1128/AAC.47.7.2093-2099.2003 (Tokushima University Institutional Repository: 117786, DOI: 10.1128/AAC.47.7.2093-2099.2003, PubMed: 12821452)
35.	Kazuto Ohkura, Akiko Sukeno, Keiko Yamamoto, Hideaki Nagamune, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : Analysis of Structural Features of Bis-Quaternary Ammonium Antimicrobial Agents 4,4'-(α,ω-Polymethylenedithio)bis(1-alkylpyridinium Iodide)s Using Computational Simulation, Bioorganic & Medicinal Chemistry, Vol.11, No.23, 5035-5043, 2003. (Summary) 2個のピリジン環を持ち，その2環を結ぶブリッジ構造が異なる4タイプのビス型第四アンモニウム塩系消毒剤について，その分子構造とNB1RGB細胞に対する細胞毒性の構造活性相関を配座探索と分子軌道計算により検討した結果，他の3タイプの消毒剤はエネルギー極小状態がただ一つであるのに対し，ピリジンの四級窒素にオクチル基を持つチオエーテルブリッジタイプ(チオエーテル間のメチレン鎖数が4(4DTBP-4,8)と6(4DTBP-6,8))の場合だけエネルギー極小状態が2つ存在した．この結果から，4DTBP-4,8と4DTBP-6,8が高い効力と安全性を示すのは，分子の柔軟性と疎水性度が上手くバランスしているためであることを示した． (Keyword) Anti-Infective Agents / Computer Simulation / Microbial Sensitivity Tests / Molecular Structure / Niacinamide / Pyridinium Compounds / Quaternary Ammonium Compounds (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.1016/j.bmc.2003.08.027 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 14604666 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 14604666 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1016/j.bmc.2003.08.027 (DOI: 10.1016/j.bmc.2003.08.027, PubMed: 14604666)
36.	Akihiro Shirai, 佐久間貴子, 青木美保, Hirokazu Miyoshi, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : 銀担持アクリル繊維を含む抗菌紙の殺菌作用機構, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.31, No.4, 173-181, 2003. (Summary) 銀担持アクリル繊維とポリエステル繊維から作製したiziの抗菌特性と殺菌作用機構を検討した．iziは，病原性細菌，Legionella pneumophila Sg1 IID 5232などを含む13菌株に対して広く高い抗菌スペクトルを示した．iziの殺菌力は，食塩，ペプトン共存下で低下することを認めた．iziの殺菌化学種は，電子スピン共鳴スペクトルと，スーパーオキシドジスムターゼもしくはヨウ化カリウムのようなラジカルスカベンジャーにより活性阻害が起こることから，ヒドロキシラジカルであることを証明し，細菌細胞中で変換されたリビングラジカルが，継続的な殺菌効果を示すことを示唆した．また，細菌細胞が，iziから銀イオンを引き抜くことを示唆した． (Keyword) Silver-supported acrylic fiber / Bactericidal activity / Bactericidal chemical species / Hydroxyl radical / Quantification of silver (Link to Search Site for Scientific Articles) ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1520853834993299712 (CiNii: 1520853834993299712)
37.	Daxin Zhang, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Bactericidal Action of a Bis-quaternary Ammonium Compound against Vegetative Cells and Spores of Bacillus subtilis, Biocontrol Science, Vol.8, No.3, 101-110, 2003. (Summary) 論文題目:Bacillus subtilisの栄養細胞および芽胞に対するビス型第四アンモニウム塩の殺菌活性ビス型第四アンモニウム塩は4,4'-(1,6-ヘキサメチレンジチオ)ビス(1-オクチルピリジニウムアイオダイド)を用い，枯草菌の栄養細胞と芽胞に対する殺菌活性の測定，芽胞発芽阻害作用の検討，殺菌速度および殺菌活性化エネルギーの測定，pH依存性などについて詳細に検討した．その結果，本薬剤は芽胞に対して発芽阻害作用と発芽後の増殖も阻害することが明らかとなった．また，殺菌活性化エネルギーは非常に低く細胞への吸着段階が殺菌の律速段階であることがわかった． (Keyword) Bis-quaternary ammonium compouno / Bacillus subtilis / Bactericidal activity / Rate constant / Activation energy / Germination (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.4265/bio.8.101 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1390001204463823232 ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-0141891898 (DOI: 10.4265/bio.8.101, CiNii: 1390001204463823232, Elsevier: Scopus)
38.	Norihisa Yasui, Terumi Mori, Daisuke Morito, Osamu Matsushita, Hiroki Kourai, Kazuhiro Nagata and Takaki Koide : Dual-site recognition of different extracellular matrix components by anti-angiogenic/neurotrohic serpin, PEDF, Biochemistry, Vol.42, No.11, 3160-3167, 2003. (Summary) 論文題目:anti-angiogenic/neurotrohic serpin, PEDFによる異なった細胞外マトリックスス成分のディアルサイト認識， (Keyword) Animals / Base Sequence / Binding Sites / Circular Dichroism / DNA Primers / Extracellular Matrix Proteins / Eye Proteins / Mice / Models, Molecular / Mutagenesis, Site-Directed / Neovascularization, Physiologic / Nerve Growth Factors / Proteins / Recombinant Proteins / Serpins (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.1021/bi0206558 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 12641447 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 12641447 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1021/bi0206558 (DOI: 10.1021/bi0206558, PubMed: 12641447)
39.	Kimiko Kuroiwa, Haruyuki Nakayama, Tomomi Kuwahara, Kazuhiko Tamagawa, Kanako Hattori, Kazuya Murakami, Hiroki Kourai and Yoshinari Ohnishi : Augmenting effect of acetic acid for acidification on bactericidal activity of hypochlorite solution, Letters in Applied Microbiology, Vol.36, No.1, 46-49, 2003. (Summary) 論文題目:次亜塩素酸溶液の殺菌活性におよぼす酸性化のための酢酸の活性向上効果次亜塩素酸溶液の弱酸性化は殺菌活性の上昇が見られるが毒性の高い塩素ガスの発生しない安全な領域への水溶液の酸性化について検討した．酢酸，乳酸，クエン酸，蟻酸，リン酸，硫酸などによる酸性化は枯草菌の細菌芽胞に対する高い殺菌活性化の効果があったが，中でも，酢酸と次亜塩素酸の組み合わせで最も高い活性が達成できることを見いだした． (Keyword) Acetic Acid / Anti-Bacterial Agents / Bacillus subtilis / bacteria / Disinfectants / Drug Synergism / Hydrochloric Acid / Hydrogen-Ion Concentration / Hypochlorous Acid / Spores, Bacterial (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.1046/j.1472-765X.2003.01261.x (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 12485341 ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1571980076674076160 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 12485341 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.1046/j.1472-765X.2003.01261.x (DOI: 10.1046/j.1472-765X.2003.01261.x, PubMed: 12485341, CiNii: 1571980076674076160)
40.	Atsushi Tabata, Daxin Zhang, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Microbial Contamination in Home Laundry Operations in Japan, Biocontrol Science, Vol.8, No.1, 9-18, 2003. (Summary) 論文題目:日本における家庭洗濯の微生物汚染．家庭洗濯中の衛生レベルは生活様式の変化と共に変遷してきた．諸外国では洗濯中に微生物汚染や感染が報告されている．そこで日本における洗濯中の汚染について様々な着用後の繊維製品に付着している微生物種の同定，洗濯物間の微生物転移による感染の危険性の実態について明らかにした．さらに除菌洗剤と非除菌洗剤を用いて検討し，除菌洗剤の汚染や感染防止効果が高いことを明らかにした． (Keyword) Home laundry / Japan / Microbial contamination / Microbial transmission / Bath water (Tokushima University Institutional Repository) ● Metadata: 117799 (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.4265/bio.8.9 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1390001204464267648 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.4265/bio.8.9 (Tokushima University Institutional Repository: 117799, DOI: 10.4265/bio.8.9, CiNii: 1390001204464267648)
41.	Atsushi Tabata, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : The Properties of Bacterial Adaptation to Mono-and Bis-Quaternary Ammonium Compounds, Biocontrol Science, Vol.8, No.1, 37-42, 2003. (Summary) 論文題目:モノ型およびビス型第四アンモニウム塩に対する細菌の適応の性質．モノ型(デシルピリジニウム塩)およびビス型第四アンモニウム塩(架橋構造がチオール，エステル，カルバモイルおよびアミド)に対する細菌の適応について検討した．最小発育阻止濃度(MIC)測定法により検討した結果，モノ型ではMIC値が上昇し，抵抗性化が見受けられたが，ビス型第四アンモニウム塩では全く耐性化が見られなかった．抵抗性菌の表面疎水性を解析した結果，モノ型の抵抗性化は細胞表面の疎水性が低下したためであるとした． (Keyword) Quaternary ammonium compound / Bis-QAC / Bacterial adaptation / Resistance to disinfectant / Cell surface hydrophobicity (Tokushima University Institutional Repository) ● Metadata: 117798 (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.4265/bio.8.37 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1390282679441002368 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.4265/bio.8.37 (Tokushima University Institutional Repository: 117798, DOI: 10.4265/bio.8.37, CiNii: 1390282679441002368)
42.	Atsushi Tabata, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Characterization of Pseudomonas aeruginosa Resistant to a Quaternary Ammonium Compound, Biocontrol Science, Vol.7, No.3, 147-153, 2002. (Summary) 論文題目:第四アンモニウム塩化合物に対して薬剤耐性を示す緑膿菌の特徴 N-ドデシルピリジニウムアイオダイドに対する薬剤耐性化を最小濃度測定法である培地希釈法を用いて行うことに成功した．その結果，感受性菌よりも8倍高い耐性化細菌を得ることができた．電子顕微鏡で観察した結果，耐性化細胞は感受性細胞には見られないバイオフィルム様の凝集が観察された．さらに，耐性化した細胞の表面疎水性について測定した結果，感受性細胞よりも親水性化していることがわかった． (Keyword) Quaternary ammonium compound / Pseudomonas aeruginosa / Disinfectant resistance / Cell surface hydrophobicity / Biofilm (Tokushima University Institutional Repository) ● Metadata: 117800 (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.4265/bio.7.147 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1390001204463971328 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.4265/bio.7.147 (Tokushima University Institutional Repository: 117800, DOI: 10.4265/bio.7.147, CiNii: 1390001204463971328)
43.	Akihiro Shirai, Takuya Maeda, Ichiro Hara, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Synthesis and antimicrobial characteristics of 4,4',4''-(1,2,3-propylene trithio)tris(1-alkylpyridinium iodide)s, Biocontrol Science, Vol.7, No.2, 55-61, 2002. (Summary) トリス型四級アンモニウム化合物 (tris-QAC) 4,4',4''-(1,2,3-propylene-trithio)tris (1-alkylpyridinium iodide)s (4TP-n: アルキル基の炭素数 n = 4,6,8,10,12,14)を合成し，抗菌特性を検討した．4TP-nは，3つのN-alkyl-4-thiopyridinium iodideをプロパンの1,2,3位で結合したトリス型構造を有する．4TP-nの抗菌特性を，ビス型四級アンモニウム化合物 (bis-QAC) 4,4'-(1,6-hexamethylenedithio)bis(1-alkylpyridinium iodide)s (4DTBP-6,n)，モノ型四級アンモニウム化合物 (mono-QAC) N-alkylpyridinium iodide (P-n)，そして商業的な抗菌剤，防黴剤と比較した．4TP-nの静菌，殺菌活性は，4DTBP-6,nと同様に高く，またアルキル鎖長の影響をほとんど受けなかった．4TP-nは，広くかつ強い抗菌スペクトルを有していた．4TP-nの殺菌活性は，pH，温度の影響を受け，その影響を全く受けない4DTBP-6,8とは異なっていた．
44.	Takatsugu Goto, Hideaki Nagamune, Aiko Miyazaki, Yoshiaki Kawamura, Ooki Ohnishi, Kanako Hattori, Kazuto Ohkura, Kazuaki Miyamoto, Shigeru Akimoto, Takayuki Ezaki, Katsuhiko Hirota, Yoichiro Miyake, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : Rapid identification of Streptococcus intermedius by PCR with the ily gene as a species marker gene, Journal of Medical Microbiology, Vol.51, No.2, 178-186, 2002. (Summary) ヒト特異的細胞溶解毒素インターメディリシン(ILY)遺伝子はアンギノーサス群連鎖球菌ではS. intermedius(SI)のみに特異的に存在したことから，ily遺伝子が本菌種にだけ分布する可能性が考えられた．そこでPCRやサザンドットハイブリダイゼーション法を用いて，連鎖球菌属や近縁菌種におけるily遺伝子の分布を調べ，ily遺伝子がSI特異的な菌種マーカーになり得ることを確認し，それを指標として本菌種による感染症診断に応用可能なPCR検出システムを構築した． (Keyword) MILLERI GROUP / ANGINOSUS GROUP / LIVER-ABSCESS / CONSTELLATUS / STRAINS / SYSTEM / HYBRIDIZATION (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 11863269 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 11863269 (PubMed: 11863269)
45.	Hirokazu Miyoshi, Asaka Tanabe, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : Visible Light-Induced Bactericidal Species Generated From Silver-Loaded Hydrogen Zirconium Phosphate Active Against Escherichia coli K12, Biocontrol Science, Vol.6, No.2, 69-74, 2001. (Summary) 論文題目:銀担持リン酸水素ジルコニウムからの可視光で誘導される殺菌化学種，可視光照射された銀水素リン酸ジルコニウム懸濁液から生成するOHラジカルは，スピントラップ剤であるDMPOの添加によってESRで観測することができた．I-の存在下では，DMPO-OHのピークは減少してI2が生成し，それに伴って大腸菌に対して抗菌作用を示した．エタノールや2-プロパノールの存在下では，OH•と反応して生成するアルコールラジカルが，OH•よりも高い抗菌活性を示すことを明らかにした． (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.4265/bio.6.69 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-0034792434 (DOI: 10.4265/bio.6.69, Elsevier: Scopus)
46.	Munehiro Yoshida, Takuya Maeda, Kiyo Okazaki, Hideaki Nagamune, Kensei Kunikata, Hiroshi Tsuchiya, Tetsuto Namba and Hiroki Kourai : Synthesis of 4,4'-(Tetramethylenedicarbonyldiamino)bis(1-decylpyridinium bromide) and Its Antimicrobial and Deodorant Characteristics, Biocontrol Science, Vol.6, No.2, 75-80, 2001. (Summary) 論文題目:4,4'-(テトラメチレンジカルボニルジアミノ)ビス(1-デシルピリジニウムブロマイド)．本論文において4,4'-(テトラメチレンジカルボニルジアミノ)ビス(1-デシルピリジニウムブロマイド)の新規合成方法の確立を行い，さらに一連の合成薬剤の抗菌特性を塩化ベンザルコニウム，チアベンダゾール，ベンツイミダゾールおよびセチルピリジニウムと比較検討した．その結果，細菌類に対して塩化ベンザルコニウムやセチルピリジニウムよりも非常に高い静菌活性を認めた．また，黴にたいしても現行のチアベンダゾールやベンツイミダゾールよりも高い活性を示した．さらに消臭効果やプラスチックに対する抗菌効果などの応用試験を行った． (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.4265/bio.6.75 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-0034791731 (DOI: 10.4265/bio.6.75, Elsevier: Scopus)
47.	Akihiro Shirai, Takuya Maeda, Masayo Ito, Genji Kawano and Hiroki Kourai : Control of Legionella species and host amoeba by bis-quaternary ammonium compounds, Biocontrol Science, Vol.5, No.2, 97-102, 2000. (Summary) レジオネラ属菌(Legionella species)はレジオネラ症の原因菌であり，アメーバ類に寄生し増殖することが知られている．レジオネラ属菌の制御を行うためには，宿主アメーバに対しても高い活性を有する殺菌剤が必要である．そこで，一般的な薬剤と比較して広くかつ強い抗菌スペクトルを示し低毒性のビス型第四アンモニウム化合物(bis-QAC)，4,4'-(1,6-hexamethylenedithio)bis(1-octylpyridimium iodide) (4DTBP-6,8) および N,N'-hexamethylenebis(4-carbamoyl-1-decylpyridinium bromide) (D-38)の適用を検討した．これらのbis-QACは，レジオネラ属菌(L. pneumophila 2種とL. bozemanii 1種)に対して従来の薬剤よりも高い殺菌効果を示しただけでなく，Acanthamoebaの栄養型とそのシストに対しても非常に強い効果を示す殺菌剤であった．
48.	Munehiro Yoshida, Takuya Maeda, Kiyo Okazaki, Hideaki Nagamune, Kensei Kunikata, Hiroshi Tsuchiya, Tetsuto Namba and Hiroki Kourai : Synthesis and Antimicrobial Characteristics of N,N'-Hexamethylenebis(4-carbamoyl-1-decylpyridinium bromide), Biocontrol Science, Vol.5, No.2, 65-71, 2000. (Summary) 論文題目:N,N'-ヘキサメチレンビス(4-カルボニル-1-デシルピリジニウムブロマイド)の合成と抗菌特性．ビス型の第四アンモニウム塩であるN,N'-ヘキサメチレンビス(4-カルボニル-1-デシルピリジニウムブロマイドの合成方法を確立し，抗菌特性についてモノ型のアルキルピリジニウムを用いて比較検討した．その結果，非常に優れた殺菌活性を示し，かつ，高い抗黴活性も示した．pH依存性や温度依存性についても検討し，モノ型よりも優れた特性を認めた．静菌活性，殺菌活性および抗黴活性は，塩化ベンザルコニウム，セチルピリジニウムおよびチアベンダゾールよりも高い活性を示した．
49.	武間亮香, 丸高ゆう子, Takuya Maeda, 亀井正治 and Hiroki Kourai : 病原性細菌を保有するイエバエ(Musca domestica)と感染症伝播の関連性, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.28, No.9, 553-559, 2000. (Summary) 畜舎で採集したイエバエ虫体及び排泄物から分離した細菌の菌種同定を行った．イエバエの腸内及び糞便菌叢は多くの日和見感染，院内感染及び食中毒の原因菌等により形成されていると推察された．また，イエバエ排泄物モデルと数種類の食材を用い，異なる環境下でのE. coli O157:H7の消長を調べた．その結果，イエバエから排泄された病原性細菌は食物等に混入する等，環境条件次第では短時間で発症に必要な菌数まで増殖することが分かった．
50.	Hideaki Nagamune, Takuya Maeda, Kazuto Ohkura, Keiko Yamamoto and Hiroki Kourai : Evaluation of the cytotoxic effects of bis-quaternary ammonium antimicrobial reagents on human cells, Toxicology In Vitro, Vol.14, No.2, 139-147, 2000. (Summary) The cytotoxic effects of newly synthesized bis-quaternary ammonium compounds (bis-QACs) and benzalkonium chloride were investigated on skin and blood cells, namely normal human epidermal keratinocytes of neonatal foreskin, a normal human skin fibroblast cell line NB1RGB, erythrocytes and a lymphoma cell line JM. The bis-QACs tested were 4, 4'-(1,6-hexamethylenedithio)bis(1-octylpyridinium iodide) (4DTBP-6, 8), N,N'-tetramethylenebis(1-dodecyl-4-carbamoylpyridinium iodide) (4BCAP-4,12), N,N'-hexamethylenebis(1-decyl-4-carbamoylpyridinium iodide) (4BCAP-6,10), 4,4'-(1,4-tetramethylenedicarbonyldiamine) bis (1-decylpyridinium iodide) (4DCABP-4,10), 4,4'-(1, 4-tetramethylenedicarbonyldiamine) bis (1-dodecylpyridinium iodide) (4DCABP-4,12), 4,4'-(1, 4-phenyldicarbonyldiamine)bis(1-dodecylpyridinium iodide) (4DCABP-P, 12), and 4,4'-(1, 6-hexamethylenedioxydicarbonyl)bis(1-dodecylpyridinium iodide) (4DOCBP-6,12). All bis-QACs consisted of two identical alkylpyridinium rings and bridge structure linking rings to each other have a methylene bridge but only 4DCABP-P,12 has a phenyl ring as a bridge. Most of the LD(50) values in acute cytotoxic assays of these bis-QACs tended to be lower than those of benzalkonium chloride. However, the comparison of the antibacterial activity against cytotoxic effects on several human cells revealed that bis-QACs, especially 4DTBP-6,8, have wide concentration ranges showing sufficient antibacterial activity and lower cytotoxic effect on human cells (except for 4DOCBP-6,12), although benzalkonium chloride caused significant human cell damage at the concentrations necessary for antibacterial activity. Moreover, judging from the LD(50) value of 4DTBP-6,8 [67 microM, a 6.7-fold higher concentration than the upper value of MIC] obtained in an artificial human skin model TESTSKIN, 4DTBP-6,8 is thought to be a more effective and safer antiseptic reagent for application to the skin surface than benzalkonium chloride. Taken together, bis-QACs are expected to be a promising new generation of antimicrobial QACs. (Keyword) Anti-Bacterial Agents / Bacteria / Benzalkonium Compounds / Cell Line / Cell Survival / Erythrocytes / Fibroblasts / Humans / Indicators and Reagents / Keratinocytes / Lymphocytes / Lymphoma, T-Cell / Microbial Sensitivity Tests / Preservatives, Pharmaceutical / Quaternary Ammonium Compounds (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.1016/S0887-2333(00)00003-5 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 10793292 ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1571135651719773952 ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-0033997301 (DOI: 10.1016/S0887-2333(00)00003-5, PubMed: 10793292, CiNii: 1571135651719773952, Elsevier: Scopus)
51.	Hideaki Nagamune, Robert A. Whiley, Takatsugu Goto, Yasuko Inai, Takuya Maeda, Jeremy M. Hardie and Hiroki Kourai : Distribution of the intermedilysin gene among the anginosus group streptococci and correlation between intermedilysin production and deep-seated infection with Streptococcus intermedius, Journal of Clinical Microbiology, Vol.38, No.1, 220-226, 2000. (Summary) The distribution of intermedilysin, a human-specific cytolysin, among the anginosus group streptococci and the correlation of toxin production and infection by Streptococcus intermedius were investigated. PCR and Southern hybridization specific for the intermedilysin gene revealed that the toxin gene exists only in S. intermedius and no homologue to the toxin gene is distributed in S. anginosus and S. constellatus. Thus, the intermedilysin gene is useful as a marker gene of S. intermedius. Moreover, a human-specific hemolysis assay and Western blotting with intermedilysin-specific antibodies clearly demonstrated that the intermedilysin production level in isolates from deep-seated infections, such as brain and liver abscesses, is higher (6.2- to 10.2-fold, respectively) than in strains from normal habitats, such as dental plaque, or from peripheral infection sites. However, other candidate virulence factors of S. intermedius, such as chondroitin sulfate depolymerase, hyaluronidase, and sialidase activities, did not show such a clear correlation between enzymatic activity and isolation sites or disease severity. From these results, intermedilysin is likely to be the pathogenic or triggering factor of significance in inducing deep-seated infections with S. intermedius. (Keyword) Gene Expression / Genes, Bacterial / Glycoside Hydrolases / Humans / Mouth / Polymerase Chain Reaction / Streptococcal Infections / Streptococcus (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 10618091 ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-0033628592 (PubMed: 10618091, Elsevier: Scopus)
52.	Ryoko Buma, Hiroko Sanada, Takuya Maeda, Masaharu Kamei and Hiroki Kourai : Isolation and Characterization of Pathogens Including Escherichia coli O157:H7 from Flies Collected in Dairy Farm Field, Medical Entomology and Zoology, Vol.50, No.4, 313-321, 1999. (Summary) イエバエ，サシバエ及びヒロズキンバエの体表，消化管及び排泄物から分離した細菌を免疫磁気分離法，PCR法及び微生物同定キットを用いて菌種同定した．その結果，排泄物中から，E. coli O157:H7，セラチアを含む病原性菌が分離された．薬剤耐性試験の結果，イエバエ由来のE. coli O157:H7は人由来株と同様に複数の抗生物質に耐性化していた．従って，イエバエが飛翔·排泄等によりE. coli O157:H7の伝播に関わっている可能性が強く示唆された．
53.	今井茂雄, 久野裕明, Takuya Maeda, 山田剛 and Hiroki Kourai : 銀添加セラミックスの抗菌作用機構, 無機マテリアル, Vol.6, No.11, 451-456, 1999. (Summary) 論文題目:銀添加セラミックスの抗菌作用機構，陶磁器の釉薬中に銀を0.8%添加し，1130℃で焼成した抗菌セラミックスの作用機構に関して研究した論文である．まず，セラミックスは可視光照射下において強い殺菌力を示し，殺菌作用が銀イオンの溶出には依存しない光触媒によるラジカル作用であることが示唆された．システイン，アラニン，ヨウ化カリウムなどのラジカルスカベンジャーを用いてラジカル解析した結果，殺菌化学種がヒドロキシルラジカルであることを明らかにした．さらに，微生物細胞に転移したヒドロキシルラジカルから細胞内リビングラジカルを生成し，持続的な殺菌が進行することを見出した．
54.	Takuya Maeda, Munehiro Yoshida, Yuki Manabe, Kiyo Okazaki, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Synthesis and Antimicrobial Characteristics of 5,5'-[2,2'- (Tetramethylenedicarbonyldioxy) diethyl]bis(3-alkyl-4-methylthiazolium iodide)s, Biocontrol Science, Vol.4, No.2, 75-81, 1999. (Summary) 論文題目:5,5'-[2,2'-(テトラメチレンジカルボニルジオキシ)ジエチル]ビス(3-アルキル-4-メチルチアゾリウムアイオダイド)の合成と抗菌特性．本論文においてビス型のチアゾリウム系抗菌剤および対応するモノ型チアゾリウムを合成し，抗菌特性，静菌スペクトル，静黴スペクトル，pHおよび温度特性などを検討した結果，優れた抗菌特性であることを明らかにした．さらに分子疎水性パラメーターを用い殺菌活性と静菌活性を解析した結果，殺菌活性が分子疎水性に依存しない優れた性質を有することを明らかにした．
55.	Takuya Maeda, Yuki Manabe, Masashi Yamamoto, Munehiro Yoshida, Kiyo Okazaki, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Synthesis and Antimicrobial Characteristics of Novel Biocides, 4,4'-(1,6-Hexamethylenedioxy dicarbonyl)bis(1-alkylpyridinium iodide)s, Chemical & Pharmaceutical Bulletin, Vol.47, No.7, 1020-1023, 1999. (Summary) 非常に高い殺菌活性を有するビス-エステル型の4,4'-(1,6-ヘキサメチレンジオキシジカルボニル)ビス(1-アルキルオイリジニウムアイオダイド)類を6種合成し，その殺菌活性，殺菌特性およびヒト細胞毒性について検討した．これらの薬剤は細菌のみならずカビに対しても非常に高い殺菌活性を示し，現状の殺菌剤，抗カビ剤に比較し数十倍の活性であった．さらに細胞毒性は現状の殺菌剤の十分の一であった．
56.	Kiyo Okazaki, Munehiro Yoshida, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Synthesis and Bactericidal Characteristics of N-Alkyl-2-benz ylaminopyridinium Iodides, Biocontrol Science, Vol.4, No.1, 17-22, 1999. (Summary) 2位にベンジルアミノ基を導入したN-アルキル-2-ベンジルアミノピリジニウムアイオダイドを合成し，殺菌活性に及ぼすアンモニウムヘッドのかさ高さの効果および殺菌特性について検討した．ベンジルアミノ基の導入により殺菌活性が上昇したが，分子疎水性の効果はN-アルキルピリジニウムアイオダイドと同じ傾向を示したがpHの影響を受けなくなり，細胞表面疎水性解析から，かさ高さの効果を考察した．
57.	Takuya Maeda, Kiyo Okazaki, Hideaki Nagamune, Yuki Manabe and Hiroki Kourai : Bactericidal Action of 4,4'-(α,ω-Polymethylenedithio) bis(1-alkylpyridinium iodide)s, Biological & Pharmaceutical Bulletin, Vol.21, No.10, 1057-1061, 1998. (Summary) 強力な殺菌活性を示す4,4'-(α ω-ポリメチレンジチオ)ビス(アルキルピリジニウムアイオダイド)の殺菌機構をlog HI， RM，log CVC，SEM観察から解析した．殺菌活性はRMの影響を受けないが静菌活性は強く影響を受け，log HIを用いて解析した結果，培地成分と薬剤の会合であることが判明し，薬剤分子を親水化することによりスペクトルの拡大と共存物質の影響を排除できることを示した．
58.	Takuya Yumura, Katsuyuki Tsunano, Katsuhiro Tamura, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : Response of Bacillus subtilis and Klebsiella pneumoniae to high pressure, The Review of High Pressure Science and Technology, Vol.7, 1330-1332, 1998. (Summary) 枯草菌と肺炎桿菌の2種類の細菌について，細胞伸長，増殖速度，熱耐性獲得に対する圧力の影響を調べた．40から80 MPa の加圧でこれらの細菌細胞は1.5から2倍伸長した．枯草菌については80 MPa(2時間)で30 kD のストレスタンパク質が合成された．肺炎桿菌については圧ショックにより熱耐性の獲得がみられた． (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.4131/jshpreview.7.1330 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.4131/jshpreview.7.1330 (DOI: 10.4131/jshpreview.7.1330)
59.	Hirokazu Miyoshi, Hiroki Kourai and Takuya Maeda : Light-induced Formation of 2,5-Dihydroxy-p-benzoquinone from Hydroquinone in Photoirradiated Silver-loaded Zirconium Phosphate Suspension, Journal of the Chemical Society. Faraday Transactions, Vol.94, No.2, 283-287, 1998. (Summary) 論文題目:銀担持水素リン酸ジルコニウム懸濁液中で光照射下にハイドロキノンから2,5-ジヒドロキシ-p-ベンゾキノンの生成，光照射された銀水素リン酸ジルコニウム懸濁液中で生成したOHラジカルはハイドロキノン存在下で，これを酸化しさらに2個のOHラジカルが付加した2, 5-dihydroxy-p-benzoquinoneを生成することがわかった．その生成機構についてESR測定による生成ラジカルの挙動から明らかにした．
60.	Hirokazu Miyoshi, Masamitsu Ieyasu, Yoshino Tomio and Hiroki Kourai : Photochemical property and surface characterization of silver-loaded zirconium phosphate, Journal of Photochemistry and Photobiology A: Chemistry, Vol.112, No.2-3, 239-244, 1998. (Summary) 論文題目:銀担持リン酸ジルコニウムの光化学特性と表面統制解明，銀担持リン酸ジルコニウム懸濁液への光照射により活性酸素ラジカルが生成することがESR測定によりわかった．光電気化学的測定により光カソード電流が観測されたことから，同試料上での光照射による電荷分離が確認された．担持された銀はイオンとして存在し電子プールサイトとして働くことが示唆された．以上より，新規機能性材料が光照射によりOHラジカルを発生することとその試料中での銀イオンの役割を明らかにした．
61.	Hirokazu Miyoshi, Hiroki Kourai, Takuya Maeda and Yoshino Tomio : Role of Cl- adsorbed on silver-loaded zirconium phosphate for the photooxidation of OH- to OH, Journal of Photochemistry and Photobiology A: Chemistry, Vol.113, No.3, 243-250, 1998.
62.	Kiyo Okazaki, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune, Yuki Manabe and Hiroki Kourai : Synthesis and Antimicrobial Characteristics of 4,4'-(α,ω-Polymethylenedithio) bis(1-alkylpyridinium iodide)s, Chemical & Pharmaceutical Bulletin, Vol.45, No.12, 1970-1974, 1997. (Summary) アルキル鎖長とメチレン鎖長の異なるビス型第四アンモニウム塩，4,4'-α，ω-ポリメチレンジチオ)ビス(アルキルピリジニウムアイオダイド)を30種合成し，殺菌活性，静菌活性および静菌スペクトルについてアルキルピリジニウムアイオダイドを比較薬剤として解析した．ビス型はメチレン及びアルキル鎖長の長短に関係なく一定の高い殺菌活性を示し，温度やpHの影響をも受けない特異的殺菌機構であることを示した．
63.	Hideaki Nagamune, Hiroki Kourai, Ayako Katsuura, Yasuki Taoka, Kenzo Fushitani, Robert A. Whiley, Kikuji Yamashita, Akihiko Tsuji, Yoshiko Matsuda, Hiroki Kourai and Seiichiro Kitamura : Intermedilysin A cytolytic toxin specific for human cells of a Streptococcus intermedius isolated from human liver abscess in "Streptococci and The Host", Advances in Experimental Medicine and Biology, Vol.418, 773-775, 1997. (Summary) S. intermedius肝膿瘍分離株から単離されたヒト細胞特異的な細胞溶解毒素インターメディリシン(ILY)の性質を検討した．これまで知られていたチオール基修飾試薬への非感受性やコレステロールへの低感受性に加え，電子顕微鏡観察からILYは直径30-50nmの膜孔を形成し細胞を破壊することが示された．またILYの部分遺伝子構造解析の結果からILYはチオール活性化毒素群と同じ分子祖先から進化したものであることが示唆された．
64.	Kiyo Okazaki, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Antibacterial Characteristics of N-Alkyl-2-alkylthiopyridinium and N-Alkyl-4-alkylthiopyridinium Salts, Japanese Journal of Toxicology and Environmental Health, Vol.43, No.5, 251-260, 1997. (Summary) N-アルキル-2-アルキルチオピリジニウムとN-アルキル-4-アルキルチオピリジニウム塩を14種合成し，2-アルキルチオ基と4-アルキルチオ基の殺菌活性に及ぼす効果について細菌細胞表面疎水性(log HI)， RM，log CVC，SEM観察，温度効果を用いて解析した． 2-アルキルチオ基と4-アルキルチオ基の導入は殺菌活性を高くし，かつ，log Pの影響が低下することを明らかにした． (Link to Search Site for Scientific Articles) ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-0031436095 (Elsevier: Scopus)
65.	Kiyo Okazaki, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Synthesis and antimicrobial characteristics of N-alkyl-4-allythiopyridinium bromides, Biocontrol Science, Vol.2, No.1, 39-42, 1997. (Summary) ピリジニウム骨格のアリールチオ基を有するN-アルキル-4-アリールチオピリジニウムアイオダイド類を合成し，N-アルキル-4-ブテニルピリジニウムアイオダイドならびにN-アルキルピリジニウムアイオダイドを比較薬剤として4-位のチオエーテル結合に着目して殺菌活性を解析した．チオエーテルを挿入した薬剤はブテニルピリジニウムよりも高い殺菌活性を示し，ヘッドのかさ高さの効果であることを明らかにした．
66.	Kiyo Okazaki, Yuki Manabe, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Quantitative structure-activity relationship of antibacterial dodecylpyridinium iodide derivatives, Biocontrol Science, Vol.1, No.1, 51-59, 1996. (Summary) 抗菌性ヨウ化ドデシルピリジニウム塩の各種誘導体の定量的構造活性相関，ドデシルピリジニウム塩のピリジン環に各種置換基を導入した薬剤を12種合成し，前報の17種を会わせて29種を用いて抗菌活性を定量的に解析した．抗菌活性パラメーターとして殺菌活性(MBC)および臨界微生物細胞破壊濃度(CVC)，物理化学パラメーターとして酸解離定数(pKa)，アンモニウム窒素隣接メチレンプロトンのケミカルシフト(δ)，分子疎水性を用いて検討した結果，抗菌活性はアルキル鎖長をドデシル基に限定すると分子創始性の依存度は少なくなり，酸解離定数，ケミカルシフト，電子密度に依存することを見出した．
67.	Takuya Maeda, Seiko Goto, Yuki Manabe, Kiyo Okazaki, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Bactericidal action of N-alkylcyanopyridinium bromides against Escherichia coli K12 W3110, Biocontrol Science, Vol.1, No.1, 41-49, 1996. (Summary) 臭化N-アルキルシアノピリジニウムのEscherichia coli K12 W3110に対する殺菌作用，本論文はオルト，メタ，パラ位にシアノ基を導入した臭化N-アルキルシアノピリジニウム(アルキル基:オクチル∼ステアリル)を18種類合成し，大腸菌に対する殺菌特性ならびに殺菌メカニズムに関する検討を行った結果を纏めたものである．2位にシアノ基を挿入した場合には殺菌活性と静菌活性が著しく上昇し，アルキル鎖長がドデシル以上の長さでは高い一定の活性を示した．殺菌活性が酸解離定数(pKa)に依存した．薬剤作用による細胞懸濁液の濁度が低下する溶菌現象について電子顕微鏡写真やタンパク質合成阻害剤の抗生物質を用いて解析した結果，物理的な細胞破壊作用が主たる作用であることを明らかにした．
68.	Hiroki Kourai, Yuki Manabe, Emiko Matsutani, Yuichi Hasegawa and Kiyo Nakagawa : Antimicrobial Activities of Alkylallyldimethylammonium Iodides and Alkylallyldiethylammonium Iodides, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.23, No.5, 271-280, 1995. (Summary) ヨウ化アルキルアリールジメチルアンモニウム塩およびヨウ化アルキルジエチルアンモニウム塩それぞれ5種と比較対照としたドデシルプロピルジメチルアンモニウム塩を化学合成し，アリール基とプロピル基に才に着目して細菌および黴に対する静菌活性を評価した．さらに，分子疎水性パラメーターを用いた殺菌活性および微生物細胞破壊活性について解析した結果，全て分子疎水性の二次に依存することを明らかとした．さらに微生物細胞破壊活性と殺菌活性の間に高い相関関係の存在することを見出し，短時間で起こる細胞破壊が殺菌の律速段階であることを明確に示した．
69.	Hiroki Kourai, Yuichi Hasegawa and Kaori Wada : Bactericidal Characteristics of N-Alkyl-4-butenylpyridinium Bromide, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.22, No.11, 653-661, 1994. (Summary) 4位にブテニル基を持った臭化N-アルキルピリジニウム塩の細菌に対する殺菌活性と特性を解析した論文である．アルキル基の鎖長の異なる6種のピリジニウム塩を合成し，5種の細菌に対する殺菌あるいは静菌活性をアルキル鎖長および分子疎水性を用いて解析した．また，温度依存性，pH依存性，微生物細胞破壊特性などの殺菌特性に関する種々の検討を行った．その結果，本化合物はブテニル基に起因した特異的な殺菌活性と特性を見出すことに成功し，関連化合物の分子設計のための知見が得られた．
70.	Hiroki Kourai, Yuki Manabe and Yukio Yamada : Mode of Bactericidal Action of Zirconium Phosphate Ceramics Containing Silver Ions in the Crystal Structure, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.22, No.10, 595-601, 1994. (Summary) 結晶構造中に銀イオンを担持したリン酸ジルコニウムセラミックスの殺菌機構について解析した論文である．まず，銀，亜鉛，銅およびマンガンのそれぞれのイオンの正確な殺菌活性を測定し，これらの結果を基準としてセラミックスの殺菌機構を解析した．セラミックスの殺菌活性が照射光量に依存することやエピネフリンの酸化および光触媒反応を誘起することを発見した．さらに，殺菌活性におよぼす酸素，窒素および空気の影響，照射する光の波長を調査した結果，スーパーオキキシドアニオンラジカル，ヒドロキシルラジカルおよびこれらから生成する過酸化水素などが殺菌科学種であると結論した．
71.	Hiroki Kourai, Kazumi Oda, Hironori Takechi and Kiyo Nakagawa : The Antimicrobial Characteristics of Poly [dimethyliminio (polymethylene) chloride]s, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.22, No.9, 519-530, 1994. (Summary) 主鎖型第四アンモニウム塩，ポリ{ジメチルイミニオ(ポリメチレン)クロライド}の抗菌特性に関する論文である．ポリマー中のメチレン鎖長を種々変えた薬剤を8種化学合成した．これらの抗菌特性について細菌類を用いて調査し，優れた殺菌活性と静菌活性を有することを明らかにした．一方黴に対しては効果が低い．また，分子量1万∼4.5万の範囲内では分子量と細菌に対する殺菌活性の間に比例関係を認めた．細菌細胞のフェイズ，温度，pH，食塩およびマグネシウムの影響を解析した．強い微生物細胞破壊作用と溶菌活性を有するが溶菌酵素反応が関与していないことをタンパク質合成阻害剤を用いて明らかにした．
72.	Hiroki Kourai, Yuichi Hasegawa, Seiko Goto and Kiyo Nakagawa : Bacterioclastic Action of Dodecylpyridinium Iodide against Escherichia coli K12W3110, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.22, No.8, 461-468, 1994. (Summary) 臭化N-アルキルシアノピリジニウムの大腸菌に対する殺菌機構に関する論文である．シアノ基はオルト，メタ，パラ位に導入した3系列合計18種類の化合物を化学合成した．合成薬剤の殺菌特性や機構を多種の細菌類に対する殺菌スペクトル，pH特性を明らかにした．薬剤の分子疎水性パラメーターおよびアルキル鎖長を用いて解析した結果，親水性領域と疎水性高い領域では活性に大きな相違が見られた．薬剤処理後の走査型顕微鏡写真は細胞表層にブレッブの形成を示し，脱離したベシクルが濁度上昇と原因となることを見出し，これが細胞破壊の要因であることを明確にした．また殺菌機構はタンパク質合成系に関与しないことも明らかにした．
73.	Hiroki Kourai, 中河貴世 and 山田幸生 : 結晶中に銀イオンを担持したリン酸ジルコニウムセラミックスの抗菌特性, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.21, No.2, 77-84, 1993. (Summary) 銀イオンをリン酸ジルコニウム結晶中に酸素リガンドを利用して強固に担持したセラミックスを合成した．このセラミックスを用いて，グラム陰性細菌12種，グラム陽性細菌8種に対する殺菌活性および酵母4種，黴2種に対する殺真菌活性を測定した．本セラミックスは非常に強い殺菌活性を有することを明らかにし，さらに殺菌特性について解析を行い，食塩，ペプトンおよびカザミノ酸共存下では殺菌活性が低下することやセラミック粒子の近傍においてのみ高い活性を示すことを明らかにした．
74.	Katsuhiro Tamura, Yoshihisa Muramoto and Hiroki Kourai : Hydrophobicity of the cell surface and drug susceptibility of Escherichia coli cultivated at high pressures up to 30 Mpa, BIOTECHNOLOGY LETTERS, Vol.15, No.12, 1189-1194, 1993. (Summary) 30 MPa までの高圧力下で培養した大腸菌について，生理食塩水と油(n-ヘキサデカン)間の分配係数を求め，細胞表面の疎水性の変化を見積もった．これらの疎水性と殺菌剤(ヨウ化ドデシルピリジニウム)感受性の相関について調べたところ，加圧処理した大腸菌についても良い相関が得られた．
75.	Katsuhiro Tamura, Tatsuya Shimizu and Hiroki Kourai : Effect of ethanol on the growth and elongation of Escherichia coli under high pressures up to 40 Mpa, FEMS Microbiology Letters, Vol.99, No.2-3, 321-324, 1992. (Summary) 40 MPa までの高圧力下で培養した大腸菌について，生育，生存率，細胞長に及ぼすエタノールの影響を調べた．10 MPa で生育を抑制するエタノールの影響がなくなった．エタノール無添加の培地では大腸菌は40 MPa の圧力で常圧の約7倍細胞が長くなり，細胞分裂が抑制された．エタノールの影響は20 MPa 以上の圧力では消滅した．
76.	Katsuhiro Tamura, 清水達也, Hiroki Kourai and Shoji Kaneshina : 大腸菌の生育と伸長に対するエタノ-ルの圧力拮抗, Anesthesia and Resuscitation, Vol.28, No.2, 143-147, 1992. (Summary) 大腸菌の生育に対して負の効果のある圧力とエタノールが共存する系について，菌の生存率，細胞伸長，およびバイオマスに及ぼす圧力とエタノールの影響を圧力拮抗の観点から検討した．
77.	Hiroki Kourai and 中河貴世 : 固定化界面活性剤の殺菌機構(第1報), ガラス繊維表面に固定化した両性界面活性剤及びカチオン界面活性剤の合成とその殺菌特性, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.19, No.2, 53-59, 1991.
78.	Katsuhiro Tamura, 三木康正, 清水達也 and Hiroki Kourai : 大腸菌の生育に及ぼす 400 bar までの圧力とエタノ-ルの影響, Chem. Express, Vol.6, No.3, 165-168, 1991. (Summary) エタノール存在下で，大腸菌に400 bar までの比較的低い圧力を加えて培養し，菌数の経時変化と細胞長を測定した．エタノールには圧力の増殖抑制効果を減ずる作用のあることが分かった．また，400 bar 下では細胞長は常圧の約5倍となり，エタノールによっても伸びるが，エタノールの効果は約200 barで消滅した．
79.	Katsuhiro Tamura, Toshio Watanabe and Hiroki Kourai : Pressure enhancement of alcohol tolerance of yeast on alcohol fermentation: Application of pressure reversal of anesthesia, Chem. Express, Vol.6, No.2, 105-108, 1991. (Summary) エタノールを麻酔薬の1つとしてとらえ，加圧により生体が麻酔状態から醒めるいわゆる麻酔の圧拮抗現象を，酵母を用いたグルコースのアルコール発酵に応用した．常圧で24時間発酵させた懸濁液をさらに24時間300 atm下で発酵させたところ，常圧よりも生菌数が増加し，加圧発酵で高濃度アルコール製造の可能性が示唆された．
80.	Hiroki Kourai, Hironori Takechi, Kaori Muramatsu and Isao Shibasaki : The Antimicrobial Characteristics of Quaternary Ammonium Salts Parts XIV, --- Relationship between Hydrophobicity of Bacterial Cell Surface and Drug-Susceptibility to Alkylpyridinium Iodides ---, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.17, No.3, 119-128, 1989.
81.	Hiroki Kourai and 中河貴世 : 抗菌防臭加工繊維製品の抗菌力評価法, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.16, No.2, 49-57, 1988.
82.	Tokunaru Horie, Masao Tsukayama, Hiroki Kourai, Yoshikazu Nakayama and Mitsuru Nakayama : Studies of the Selective O-Alkylation and Demalkylation of Flavonoids. VIII. Synthesis Pedaliin, Chemical & Pharmaceutical Bulletin, Vol.34, No.1, 30-35, 1986.
83.	Hiroki Kourai, Hironori Takechi, Masayoshi Kume, Kazutaka Takeichi and Isao Shibasaki : The antimicrobial Characteristics of Quaternary Ammonium Salts Part XII Antimicrobial Characteristics of N,N'-Dialkyl-γ,γ'-dipyridinium Diiodides, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.14, No.2, 55-63, 1986.
84.	Kenichi Yoshikawa, Teruyuki Omochi, Yasuhiro Matsubara and Hiroki Kourai : A POSSIBILITY TO RECOGNIZE CHIRALITY BY AN EXCITABLE ARTIFICAL LIQUID MENBRANE, Biophysical Chemistry, Vol.24, 111-119, 1986.
85.	Hiroki Kourai, 久米勝嘉, 武知博憲, 大鶴芳積, 大泉満 and 芝崎勲 : 第四アンモニウム塩の抗菌特性(第13報) ヨウ化N-アルキル-5-ヒドロキシエチル-4-メチルチアゾリウムの抗菌性, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.14, No.9, 435-442, 1986.
86.	Tokunaru Horie, Masao Tsukayama, Hiroki Kourai, Chieko Yokoyama, Masayuki Furukawa, Tanihiro Yoshimoto, Shozo Yamamoto, Shigekatsu Watanabe-Kohno and Katsuya Ohata : Syntheses of 5,6,7- and 5,7,8-Trioxygenated 3',4'-Dihydroxyflavones Having Alkoxy Groups and Their Inhibitory Activities against Arachidonate 5-Lipoxygenase, Journal of Medicinal Chemistry, Vol.29, No.11, 2256-2262, 1986.
87.	Hiroki Kourai, Hironori Takechi, Tokunaru Horie, Nobuichi Uchiwa, Kazutaka Takeichi and Isao Shibasaki : The Antimicrobial Characteristics of Quaternary Ammonium Salts Part X, Antimicrobial Characteristics and a Mode of Action of N-Alkylpyridinium Iodides against Escherichia coli K12, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.13, No.1, 3-10, 1985.
88.	堀江徳愛, Hiroki Kourai, Masao Tsukayama, 増村光雄 and 中山充 : フラボノイドの選択的O-アルキル化及び脱アルキル化反応に関する研究(第7報)5,6,7-三置換フラボン類の部分脱アルキル化反応及びPectolinarigeninとその同族体の合成, Journal of the Pharmaceutical Society of Japan, Vol.105, No.3, 232-239, 1985.
89.	Hiroki Kourai, Hironori Takechi, Tokunaru Horie, Kazutaka Takeichi and Isao Shibasaki : The Antimicrobial Characteristics of Quaternary Ammonium Salts Part XI Quantitative structure-activity Relation of antimicrobial N-Lauryl-pyridinium Iodides, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.13, No.6, 245-253, 1985.
90.	Yoshihiro Nakagawa, Takahiro Tawaratani, Hiroki Kourai, Tokunaru Horie and Isao Shibasaki : Adsorption of Escherichia coli onto Insolubilized Lauryl Pyridinium Iodide and Its Bacterostatic Action, Applied and Environmental Microbiology, Vol.47, No.1, 88-93, 1984.
91.	Yoshihiro Nakagawa, Hiroyuki Hayashi, Takahiro Tawaratani, Hiroki Kourai, Tokunaru Horie and Isao Shibasaki : Disinfection of Water with Quaternary Ammonium Salts Insolubilized on a Porous Glass Surface, Applied and Environmental Microbiology, Vol.47, No.3, 513-518, 1984.
92.	Hiroki Kourai, 内輪進一 and 堀江徳愛 : 放線菌の産生する溶菌酵素(第2報), Streptomyces sindenensis KU-1の産生する溶菌酵素の精製, 性質および抗生物質の殺菌作用におよぼす相乗効果, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.12, No.7, 335-344, 1984.
93.	Yoshihiro Nakagawa, Toshihiro Tsukasaki, Takahiro Tawaratani, Hiroki Kourai, Tokunaru Horie and Isao Shibasaki : Antimicrobial Characteristics of Quaternized Insoluble Vinylpyridine-Divinylbenzene-Styrene Copolymers in a Continuous Treatment System, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.12, No.7, 329-334, 1984.
94.	Hiroki Kourai, Fusaichi Machikawa, Kyoko Tateishi, Tokunaru Horie and Kazutaka Takeichi : The antimicrobial Characteristics of Quaternary Ammonium Salts Part IX, --- Quantitative Structure-Activity Correlation Antimicrobial Activity and Hydrophobicity of N-Alkylpyridinium Iodide Derivatives ---, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.11, No.10, 553-562, 1983. (Summary) 論文題目:N-アルキルピリジニウムアイオダイドの抗菌活性と薬剤分子疎水性との定量的構造活性相関，ピリジン骨格にメチル基を2個導入したN-アルキルピリジニウムアイオダイドを21種類合成した．合成薬剤および関連薬剤21種を合わせて分子疎水性および抗菌活性測定を行った．得られた結果を，定量的構造活性相関の手法を用いて解析した．解析結果より，薬剤分子の疎水性因子が抗菌活性を強弱を規定する重要な因子であることを明らかにした．
95.	Hiroki Kourai, 町川房市, 堀江徳愛, 武市一孝 and 芝崎勲 : 第四アンモニウム塩の抗菌力と疎水性との定量的構造活性相関, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.11, No.7, 401-408, 1983. (Summary) 論文題目:第四アンモニウム塩の抗菌力と疎水性との定量的構造活性相関，N-アルキルキノリニウムアイオダイド，N-アルキルイソキノリニウムアイオダイド，N-アルキル-N-メチルピペリジニウムアイオダイド，N-アルキル-N-エチルピペリジニウムアイオダイド，N-アルキルトリメチルアンモニウムアイオダイド合計34種類合成し，抗菌活性と分子疎水性をオクチルアルコール/水系で測定した．これらの結果をもとに定量的構造活性相関の手法を用いて解析し，疎水性が抗菌活性の非常に重要な因子であることを見いだした．
96.	Hiroki Kourai, Fusaichi Machikawa, Tokunaru Horie, Kazutaka Takeichi and Isao Shibasaki : The antimicrobial Characteristics of Quaternary Ammonium Salts Part VI, --- Quantitative Relation between Antimicrobial Activity and Absorbability of N-Octylpyridinium Iodide on Escherichia coli K12 ---, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.11, No.2, 51-54, 1983.
97.	Tokunaru Horie, Hiroki Kourai and Nobuhisa Fujita : Studies of the Selective O-alkylation and Dealkylation of Flavonoids. VI. Demethylation of 8-Hydroxy-5,7-dimethoxyfalvones with Anhydrous Aluminum Chloride or Bromide in Acetonitrile, Bulletin of the Chemical Society of Japan, Vol.56, No.12, 3773-3780, 1983.
98.	堀江徳愛, Hiroki Kourai and 大阪秀明 : 4',5,6,8-テトラメトメトキシフラボンの脱メチル反応, Nippon Kagaku Kaishi, Vol.1982, No.7, 1270-1272, 1982.
99.	Yoshihiro Nakagawa, Yasuhiro Yamano, Takehiko Tawaratani, Hiroki Kourai and Isao Shibasaki : Antimicrobial Characteristic of Insoluble Alkylpyridinium Iodide, Applied and Environmental Microbiology, Vol.43, No.5, 1041-1050, 1982.
100.	Tokunaru Horie, Hiroki Kourai, Hideaki Osaka and Mitsuru Nakayama : Studies of the Selective O-Alkylation and Dealkylation of Flavonoids. V. The Synthesis of 5,6-Dihyroxy-3, 4', 8-trimethoxyflavone and a Revised Structure for the Flavone from Conyza Stricta, Bulletin of the Chemical Society of Japan, Vol.55, 2933-2936, 1982.
101.	Hiroki Kourai, 堀江徳愛, 武市一孝 and 芝崎勲 : N-p-クロロフェニルグリシル-D,L-アラニンとN-p-クロロフェニルグリシル-L-ロイシンの抗菌性, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.8, No.12, 517-525, 1980.
102.	堀江徳愛, Hiroki Kourai, 中山充 and 増村光雄 : 5,6-ジヒドロキシ-7,8-ジメキシフラボン類および5,6,7-トリヒドロキシ-8-メトキシフラボン類の合成法, Nippon Kagaku Kaishi, Vol.1980, No.9, 1397-1403, 1980.
103.	Hiroki Kourai, 佐藤利夫, 堀江徳愛 and 武市一孝 : 第四アンモニウム塩の抗菌性, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.8, No.6, 233-239, 1980.
104.	Hiroki Kourai, 佐藤利夫, 堀江徳愛 and 武市一孝 : 第四アンモニウム塩のアルキル鎖長とその抗菌特性, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.8, No.5, 191-199, 1980.
105.	内輪進一, Hiroki Kourai, 福井公明 and 武市一孝 : 放線菌の産生する溶菌酵素, 第1報 Streptomyces sindenensis KU-1の分離, 同定および培養条件, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.6, No.5, 199-207, 1978.
106.	Hiroki Kourai, 佐藤利夫, 内輪進一, 武市一孝 and 芝崎勲 : 第四アンモニウム塩の抗菌特性, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.6, No.3, 109-116, 1978.
107.	Hiroki Kourai, 武市一孝 and 芝崎勲 : アミノ酸誘導体の抗菌性(第1報), Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.5, No.2, 49-58, 1978.
108.	Hiroki Kourai, 武市一孝 and 芝崎勲 : トリフェニル錫フェノキサイドおよびトリアルキルゲルマニウムフェノキサイドの抗菌性, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.4, No.5, 199-208, 1976.
109.	Hiroki Kourai, 武市一孝 and 芝崎勲 : トリプロピル錫クロライドの微生物分解, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.4, No.1, 2-8, 1976.
110.	Hiroki Kourai, 武市一孝 and 芝崎勲 : 有機金属化合物の抗菌機作, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.2, No.5, 189-194, 1974.
111.	Hiroki Kourai, 武市一孝 and 芝崎勲 : (3-トリアルキル錫)プロピルトリメチルアンモニウムアイオダイドの抗菌機作, 醗酵工学雑誌, Vol.51, No.11, 832-839, 1973.
112.	Hiroki Kourai, 武市一孝 and 芝崎勲 : トリアルキル錫クロライド類のポーラログラフィーと抗菌性, 醗酵工学雑誌, Vol.51, No.11, 825-831, 1973.
113.	Hiroki Kourai, 武市一孝 and 芝崎勲 : トリフェニル錫アセテートおよびトリプロピル錫フェニルエーテルの抗菌機作, 醗酵工学雑誌, Vol.51, No.3, 197-204, 1973. (Summary) In a previous paper, it was reported that triphenyl lead acetate (TPLA) and tripropyl tin acetate (TPrTA) inhibited the synthesis of DNA and RNA of E.coli as the primary aciton.In this report, the mode of actions of triphenyl tin acetate (TPTA) and tripropyl tin phenyl ether (TPTPE) against E. coli and B. subtilis var. niger were investigated and the following results were obtained.1) Both TPTA and TPTPE were only slightly able to inhibit the respiraton, permeability, protein synthesis and cell wall synthesis, but markedly inhibit ribonucleic acid synthesis and deoxyribonucleic acid synthesis of E.coli.2) The growth inhibiton of E. coli by tripropyl tin phenylthioether (TPTSP) was not observed.3) The antimicrobial action of TPTA was reversed by cysteine and 2-mercaptoethanol.4) The enzyme activity of alcohol dehydrogenase from baker's yeast was not inhibited by TPTSP and TPTPE plus 2-mercaptoethanol, and it was markedly inhibited by TPTPE and TPTA.On the basis of these results, it may be concluded that TPTA and TPTPE inhibited the biosynthesis of the deoxyribonucleic acid and ribonucleic acid of E. coli as the primary acition, and the active sites of these tin and lead compounds of the type R_3MX were, respectively, metal protions of R_3M molecules. (Link to Search Site for Scientific Articles) ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1522262180333240064 (CiNii: 1522262180333240064)
114.	薮原義郎, Hiroki Kourai and 武市一孝 : 四級アンモニウム塩の抗菌性(第2報), 醗酵工学雑誌, Vol.50, No.2, 86-92, 1972.
115.	Hiroki Kourai, 武市一孝 and 芝崎勲 : 有機金属化合物の抗菌性,(第4報), 醗酵工学雑誌, Vol.50, No.2, 79-85, 1972.
116.	Hiroki Kourai, 武市一孝, 岡崎光雄, 江夏敏郎 and 芝崎勲 : 有機金属化合物の抗菌性,(第3報), 発酵工学雑誌, Vol.50, No.1, 34-40, 1972.
117.	Hiroki Kourai, 武市一孝, 岡崎光雄, 江夏敏郎 and 芝崎勲 : 有機金属化合物の抗菌性,(第2報), 発酵工学会誌, Vol.49, No.1, 47-52, 1971.
118.	Hiroki Kourai and 武市一孝 : 四級アンモニウム塩の抗菌性について, 醗酵工学雑誌, Vol.48, No.10, 635-640, 1970.
119.	Hiroki Kourai and 武市一孝 : トリフェニル鉛イソカルボン酸エステルの抗菌性について, 発酵工学会誌, Vol.47, No.10, 603-609, 1969. (Summary) Antimicrobial actions of triphenyl lead iso-carboxylates on microbes were studied in relation to the type on their chemical structures.Triphenyl lead iso-carboxylates were used in the forms of iso-butyrate, iso-valerate, trimethylacetate, methylethylacetate, iso-caprotate, diethylacetate, 3-methylpentanate, 2-methylpentanate, 2-ethylpentanate, 2-ethylhexanate, 2-methylhexanate, 3-methylheptabate, 3-ethylheptanate and 2.4-dimethylpentanate.The microbes used in the tests were Candida albicans, Aspergillus niger, Rhizopus nigricas, Trichorderma viride, Fusarium moriniforme and Bacillus subtilis.As the results, it was found that the antimicrobial activities of iso-compounds were stronger than those of n-compounds.The activies of teriary and secondary branched-chain compounds were higher than those of straight compounds.The activities of branched-chain compounds were affected by the positions of the branches, and the α-position was always more effective than the β-position.α-Methyl and α-ethyl derivatives of tripheny lead carboxyrates showed strong growth-inhibitory actons on the microbes and the former is always more powerful than the latter. (Link to Search Site for Scientific Articles) ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1521136278458182016 (CiNii: 1521136278458182016)

Academic Paper (Unrefereed Paper):

1.	Akihiro Shirai, 大津勇貴 and Hiroki Kourai : ジェミニ型抗菌剤とUVA-LED照射による殺菌相乗効果とその殺菌機構, LED総合フォーラム2012 in 徳島論文集, Vol.P-8, 81-82, 2012.
2.	Akihiro Shirai, 大津勇貴 and Hiroki Kourai : ジェミニ型抗菌剤とUVA-LED照射による殺菌相乗効果とその殺菌機構, LED総合フォーラム2011 in 徳島論文集, Vol.P-11, 93-94, 2011.
3.	Akihiro Shirai, 大津勇貴 and Hiroki Kourai : ジェミニ型抗菌剤とUVA-LED照射による殺菌相乗効果, LED総合フォーラム論文集, No.P-6, 75-76, 2010.
4.	Takuya Maeda, Kazuki Yoshiura, Akihiro Shirai and Hiroki Kourai : Novel antimicrobial agents, immobilized 1-alkyl-1'-(ω-hydroxypolymethylene)-4,4'-dipyridinium dibromides on inorganic materials, Proceedings of the 2nd International Conference on Advanced Materials Development and Performance Evaluation and Application, Vol.2, 649-654, 1999. (Summary) 論文題目:新規無機担体に固定化した1-Alkyl-1'-(ω-ヒドロキシポリメチレン)-4,4'-ジピリジニウムジブロマイド抗菌剤，新規第四アンモニウム塩1-アルキル-1'-(ω-ヒドロキシポリメチレン)-4,4'-ジピリジニウムジブロマイドの合成方法を確立し，抗菌特性を調べた．その結果，抗菌活性に及ぼすアルキル鎖長の影響は小さく，1-アルキル-4,4'-ピリジルピリジニウムブロマイド，1-アルキルピリジニウムアイオダイド，塩化ベンザルコニウム，チアベンダゾールと比較して広い抗菌スペクトルと高い抗菌·抗黴活性を有し，抗菌活性はpHや温度の影響を受けにくいことが判明した．さらにガラスビーズに固定化し抗菌活性を確認した．

Academic Letter:

1.	Hideaki Nagamune, Akiko Sukeno, Robert A. Whiley, Syed I. Jafar, Joseph Aduse-Opoku, Kazuto Ohkura, Katsuhiko Hirota, Yoichiro Miyake, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : Intermedilysin plays a key role in the invasion of human cells by Streptococcus intermedius, Streptococci New Insights into an Old Enemy: International Congress Series, Vol.1289, 262-266, 2006. (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.1016/j.ics.2005.11.021 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● Summary page in Scopus @ Elsevier: 2-s2.0-33645897338 (DOI: 10.1016/j.ics.2005.11.021, Elsevier: Scopus)

Review, Commentary:

1.	Hiroki Kourai : わかりやすい抗菌剤の基礎③ 新規抗菌剤の開発動向と抗菌剤の将来性, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.38, No.1, 43-51, Jan. 2010.
2.	Hiroki Kourai : わかりやすい抗菌剤の基礎② 抗菌剤の種類と特性, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.37, No.12, 883-891, Dec. 2009.
3.	Hiroki Kourai : わかりやすい抗菌剤の基礎① 抗菌剤を使用するにあたっての基礎知識, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.37, No.11, 821-828, Nov. 2009.
4.	Hiroki Kourai : 繊維用抗かび剤の概要, 加工技術, Vol.44, No.9, 541-546, Sep. 2009. (Link to Search Site for Scientific Articles) ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1523669554930254976 (CiNii: 1523669554930254976)
5.	Hiroki Kourai : 抗かび加工繊維製品の抗かび効果評価方法のJIS化とISO化に向けて, 加工技術, Vol.44, No.8, 477-482, Aug. 2009. (Link to Search Site for Scientific Articles) ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1520010380698252416 (CiNii: 1520010380698252416)
6.	Hiroki Kourai : 抗かび加工繊維製品認証に向けて, 加工技術, Vol.44, No.7, 413, Jul. 2009.
7.	Hiroki Kourai : Weaving a safer future, --- Antibacterial textiles ---, ISO Focus, Vol.6, No.2, 28-30, Feb. 2009.
8.	Hiroki Kourai : 抗カビ剤と抗カビ製品の今日, かびと生活, Vol.1, No.4, 8-11, Jan. 2009. (Link to Search Site for Scientific Articles) ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1521980706053033088 (CiNii: 1521980706053033088)
9.	Hiroki Kourai : 国際規格ISO20743「抗菌加工繊維製品の抗菌性試験方法」の概要, 加工技術, Vol.43, No.3, 210-213, Mar. 2008.
10.	Hiroki Kourai : 国際規格ISO20743「抗菌加工繊維製品の抗菌性試験方法」の概要, 加工技術, Vol.43, No.2, 139-142, Feb. 2008.
11.	Hiroki Kourai : 国際規格ISO20743「抗菌加工繊維製品の抗菌性試験方法」の概要, 加工技術, Vol.42, No.12, 745-748, Dec. 2007.
12.	Hiroki Kourai : 国際規格ISO20743「抗菌加工繊維製品の抗菌性試験方法」の概要, 加工技術, Vol.42, No.11, 681-684, Nov. 2007.
13.	Hiroki Kourai : 国際規格ISO20743として制定「抗菌加工繊維製品の抗菌性試験」, 染織経済新聞, Vol.8, No.2415, 19-23, Aug. 2007.
14.	Shouji Suzuki, Shigeo Imai and Hiroki Kourai : Background and Evidence Leading to the Establishment of the JIS Standard for Antimicrobial Products, Biocontrol Science, Vol.11, No.3, 135-145, Sep. 2006. (Summary) This article describes the circumstances involved in the standardization of the evaluation methods for antimicrobial products. The quantitative method of JIS L 1902 was adopted as the test method for textile products. For plastic, metal and ceramic products, examination of test methods proceeded through the investigation of references and reference to test methods used by various industrial organizations, and a new test method was developed based on the film covering method. An evaluation standard for antimicrobial efficacy was also set up for these test methods and was established as a JIS standard (JIS Z 2801:2000). (Keyword) Anti-Bacterial Agents / Anti-Infective Agents / Bacteria / Colony Count, Microbial / Escherichia coli / Japan / Microbial Sensitivity Tests / Plastics / Staphylococcus aureus / Textiles (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.4265/bio.11.135 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● PubMed @ National Institutes of Health, US National Library of Medicine (PMID): 17017132 ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1390001204464399360 ● Search Scopus @ Elsevier (PMID): 17017132 ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.4265/bio.11.135 (DOI: 10.4265/bio.11.135, PubMed: 17017132, CiNii: 1390001204464399360)
15.	Hiroki Kourai : 光触媒抗菌について, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.34, No.9, 577-584, Sep. 2006.
16.	Hiroki Kourai : Molecular Design and Antimicrobial Property of the Quaternary Ammonium Salts with the Gemini Structure, Oleoscience, Vol.6, No.5, 247-255, May 2006. (Link to Publication Site) ● Publication site (DOI): 10.5650/oleoscience.6.247 (Link to Search Site for Scientific Articles) ● Search Scopus @ Elsevier (DOI): 10.5650/oleoscience.6.247 (DOI: 10.5650/oleoscience.6.247)
17.	Hiroki Kourai : Recent Development and the Property of New Antimicrobial Agents for Environmental Contamination Microbes in the Food Factory, 日本食品微生物学会雑誌, Vol.23, No.1, 13-20, Apr. 2006.
18.	Takuya Maeda, Tomoko Sumitomo and Hiroki Kourai : 食品衛生と界面活性剤4, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.33, No.10, 550-560, Oct. 2005.
19.	Hiroki Kourai : Fundamental and Applied Research of Biocide using Quantitative Structure-Activity Relationship, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.33, No.6, 273-285, May 2005.
20.	Hiroki Kourai : JABEE試行審査を受けてⅡ, Seibutsu-kogaku Kaishi, Vol.82, No.6, 253-256, Dec. 2004. (Link to Search Site for Scientific Articles) ● CiNii @ National Institute of Informatics (CRID): 1520572358854183296 (CiNii: 1520572358854183296)
21.	Hiroki Kourai : JABEE生物工学関連分野の試行審査を受けて, バイオサイエンスとインダストリー, Vol.62, No.7, 47, Jul. 2004. (Summary) 総説題名:産業と行政，JABEE生物工学関連分野の試行を受けて．徳島大学工学部生物工学科が平成15年11月27日，28日にJABEE試行審査を受けた経緯や準備方法，審査項目，審査過程，審査結果，改善点および分野別要件などついて解説した．
22.	Hiroki Kourai : 光触媒と繊維への応用, 加工技術, Vol.39, No.5, 285-290, May 2004. (Summary) 総説題目:光触媒と繊維への応用．光触媒(アナターゼ型酸化チタン，著者の開発した層状結晶の銀担持リン酸ジルコニウムおよび著者の開発した有機系銀担持アクリル繊維)の研究開発状況の概要および抗菌，消臭に関するラジカル作用メカニズムについて執筆した．まず，光触媒の作用メカニズムの詳細な作用メカニズム，繊維製品への応用や加工方法について解説した．さらに，光触媒抗菌不織布の作用メカニズムや実際の繊維製品への応用例，抗菌衛生マスクについて解説した．
23.	Hiroki Kourai : 銀担持アクリル繊維を含む光活性機能紙を用いた衛生マスクの開発, Annals of the High Performance Paper Society, Japan, Vol.42, 71-77, Nov. 2003. (Summary) 総説題目:銀担持アクリル繊維を含む光活性機能紙を用いた衛生マスクの開発銀担持アクリル繊維をポリエステル繊維と混合抄紙した機能紙のESR(エレクトロンスピンレゾナンス)を用いた解析，光触媒活性，殺菌機構，殺菌化学種，殺菌スペクトルおよび殺菌メカニズムについて解説した．さらに，構築した気流殺菌試験システムの解説ならびに光活性機能紙の気流殺菌試験結果を詳細に解説した．加えてこれらを用いた衛生マスクの開発にについて解説した．
24.	Hiroki Kourai : バイオサイドの今後の方向性, 木材保存, Vol.29, No.4, 137-142, Aug. 2003. (Summary) 総説題目:バイオサイドの今後の方向性バイオサイドの概要，バイオサイドの必要性，バイオサイドの現状および用途，OECD Efficacy Workshop On Certain Antimicrobial Biocidesおよび環境調和型バイオサイドに関して執筆した．バイオサイドは人間生活に不可欠の物質であることは言うまでもない．21世紀の地球環境を守るためには，安全な環境調和型バイオサイドの開発が急がれる．さらに，バイオサイドの使用に際しては国際的に認知された使用方法，試験方法を採用すべきであると提言した．
25.	Hiroki Kourai : 抗菌加工繊維製品の抗菌性試験方法·JIS1902のISO国際標準化に向けて, 加工技術, Vol.38, No.5, 321-324, May 2003. (Summary) 総説題名:抗菌加工繊維製品の抗菌性試験方法JIS1902のISO国際標準化に向けて．著者がコンビナーとしてJIS1902のISO国際標準化に向けて行った準備，経緯，国際会議の経過(第1回東京国際会議，第2回京都国際会議，第3回リヨン国際会議)，ISO化の進捗状況について詳細に解説した．さらにISO化の試験方法(Adsorption Method， Transfer Method，Printing Method，Colony Count Method，ATP Method)の詳細について解説を加えた．
26.	Takuya Maeda and Hiroki Kourai : Novel quaternary ammonium compounds useful for resistnt bacterial strains, Bioscience and Industry, Vol.61, No.2, 103-106, Feb. 2003. (Summary) 総説題目:細菌の第四アンモニウム塩系薬剤耐性化と新規薬剤これまでに解明された大腸菌および緑膿菌に対する第四アンモニウム塩系薬剤の対する耐性化の特徴およびメカニズムについて解説している．また耐性化メカニズムを基に耐性化を引き起こさない薬剤の分子設計に関して解説を加えた．
27.	Hiroki Kourai : 環境に優しい殺菌剤について, 食品機械装置, Vol.38, No.12, 52-60, Dec. 2001. (Summary) 解説題目:環境に優しい殺菌剤について，1. はじめに，2. 最適な食品機械·食品製造環境の殺菌剤の選択，3. 食品機械·食品製造環境殺菌剤の現状(ヨウ素系，塩素系，過酸化物系，アルコール系，陽性界面活性剤系，両性界面活性剤系，ビグアナイド系)，4. 環境に優しい殺菌剤，5. おわりに
28.	Hiroki Kourai : 抗菌加工, 表面科学, Vol.22, No.10, 663-670, Oct. 2001. (Summary) 解説題目:抗菌加工，記載内容は以下のとおりである．1. 抗菌加工の歴史的背景，2. 抗菌関連用語の定義，3. 抗菌加工の目的と範囲(工業材料の微生物劣化，抗菌加工の目的，抗菌加工の範囲と効果)，4. 抗菌加工薬剤(抗菌剤の種類，抗菌剤の作用機構:光触媒系抗菌剤について特に詳細に解説)，5. 将来の抗菌加工薬剤(固定化殺菌剤，環境調和型抗菌剤)，6. 抗菌加工の将来
29.	Hiroki Kourai : 抗菌防臭·制菌加工薬剤, 加工技術, Vol.36, No.9, 543-552, Jan. 2001. (Summary) 総説題目:抗菌防臭·制菌加工薬剤繊維製品の抗菌防臭加工および制菌加工の薬剤の解説を執筆した．まず，薬剤の分類(無機系抗菌剤:金属塩系抗菌剤，有機系抗菌剤:フェノール，第四アンモニウム，アルコール，エステル，スルファミド，ビグアナイド，ピリジン，ポリマー，アミノ酸，ニトリル，天然物系:抗生物質，糖質)を行い，それぞれについて詳細に化学構造を図示し，化学的性質，加工および使用方法，抗菌効果および抗菌特性について解説した．
30.	Hiroki Kourai : 抗菌グッズのメカニズム, 医薬雑誌, Vol.28, No.11, 1291-1295, Jan. 2000. (Summary) 解説題目:抗菌グッズのメカニズム本雑誌は，病院臨床検査技師のためのものである．臨床検査技師のためのラジオ教育講座で講義した内容を纏め，臨床検査技師向けのレベルで執筆した．1. 抗菌グッズの歴史的背景，2. 抗菌の定義，目的および適用範囲，3. 微生物関連用語の定義，4. 抗菌加工の目的と範囲，5. 抗菌剤の種類と作用メカニズム，6. 抗菌製品の医療現場への応用(医療用抗菌製品，感染防止，消臭，環境衛生など)，7. まとめ
31.	Hiroki Kourai and Takuya Maeda : 環境調和型殺菌剤の開発とその作用, Seibutsu-kogaku Kaishi, Vol.77, No.6, 228-232, Jun. 1999. (Summary) 総説題目:環境調和型殺菌剤の開発とその作用総説内容は以下のとおりである．はじめに，1. 固定化殺菌剤(シランンカップリング剤を用いた第四アンモニウム塩，ポリマー型殺菌剤，ペンダント型殺菌剤，吸着型殺菌剤)，2. 固体殺菌剤(酸化チタン，銀担持リン酸ジルコニウム，銀含有セラミックス)，3. 環境調和型殺菌·消毒剤(殺菌力強化の分子設計，微生物表面疎水性に依存しない薬剤分子設計，環境調和とタイマー機能)，おわりに
32.	Hiroki Kourai : 無機系抗菌剤の開発の現状と将来, 無機マテリアル, Vol.6, No.11, 428-436, Jan. 1999. (Summary) 総説題目;無機系抗菌剤の開発の現状と将来，本総説は無機系抗菌剤特集として執筆したものであり，記載内容は以下のとおりである．1. はじめに，2. 抗菌剤を用いた微生物制御の歴史，3. 微生物の分類と概要，4. 無機系抗菌剤のの種類と構造(ゼオライト系，シリカゲル系，リン酸カルシウム系，アパタイト系，ケイ酸塩けい，リン酸ジルコニウム系，チタン酸カリウム系ウイスカ，その他)，5. 無機系抗菌剤の抗菌機構(金属イオンの抗菌力，金属イオン溶出型の抗菌作用，金属イオン非溶出型の抗菌作用)，6. 無機系抗菌剤の用途，7. おわりに
33.	Hiroki Kourai : 繊維製品の抗菌·防臭·消臭加工の基本的な考え方と今後の研究開発のあり方, 染色工業, Vol.46, No.4, 150-158, Jan. 1998. (Summary) 総説題目:繊維製品の抗菌·防臭·消臭加工の基本的な考え方と今後の研究開発のあり方，染色工業従事者に向けた総説である．1. はじめに，2. 抗菌·防臭·消臭加工の歴史，3. 微生物制御用語の定義，4. 抗菌·防臭·消臭加工の基本的名考え方(抗菌防臭加工:加工薬剤および加工製品の安全性に関する規則，こく効果および耐久性に関する規則，制菌加工:加工薬剤および加工製品の安全性基準，加工効果および耐久性の基準，一般ぴょび特定用途の制菌基準，対象範囲，消臭加工)，5. 抗菌防臭加工薬剤，6. 抗菌·防臭·消臭加工の将来
34.	Hiroki Kourai : 微生物制御, 繊維機械学会誌, Vol.16, No.1, 1-7, Jan. 1998. (Summary) 総説題目:微生物制御繊維製品を製造販売する人々のための解説であり，内容は以下のとおりである．1．はじめに，2．微生物制御関連用語の定義(基礎的な制御用語および専門用語)，3. 微生物の分類(細菌, 黴，酵母，担子菌 )，4. 物理的微生物制御(温度，加熱，低温，冷凍，電磁波，電子線，高圧力，遮断，濾過)，5. 化学的微生物制御(pH，除酸素．ガス置換，水分，栄養，抗菌剤の種類，性質，使用方法)，6. まとめ
35.	Hiroki Kourai : 抗菌加工の基本的考え方と将来展望, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.26, No.10, 571-575, Jan. 1998. (Summary) 解説題目:抗菌加工の基本的考え方と将来展望，平成10年日本化学会春期シンポジウムにおいて講演した「抗菌の科学と抗菌加工の現状」を纏めて特集として執筆した．記載内容は以下のとおりである．1. はじめに(感染症の増加傾向と環境衛生の重要性)，2. 工業材料の微生物劣化(金属:微生物腐食，木材;腐朽，プラスチック:黴と劣化)，3. 抗菌の目的と範囲( 微生物用語，抗菌加工の目的と範囲)，4. 抗菌剤の現状(抗菌剤種類，抗菌剤の作用機構)，5. 将来の抗菌剤，6. 抗菌加工の将来
36.	Hiroki Kourai : 抗菌性繊維の新テスト方法, Journal of the Japan Research Association for Textile End-Use, Vol.39, No.10, 628-635, Jan. 1998. (Summary) 総説題目:抗菌性繊維の新テスト方法．今回著者らが委員長となって改訂した抗菌性繊維製品の抗菌効果試験方法についての解説を執筆した．1. 日本工業規格繊維製品の抗菌試験方法JIS L1902 (1998)の歴史と概要，2. JIS L 1902 (1998)試験に用いる用語の定義，3. 試験に用いる細菌，4. 器具，材料，培地および生理食塩水，5. 定性試験方法，6. 定量試験方法，7. JIS L1902(1998)の応用について詳細に解説した．
37.	西原力 and Hiroki Kourai : 防菌防黴剤事典-原体編-の活用方法, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.26, No.11, 639-646, Jan. 1998. (Summary) 解説題目:防菌防黴剤事典-原体編-の活用方法既に執筆した．防菌防黴材事典をより利用しやすくするために事典の活用方法について記載した．1. 一般情報(原体名，原体の記載順序，物理化学的性状)2. 有効性/作用機構(対象微生物，MIC，作用機構，用途)，4. 毒性(健康影響，生態影響)，7. その他に関して執筆した．
38.	Hiroki Kourai : 最初に知っておきたい微生物の基礎知識, 工業材料, Vol.45, No.8, 26-31, Jan. 1997. (Summary) 抗菌製品を構築するに必要な抗菌材料の製造，加工および販売者のための講座として，基礎微生物学および基礎微生物制御学を実例をあげて分かりやすく解説した．記載内容は，微生物の生育条件(化学的生育条件と物理的生育条件に分けて記載)，生活環境中の有害微生物と有益微生物，微生物制御基礎理論(物理的手法と化学的手法に分けて記載)，殺菌方法，抑制方法および増殖方法について分かりやすく解説した．
39.	Hiroki Kourai : 化学薬剤による製造環境殺菌技術の基礎, 環境管理技術, Vol.15, No.4, 188-198, Jan. 1997. (Summary) 食品製造工場，機械金属加工工場，自動車工場，医薬品製造工場，紙·パルプ工場，病院，学校などの殺菌に携わる技術者のための解説書である．化学薬剤を用いた製造環境殺菌技術の基礎，殺菌剤の化学構造と特性について記載した．はじめに，最適な環境殺菌剤の選択するための基礎知識，環境殺菌剤の製剤方法および環境殺菌剤原体の化学特性について，化学式および図表を多用して分かりやすく解説した．
40.	Hiroki Kourai : 抗菌商品, 健康教室, Vol.48, No.9, 112-115, Jan. 1997. (Summary) 本雑誌は，小中高の養護教諭のための学術雑誌である，Q&A式に纏められた特集号に抗菌商品として記載した．抗菌の歴史的背景，意義と目的，抗菌のガイドライン，抗菌の用語の解説(滅菌，殺菌，消毒，除菌，静菌，制菌，防腐，抗菌，その他)，基礎微生物学(微生物細胞，微生物の代謝，微生物の分類)，抗菌の功罪および抗菌グッヅの正しい利用方法について解説した．
41.	Hiroki Kourai : 繊維製品の防菌防黴技術, Chemical Industry, Vol.48, No.11, 856-866, Jan. 1997. (Summary) 総説題目:繊維製品の防菌防黴技術:本総説は，抗菌性繊維製品の製造者ならびに販売者が参考となるように執筆した．内容は以下の通りである．1. はじめに，2.. 繊維製品の微生物劣化，3. 繊維用防菌菌防菌防黴剤(界面活性剤，ビグアナイド系，アルコール系，フェノール系，アニリド系，ヨウ素系，イミダゾール系およびチアゾール系，イソチアゾロン系，トリアジン系，フッ素系，糖質系，，トロポロン系，有機金属系，無機系)，4. 繊維用防菌防黴剤の加工方法(練り込み加工，後加工)，5. まとめ
42.	Hiroki Kourai : 無機系抗菌剤開発の現状, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.24, No.7, 509-515, Jan. 1996. (Summary) 解説題目:無機系抗菌剤実用講座 2.無機系抗菌剤開発の現状本解説は防菌防黴学会誌の特集として執筆した．内容は，1. はじめに，2. 無機系抗菌剤の概要(ゼオライト，シリカゲル，カラス，リン酸カルシウム，リン酸ジルコニウム，珪酸塩，酸化チタン，ウイスカ，その他)，3. 無機系抗菌剤の用途，4. 無機系抗菌剤の作用機構と触媒作用(銀イオンの抗菌作用，金属イオン溶出型の抗菌作用，金属イオン非溶出型の抗菌作用)5. まとめ
43.	Hiroki Kourai : 抗菌剤の特性と作用メカニズム, セラミックス, Vol.31, No.7, 576-583, Jan. 1996. (Summary) 総説題目:抗菌剤の特性と作用メカニズム記載内容はいかのとおりである．1. はじめに(微生物の分類学的位置)，2. 抗菌剤による微生物制御(用語の定義，化学薬剤の抗菌作用，抗菌活性の表示)，3. 有機系抗菌剤の概要(アルコール，フェノール，アルデヒド，カルボン酸，エステル，エーテル，ニトリル，過酸化物，ハロゲン，ピリジン，界面活性剤，イソチアゾロン，有機金属など)，4. 無機系抗菌剤の概要(リン酸ジルコニウムの光触媒反応，抗菌活性)，5. まとめ
44.	Hiroki Kourai and 中島照夫 : チアベンダゾールの防黴特性と安全性, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.24, No.11, 767-769, Jan. 1996. (Summary) 解説題目:チアベンダゾールの防黴特性と安全性チアベンダゾールは防黴剤として非常に有名かつ，多量に使用されている薬剤である．そこで本薬剤の用法，用量，応用分野，抗菌機構と安全性について解説した．1. はじめに，2. チアベンダゾールの化学構造と化学的性質，3. 抗菌活性，4. 安全性(毒性，環境毒性，慢性毒性，催奇形性，5. まとめ
45.	Hiroki Kourai : 防菌防黴剤応用講座·分野別使用例の現状と展望-繊維用防菌防黴剤-, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.23, No.1, 27-34, Jan. 1995. (Summary) 総説題目:防菌防黴剤応用講座·分野別使用例の現状と展望-繊維用防菌防黴剤この総説は防菌防黴学会が防菌防黴剤応用講座として纏めたものである．1. はじめに，2. 繊維防菌防黴剤の化学構造と抗菌特性(有機系，有機金属系，天然物系，無機系)，3. 繊維用防臭加工薬剤の現状と将来(毒性，試験方法)，4. まとめ
46.	Hiroki Kourai : ピリジニウム型新規殺菌剤の開発研究, カルテック, No.25, 29-32, Jul. 1994. (Summary) 研究報告題目:ピリジニウム型新規殺菌剤の開発研究，本報告は，(財)四国産業技術振興センターの依頼研究資金を得て開発研究を行ったものである．記載内容は，新規殺菌剤の合成方法の確立，合成薬剤の殺菌特性および殺菌機構について解析した結果を纏めている．ピリジニウム環に硫黄を介してアルキル基を2位と4位に導入し，ピリジニウム塩のアルキル基にはヘキシル基からステアリル基を用いた．殺菌機構は，第四アンモニウム塩の特異的細胞破壊活性を有し，薬剤分子疎水性に依存しない殺菌高い殺菌活性を有することを明らかにした．
47.	Hiroki Kourai : MRSAと抗菌防臭, 染色研究, Vol.38, No.1, 1-9, Jan. 1994. (Summary) 解説題目:MRSAと抗菌防臭抗菌防臭加工繊維製品によるMRSA対策は可能であるのかと言う疑問や対策の必要性があり，これらを詳細に解説した．解説内容は以下のとおりである．1. はじめに，2. MRSAとは，3. MRSAの分離頻度，4. MRSA対策の現状，5. 繊維製品の抗菌防臭の考え方，6. 繊維上の微生物数，7. 抗菌防臭繊維製品の目的と範囲，8. MRSA対策のための抗菌防臭加工繊維製品の必要条件，9. まとめ
48.	Hiroki Kourai : くらしと微生物「カット野菜」, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.22, No.12, 764-765, Jan. 1994. (Summary) 総説題目:くらしと微生物「カット野菜」防菌防黴誌の特集として取り上げたものである．記載内容は，徳島県地域産業技術研究開発機構の共同研究委員長として著者が行った研究成果の一部を纏めたものである．1. はじめに(カット野菜の現状) ，2. カット野菜の汚染微生物数，3. 包装フィルム中のガス組成変化，4. 洗浄·殺菌方法，5. カット方法，6. まとめ
49.	Hiroki Kourai : MRSAと抗菌防臭, 加工技術, Vol.28, No.4, 210-212, Jan. 1993. (Summary) 解説題目:MRSAと抗菌防臭 1. はじめに(MRSAの歴史と現状)，2. MRSAとは(MRSAの微生物学的解説)，3. MRSAの分離頻度(国内外の分離頻度と歴史)，4. MRSA対策の現状(病院における対策状況)，5. 繊維製品の抗菌防臭の考え方，6. 抗菌防臭繊維製品の目的と範囲(皮膚常在菌を殺菌してはならない)，7. まとめ
50.	Hiroki Kourai : 望ましい地球環境における微生物とヒト-新環境微生物制御技術-固定化殺菌剤, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.21, No.6, 331-337, Jan. 1993. (Summary) 総説題目:望ましい地球環境における微生物とヒト-新環境微生物制御技術-固定化殺菌剤本総説内容は以下のとおりである．1. はじめに，2. 固定化殺菌剤の定義，3. 固定化殺菌剤(固定化殺菌剤の化学構造，固定化殺菌剤の化学構造と殺菌特性，固定化殺菌剤の殺菌スペクトル，固定化殺菌剤の殺菌機構)4. 吸着除菌剤(吸着除菌剤の化学構造，吸着剤の除菌特性，ウイルスおよびバクテリオファージの捕捉除去，吸着除菌機構)，5. 固形殺菌剤(固形殺菌剤の化学構造，固形殺菌剤の殺菌スペクトル，固形殺菌剤の殺菌特性，固形殺菌剤の殺菌機構)6. まとめ
51.	野々村俊夫, Hiroki Kourai, 濵紹昭 and 樺山峰明 : やまもも，菜の花及びカット野菜における鮮度保持システムの開発(第2報), 徳島県立工業技術センター研究報告, Vol.1, 33-37, Jan. 1992.
52.	Hiroki Kourai : 四国地域のバイオ産業振興の最近のあゆみ, バイオサイエントとインダストリー, Vol.50, No.11, 42-43, Jan. 1992.
53.	Hiroki Kourai : 第四アンモニウム塩の殺菌作用機構とその薬剤分子設計その2, 化学素材研究開発振興財団研究報告, Vol.7, 129-135, Jan. 1992.
54.	Hiroki Kourai : 第四アンモニウム塩の殺菌作用機構とその薬剤分子設計, 化学素材研究開発振興財団研究報告, Vol.6, 55-61, Jan. 1991.
55.	Hiroki Kourai : 固定化殺菌剤, 化学と生物, Vol.26, No.12, 834-841, Jan. 1988. (Summary) 総説題目:固定化殺菌剤担体に殺菌剤を固定化し，外部に飛散，溶出，脱離しないタイプの新しい固定化殺菌剤について以下に示す様な内容を解説した．1. 固定化殺菌剤とは，2. 固定化殺菌剤の化学構造，3. 固定化殺菌剤の殺菌特性(シリコン型固定化殺菌剤の殺菌スペクトル，ポリマー型固定化殺菌剤の殺菌スペクトル，アルキル基の長さと殺菌力，殺菌力と殺菌温度，殺菌力におよぼす共存物質の影響，低下した殺菌力の回復，固定化殺菌剤表面への細胞吸着と殺菌作用)について解説した．
56.	Hiroki Kourai : 殺菌剤の現状と将来, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.13, No.6, 261-269, Jan. 1985. (Summary) 総説題目:殺菌剤の現状と将来，様々な殺菌剤が使用されているが，毒性，環境毒性および殺菌効果などの視点からは，未だ満足できる薬剤は構築されていない．そこで本総説では，殺菌剤の過去から未来に向けての展望などを纏めた． 1. はじめに，2. 紀元前から現代までの殺菌剤開発の歴史，3. 殺菌剤の種類および殺菌力強化(フェノール，サリチルアニリド，安息香酸，有機金属化合物，界面活性剤)，4. 殺菌剤の将来(新規薬剤分子設計，新規殺菌剤の固定化，相乗作用)，5. おわりに
57.	Hiroki Kourai : 第四アンモニウム塩の抗菌特性, Journal of Antibacterial and Antifungal Agents, Japan, Vol.12, No.8, 391-400, Jan. 1984. (Summary) 総説題名:第四アンモニウム塩の抗菌特性(昭和57年度日本防菌防黴学会研究奨励賞) 記載内容は以下の通りである．1. 第四アンモニウム塩の概要，2. 第四アンモニウム塩の抗菌特性(抗菌スペクトル，pHの影響，処理菌量の影響，溶菌と殺菌作用)，3. 第四アンモニウム塩の抗菌作用機構(呼吸阻害作用，吸着作用，菌体内容物質の漏洩)，4. 構造活性相関(疎水性パラメーター)，5. 有機金属化合物との相乗作用，6. まとめ過去の論文ならびに著者が既に論文とした掲載された10報分の内容を纏めて総説した．

Proceeding of International Conference:

1.	Akihiro Shirai, Ohtsu Yuki and Hiroki Kourai : Synergistic antimicrobial activity of a gemini-quaternary ammonium compound and ultraviolet A light generated by a light-emitting diode, II International Conference on Antimicrobial Research, 98, Lisbon, Nov. 2012.
2.	Akihiro Shirai, Yasuko Fumoto, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : Synthesis and biological properties of novel anionic surfactant, potassium acetate salt of (5-alkyl-2-methyl-1,3-thiazole)s, The 2010 International Chemical Congress of Pacific Basin Societies (PACIFICHEM 2010), No.04-ORGN-1613, 139, Honolulu, Dec. 2010.
3.	Toshiyuki Endoh, Kanae Sakaguchi, Hideaki Maseda, Hiroki Kourai, Akihiro Shirai and Takeshi Omasa : Development of new antimicrobial agents: synthesis and biological properties of hybrid-type quaternary ammonium salts as a safe antimicrobial agent, The 16th Young Asian Biochemical Engineers' Community (YABEC), No.F-13, 72, Taoyuan, Nov. 2010.
4.	Akihiro Shirai, Yuki Ohtsu, Yasunori Kuboyama, Hideaki Maseda, Hiroki Kourai and Takeshi Omasa : Water disinfection system based on the combined use of gemini-quaternary ammonium salt and ultraviolet (A)-light emitting diode, The 16th Young Asian Biochemical Engineers' Community (YABEC), No.F-17, 74, Taoyuan, Nov. 2010.
5.	Akihiro Shirai, Yasuko Fumoto, Shou Nashino, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : Synthesis and antimicrobial properties of novel anionic heterocyclic surfactant derivatives of 5-alkyl-2-methyl-1,3-thiazole, 42nd IUPAC Congress: Chemistry Solutions, Vol.P206_018, Glasgow, Aug. 2009. (Summary) Biocides such as `Parabens' and glycerol esters of fatty acids added to cosmetics, detergents and other products for domestic and personal use aim to prevent biodeterioration caused by bacteria, yeasts and fungi. However, few additive biocidals have combined antimicrobial potency, detergent properties and low toxicity. The present study focuses on the development of new biocides for detergents composed of long alkyl chain and anionic functional groups that confer antimicrobial and detergent properties, and of thiazole derivatives with a skeleton corresponding to that of `Sulfrol' for use as safe food additives. Novel anionic thiazole (5-alkyl-2-methyl-1,3-thiazole-4-yl)acetic acids bind acetic acid at the 4 position and hydrophobic alkyl chains at the 5 position by hydrolyzing ethyl acetate structures such as (5-alkyl-2-methyl-1,3-thiazole-4-yl)acetates. Novel thiazole derivatives were synthesized as described in scheme 1. The α-position of ethyl acetoacetate (1) was alkylated by adding sodium hydride and n-butyl lithium, followed by 1-bromoalkane.1 The α-position of the alkyl compounds was subsequently bromo-substituted.2 According to the synthetic method,3 five 1,3-thiazole products (4a-4e) were derived by refluxing the α-bromo-substituted compounds and thioacetamide in anhydrous ethyl alcohol with a yield of 4.8 to 16%. The intended acetic acid derivatives (5a-5e) were finally obtained at a yield of 69-90% by 4a-4e being hydrolyzed with LiOH. The synthesized compounds, 4a-4e and 5a-5e were determined by NMR and mass spectrometry. Tube standard dilution resolved the antimicrobial activities based upon the minimum inhibitory concentration (MIC) of two thiazole series against 10 bacteria, two yeasts and four fungi. Their MICs were compared with those of anionic propyl-p-hydroxybenzoate as a `Paraben' series, sodium 4-dodecylbenzenesulfonate and lauric acid, and the non-ionic glycerol mono-ester of lauric acid. Thiazole-acetic acid derivatives, 5a and 5b were more effective antimicrobial agents against gram-positive bacteria, yeasts and fungi among all synthesized thiazole derivatives. We concluded that thiazole-acetic acid derivatives are novel anionic surfactants with potent antimicrobial properties.
6.	Takuya Maeda, Ryoko Buma, Masaharu Kamei, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : Pathogenic Bacteria Carried by Houseflies and The Possibility of Transmission from Source to Human, Second Bangladesh-Japan Joint International Conference of Microbiology and Food Hygiene, 31-34, Nara, Dec. 2006.
7.	Tomoko Sumitomo and Hiroki Kourai : Bacterioclastic Action of a Gemini-Quaternary Ammonium Compound, Membrane Stress Biotechnology Symposium, Sep. 2006.
8.	Hideaki Nagamune, Akiko Sukeno, Robert A. Whiley, Syed I. Jafar, Joseph Aduse-Opoke, Kazuto Ohkura, Takuya Maeda, Katsuhiko Hirota, Yoichiro Miyake and Hiroki Kourai : Intermedilysin plays a key role in the invasion of human cells by Streptococcus intermedius, XVIth Lancefield International Symposium on Streptococci and Streptococcal Diseases: In "Streptococci-New insights into an old enemy", International Congress Series, Vol.1289, 262-266, Palm cove, Australia, Sep. 2005.
9.	Hideaki Nagamune, Hisashi Ohkuni, Kazuto Ohkura, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : Streptococcus mitis-derived human platelet aggregation factor secreted by an isolate from a Kawasaki disease patient is a unique member of cholesterol-dependent cytolysin, The 5th Workshop on Pore-forming Toxins, Mainz, Germany, Oct. 2004.
10.	Hideaki Nagamune, Takatsugu Goto, Robert A. Whiley, Takuya Maeda, Yasuko Inai, Ohki Ohnishi, Kazuto Ohkura, Jeremy M. Hardie and Hiroki Kourai : Structural and epidemiological characterization of a human-specific cytolysin, intermedilysin: A potentially significant virulence factor in Streptococcus intermedius infections, XIV Lancefield International Symposium on Streptococci and Streptococcal Diseases; In "Streptococci and Streptococcal Diseases"(D. R. Martin, J. R. Tagg, eds.), 737-740, Auckland, Sep. 2000. (Summary) クローニングされたヒト特異的細胞溶解毒素インターメディリシン(ILY)遺伝子を発現する大腸菌ではヒト特異的溶血反応が確認され，クローン化遺伝子が活性型であることを確かめた．またその遺伝子情報に基づいたPCRによるily遺伝子分布検索の結果，アンギノーサス群連鎖球菌におけるily遺伝子の分布はS. intermedius(SI)のみに限定されていた．しかもヒト口腔内に常在する株に比べて重篤な深部膿瘍からの分離株の場合にはILY分泌量がタンパク質ベースで見た場合でも6-10倍も多いことから，SI感染症にILYが重要な病原因子として働くことを疫学的に示した．
11.	Kazuto Ohkura, Takatsugu Goto, Kanako Hattori, Ohki Ohnishi, Hideaki Tsuge, Nobuhiko Katunuma, Katsuhiko Hirota, Yoichiro Miyake, Hiroki Kourai and Hideaki Nagamune : Structural Analysis of a Human Specific Cytolysin Intermedilysin from Streptococcus intermedius UNS46, 18th International Congress of Biochemistry and Molecular Biology, Birmingham, UK, Jul. 2000.
12.	Hideaki Nagamune, Ohki Ohnishi, Kanako Hattori, Kazuto Ohkura, Takatsugu Goto, Hideaki Tsuge, Katsuhiko Hirota, Nobuhiko Katunuma, Yoichiro Miyake, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : Human-Specific Cell Lysis by Intermedilysin, an Exotoxin of Streptococcus intermedius, 18th International Congress of Biochemistry and Molecular Biology, Birminghan, UK, Jul. 2000.
13.	Takuya Maeda, Naoya Okamoto, Fei Zhou and Hiroki Kourai : Novel Antimicrobial Agents, Immobilized 1,4-Dialkyl-1,4-dihydroxyethylpiperadinium Diiodides on Inorganic Materials, Proceedings of the 2nd International Conference on Advanced Materials Development and Performance Evaluation and Application, Vol.2, 644-648, Tokushima, Nov. 1999. (Summary) 論文題目;新規抗菌性無機担体表面固定化1,4-ジアルキル-1,4-ジハイドロオキシエチルピペラジニウムジアイオダイド，新規第四アンモニウム塩1,4-ジアルキル-1,4-ジメチルピペラジニウムジアイオダイドの合成方法を確立し，抗菌特性を調べた．その結果，1-メチル-1-アルキルピペラジニウムアイオダイド，1-アルキルピリジニウムアイオダイド，塩化ベンザルコニウムと比較して広い抗菌スペクトルと高い抗菌活性を有し，抗黴活性も有すること，その抗菌活性はpHや温度の影響を受けにくいことが判明した．さらにグラスファイバーに固定化し抗菌活性を確認した．
14.	Hideaki Nagamune, Takatsugu Goto, Robert A. Whiley, Takuya Maeda, Yasuko Inai, Ohki Ohnishi, Kazuto Ohkura, Jeremy M. Hardie and Hiroki Kourai : Structural and Epidemiological Characterization of a Human-Specific Cytolysin, Intermedilysin: A Potentially Significant Virulence Factor in Streptococcus intermedius Infections, 14th Lancefield International Symposium on Streptococci and Streptococcal Diseases, Auckland, NZ, Oct. 1999. (Summary) クローニングされたヒト特異的細胞溶解毒素インターメディリシン(ILY)の遺伝子情報に基づいたPCRによるily遺伝子分布検索の結果，アンギノーサス群連鎖球菌におけるily遺伝子の分布はS.intermedius(SI)のみに限定されていた．しかもヒト口腔内に常在する株に比べて重篤な深部膿瘍からの分離株の場合にはILY分泌量が6-10倍も多いことから，SI感染症にILYが重要な病原因子として働くことを疫学的に示した．
15.	Hideaki Nagamune, Chikako Ohnishi, Ayako Katsuura, Yasunori Taoka, Kenzo Fushitani, Robert A. Whiley, Kikuji Yamashita, Akihiko Tsuji, Yoshiko Matsuda, Hiroki Kourai and Seiichiro Kitamura : Intermedilysin A cytolytic toxin specific for human cells of a Streptococcus intermedius isolated from human liver abscess, XIII Lancefield International Symposium on Streptococci and Streptococcal Diseases; In "Streptococci and The Host"(T. Horaud, A. Bouvet, R. Leclercq, H. de Montclos, M. Sicard, eds.): Advances in Experimental Medicine and Biology, Vol.418, 773-775, Paris, Sep. 1997. (Summary) S. intermedius肝膿瘍分離株から単離されたヒト細胞特異的な細胞溶解毒素インターメディリシン(ILY)の性質を検討した．これまで知られていたチオール基修飾試薬への非感受性やコレステロールへの低感受性に加え，電子顕微鏡観察からILYは直径30-50nmの膜孔を形成し細胞を破壊することが示された．またILYの部分遺伝子構造解析の結果からILYはチオール活性化毒素群と同じ分子祖先から進化したものであることが示唆された．
16.	Katsuhiro Tamura, Yoshihisa Muramoto, MItsuo Miyashita and Hiroki Kourai : Behavior of Escherichia coli under high pressure, International Conference on High Pressure Bioscience and Biotechnology, Kyoto, Nov. 1995. (Summary) 30 MPa までの高圧力下で培養した大腸菌について，生理食塩水と油(n-ヘキサデカン)間の分配係数を求め，細胞表面の疎水性の変化を見積もった．これらの疎水性と殺菌剤(ヨウ化ドデシルピリジニウム)感受性の相関について調べたところ，加圧処理した大腸菌についても良い相関が得られた．

Proceeding of Domestic Conference:

1.	Akihiro Shirai, Kanae Sakaguchi, Hideaki Maseda, Hiroki Kourai and Takeshi Omasa : ハイブリッド型第四アンモニウム塩の抗菌特性と安全性, 日本化学会第91春季年会, No.1B5-56, 41, Mar. 2011.
2.	久保山泰典, Akihiro Shirai, 室巻良彦, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : 栄養体およびシストアメーバに対する抗アメーバ性試験法とその評価法の確立, 第37回日本防菌防黴学会年次大会, No.2PP-17, 215, Sep. 2010.
3.	Akihiro Shirai, 大津勇貴 and Hiroki Kourai : ジェミニ型抗菌剤ハイジェニアとUVA-LED照射による殺菌相乗効果, 第37回日本防菌防黴学会年次大会, No.1PP-19, 110, Sep. 2010.
4.	Akihiro Shirai, 庄野知明, 布本泰子, 室巻良彦, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : 新規チアゾール系抗菌剤の合成とその抗菌特性, 第37回日本防菌防黴学会年次大会, No.1PA-07, 58, Sep. 2010.
5.	Akihiro Shirai, 伊藤優花, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : ジェミニ型第四アンモニウム化合物を吸着させた無機-有機ハイブリッド抗菌剤の開発, 日本化学会第90春季年会(2010), No.1G7-03, 95, Mar. 2010.
6.	布本泰子, Akihiro Shirai, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : 新規アニオン性界面活性剤の開発, 日本防菌防黴学会2009年度若手の会, Dec. 2009.
7.	坂口香苗, Akihiro Shirai, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : 新規ハイブリッド型第四アンモニウム塩の合成と抗菌特性, 日本防菌防黴学会2009年度若手の会, Dec. 2009.
8.	Akihiro Shirai, 谷村賢一, 遠藤聡志, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : 徐放性を付与したポリマー型固定化殺菌剤の構築, 日本防菌防黴学会2009年度若手の会, Dec. 2009.
9.	室巻良彦, Akihiro Shirai, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : Gemini型第四アンモニウム塩の最適構造の検討, 日本防菌防黴学会2009年度若手の会, Dec. 2009.
10.	Akihiro Shirai, 大徳桃子, 大平匡彦, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : 対称・非対称型ジェミニ新規抗菌剤の合成と抗菌機能, 日本防菌防黴学会2009年度若手の会, Dec. 2009.
11.	Akihiro Shirai, 冨脇真理, 室巻良彦, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : 抗菌タイマー機能を付与したジェミニ型第四アンモニウム塩の構築, 日本防菌防黴学会2009年度若手の会, Dec. 2009.
12.	Atsushi Tabata, 金惠珍, Toshifumi Tomoyasu, Hiroki Kourai, 澤田千恵子, 下野生世, Motoyuki Sugai, 赤松優 and Hideaki Nagamune : 融合PCRイムノクロマトグラフィーによる迅速微生物検査系の構築, 日本防菌防黴学会 2009年度若手の会, Dec. 2009.
13.	大平匡彦, Akihiro Shirai, Yoichiro Miyake, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : Synthesis and biological properties of strain-specific peptide derivative modified with a gemini quaternary ammonium salt, 第61回日本生物工学会大会, Sep. 2009.
14.	Akihiro Shirai, 黒木祐輔, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : 新規gemini型ベタインの合成とその殺菌特性, 第36回日本防菌防黴学会年次大会, Sep. 2009.
15.	坂口香苗, Akihiro Shirai, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : 新規ハイブリッド型第四アンモニウム塩の合成とその生物学的特性, 第36回日本防菌防黴学会年次大会, Sep. 2009.
16.	筒井舞子, Akihiro Shirai, 室巻良彦, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : Gemini型第四アンモニウム塩による環境病原性アメーバの制御, 第36回日本防菌防黴学会年次大会, Sep. 2009.
17.	室巻良彦, Akihiro Shirai, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : Gemini型第四アンモニウム塩の抗菌活性および細胞毒性評価, 第36回日本防菌防黴学会年次大会, Sep. 2009.
18.	大津勇貴, Akihiro Shirai and Hiroki Kourai : 第四アンモニウム塩で修飾された菌種特異的ペプチド誘導体の合成と生物学的特性, 日本化学会第3回関東支部大会, Sep. 2009.
19.	Akihiro Shirai and Hiroki Kourai : ジェミニ型ピリジニウム分子をインターカレーションしたモンモリロナイトを担体とする無機-有機ハイブリッドの抗菌特性とその特性, 日本化学会第3回関東支部大会, Sep. 2009.
20.	橋田裕美子, Hideaki Maseda, Akihiro Shirai and Hiroki Kourai : 多剤耐性Serratia marcescens の抗菌剤耐性に関与する遺伝子の同定, 第82回日本細菌学会総会, Mar. 2009.
21.	上手麻希, Hideaki Maseda, Akihiro Shirai and Hiroki Kourai : 緑膿菌多剤排出ポンプMexEF-OprNの発現制御の解析, 第82回日本細菌学会総会, Mar. 2009.
22.	Shoko Ueta, 橘あゆみ, Akihiro Shirai, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : 真菌類に対するジェミニ型第四アンモニウム塩の作用機構, 日本防菌防黴学会2008年度若手の会, Nov. 2008.
23.	森下裕生, Akihiro Shirai, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : 無機/有機ハイブリッド抗菌剤の収着・徐放性に関する研究, 日本防菌防黴学会2008年度若手の会, Nov. 2008.
24.	室巻良彦, Akihiro Shirai, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : ジェミニ型第四アンモニウム塩の安全性評価, 第121回徳島生物学会, Nov. 2008.
25.	上手麻希, Hideaki Maseda, Akihiro Shirai and Hiroki Kourai : 緑膿菌多剤排出ポンプMexEF-OprNの発現に及ぼすmvaT遺伝子の効果, 第61回日本細菌学会中国・四国支部総会, Oct. 2008.
26.	橋田裕美子, Hideaki Maseda, Akihiro Shirai and Hiroki Kourai : 多剤耐性Serratia marcescensの抗菌剤耐性に関与する遺伝子の同定, 第61回日本細菌学会中国・四国支部総会, Oct. 2008.
27.	Kiyo Okazaki, 曽我部咲, Hiroki Kourai, 松村佳奈枝, 加藤一郎 and 沢村信一 : 冷茶用容器の衛生管理状態に関する調査および検討, 日本防菌防黴学会第35回年次大会, Sep. 2008.
28.	曽我部咲, Kiyo Okazaki, Hiroki Kourai, 松村佳奈枝, 加藤一郎 and 沢村信一 : 冷茶と保存容器に関する調査, 日本防菌防黴学会第35回年次大会, Sep. 2008.
29.	藤岡耕太郎, Akihiro Shirai, Hiroki Kourai, 斉藤美佳子 and 松岡英明 : 超深焦点可変域顕微システムを使用した抗菌加工固相表面の抗菌作用機作の迅速評価方法の検討, 第35回日本防菌防黴学会年次大会, Sep. 2008.
30.	大徳桃子, Akihiro Shirai, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : 新規ハイブリット型第四アンモニウム塩の合成, 第35回日本防菌防黴学会年次大会, Sep. 2008.
31.	冨脇真理, Akihiro Shirai, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : エステル結合型疎水性基を有する新規抗菌剤の合成と抗菌活性, 第35回日本防菌防黴学会年次大会, Sep. 2008.
32.	谷村賢一, Akihiro Shirai, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : 徐放型固定化殺菌剤の合成とその特性, 第35回日本防菌防黴学会年次大会, Sep. 2008.
33.	森下裕生, 室巻良彦, Akihiro Shirai, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : ジェミニ型第四アンモニウム塩の毒性・抗菌活性の定量的構造活性相関解析, 第35回日本防菌防黴学会年次大会, Sep. 2008.
34.	室巻良彦, Akihiro Shirai, 森下裕生, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : ジェミニ型第四アンモニウム塩の環境毒性および抗菌性の評価, 第35回日本防菌防黴学会年次大会, Sep. 2008.
35.	Akihiro Shirai, 小野勉, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : 新規gemini型グリシンベタインの合成とその抗菌特性, 第35回日本防菌防黴学会年次大会, Sep. 2008.
36.	Hideaki Maseda, 小林弘明, 土井嘉亮, 岡野邦宏, Hiroki Kourai, 杉浦則夫 and 小林達彦 : ミクロキスチン分解酵素MlrAのトポロジー解析, 大会講演要旨集(2008・名古屋), Mar. 2008.
37.	Hideaki Maseda, 上手麻希, Akihiro Shirai and Hiroki Kourai : 緑膿菌多剤耐性化遺伝子mexTの機能解析, 第81回日本細菌学会総会, Mar. 2008.
38.	Hideaki Maseda, 橋田裕美子, Akihiro Shirai and Hiroki Kourai : Serratia marcescensの抗菌剤耐性に関与する遺伝子の同定と解析, 第81回日本細菌学会総会, Mar. 2008.
39.	Shoko Ueta, 栗本麻友子, Tomoko Sumitomo, Akihiro Shirai, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : 酵母に対するジェミニ型第四アンモニウム塩系薬剤の殺菌機構, 第119回徳島生物学会, Dec. 2007.
40.	辻陽平, 伊藤雅代, 延嶋浩文, Akihiro Shirai, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : ジェミニ型第四アンモニウム塩化合物のレジオネラ殺菌に及ぼすCa²⁺，Mg²⁺の影響, 日本防菌防黴学会第34回年次大会, Aug. 2007.
41.	冨脇真理, Akihiro Shirai, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : 種々のN-側鎖を有するビス型第四アンモニウム塩の合成とその抗菌活性, 日本防菌防黴学会第34回年次大会, Aug. 2007.
42.	谷村賢一, Akihiro Shirai, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : 第四アンモニウム塩系ポリマー型固定化殺菌剤の合成とその殺菌特性, 日本防菌防黴学会第34回年次大会, Aug. 2007.
43.	大徳桃子, Akihiro Shirai, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : モノ型とジェミニ型第四アンモニウム塩の抗菌特性の差異, 日本防菌防黴学会第34回年次大会, Aug. 2007.
44.	森下裕生, 室巻良彦, Tomoko Sumitomo, Akihiro Shirai, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : ジェミニ型第四アンモニウム塩系薬剤の毒性と化学構造の定量的構造活性相関解析, 日本防菌防黴学会第34回年次大会, Aug. 2007.
45.	福居麻弓, Akihiro Shirai, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : エーテル結合を有するGemini型第四アンモニウム塩の合成及び殺菌特性の検討, 日本防菌防黴学会第34回年次大会, Aug. 2007.
46.	岡村菜穂, Tomoko Sumitomo, 大久保彰洋, 湯浅明彦, Akihiro Shirai, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : 魚病細菌に対する光触媒抗菌紙の殺菌特性, 日本防菌防黴学会第34回年次大会, Aug. 2007.
47.	Akihiro Shirai, 栗本麻友子, Tomoko Sumitomo, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : 酵母に対するジェミニ型ピリジニウム塩系薬剤の殺菌機構, 日本防菌防黴学会第34回年次大会, Aug. 2007.
48.	Takuya Maeda, 伊藤雅代, 縣邦雄, 森孝 and Hiroki Kourai : 金属表面上のバイオフィルム形成の定量的評価, 腐食防食協会材料と環境討論会2007(春期大会), May 2007.
49.	Hideaki Maseda, 小中瑠実, Hideaki Nagamune, Tomoko Sumitomo, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : Serratia marcescens の消毒剤および抗生物質に対する耐性機構の解明, 日本細菌学会, Mar. 2007.
50.	古小路夏美, Tomoko Sumitomo, Hideaki Maseda, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : 多剤交叉耐性Achromobacter sp.の耐性化機構の解明, 日本防菌防黴学会2006年度若手の会, Oct. 2006.
51.	北浦真希, Tomoko Sumitomo, Takuya Maeda, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : セラチアに対するジェミニ型第四アンモニウム塩系薬剤の殺菌機構の解明, 日本防菌防黴学会2006年度若手の会, Oct. 2006.
52.	Shoko Ueta, Mayuko Kurimoto, Tomoko Sumitomo, Takuya Maeda, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : 酵母に対するジェミニ型第四アンモニウム塩系薬剤の殺菌機構, 日本防菌防黴学会2006年度若手の会, Oct. 2006.
53.	岡村菜穂, Tomoko Sumitomo, Takuya Maeda, Hideaki Maseda and Hiroki Kourai : gemini型第四アンモニウム塩の枯草菌(Bacillus subtilis)に対する殺菌機構の解明, 日本防菌防黴学会2006年度若手の会, Oct. 2006.
54.	伊藤雅代, 縣邦雄 and Hiroki Kourai : 新規抗菌剤の抗菌及び，銅に対する腐食防止特性, 腐食防食協会材料と環境討論会2006, May 2006.
55.	吉村剛, 中山友栄, Hiroki Kourai and 五十嵐喜雄 : 新規ジェミニ型第四アンモニウム塩の抗シロアリ活性, 日本環境動物昆虫学会第17回年次大会, Nov. 2005.
56.	Hiroki Kourai : 環境保全が求める循環型社会での抗菌剤が果たす役割, 日本防菌防黴学会, Nov. 2005.
57.	Kiyo Okazaki and Hiroki Kourai : 化粧用パフの除菌·洗浄について, 日本防菌防黴学会, Nov. 2005.
58.	Takuya Maeda and Hiroki Kourai : 大腸菌の第四アンモニウム塩系薬剤耐性とmarシステムの関連性, 日本防菌防黴学会, Nov. 2005.
59.	渡辺裕子, Tomoko Sumitomo, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : セラチアの殺菌消毒剤耐性化機構, 日本防菌防黴学会, Nov. 2005.
60.	数藤萌, 岡本好子, Tomoko Sumitomo, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : MRSAに対するGemini型第四アンモニウム塩の殺菌機構, 日本防菌防黴学会, Nov. 2005.
61.	福居麻弓, 射本康夫, 才所未来, 辻陽平, 山本ゆかり, Tomoko Sumitomo, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : Gemini型第四アンモニウム塩の抗菌特性, 日本防菌防黴学会, Nov. 2005.
62.	Tomoko Sumitomo, Akihiro Shirai, Hideaki Nagamune, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : ビス型第四アンモニウム塩系薬剤の殺菌メカニズムの解明, 日本防菌防黴学会第32回年次大会, May 2005.
63.	Takuya Maeda, Hideaki Nagamune, Hiroki Kourai, 板東一宏 and 米本謙悟 : 銀系抗菌材のトマト養液栽培病原菌に対する殺菌効果, 日本防菌防黴学会第32回年次大会, May 2005.
64.	Takuya Maeda, Hideaki Nagamune, Hiroki Kourai, 森孝, 阪口浩士, 鬼塚浩明 and 辻正光 : 人工バイオフィルムの構築とその定量的評価方法に関する検討, 日本防菌防黴学会第32回年次大会, May 2005.
65.	Tomoko Sumitomo, Akihiro Shirai, 藪原忠男, 吉成安純, 唐木真理, 渡辺裕子, 浅田舞子, 栗本麻友子, 野々宮正晃, 浜川智江, 林正道, 三上勝弘 and Hiroki Kourai : 微生物試験用モデル残り湯の構築, 日本防菌防黴学会第32回年次大会, May 2005.
66.	Tomoko Sumitomo, Akihiro Shirai, 藪原忠男, 吉成安純, 唐木真理, 渡辺裕子, 浅田舞子, 栗本麻友子, 野々宮正晃, 浜川智江, 林正道, 三上勝弘 and Hiroki Kourai : 風呂残り湯の微生物学的及び化学的解析, 日本防菌防黴学会第32回年次大会, May 2005.
67.	野々宮正晃, Akihiro Shirai, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : Carbamate結合を有するgemini型第四アンモニウム塩系殺菌剤の合成とその抗菌活性, 日本防菌防黴学会第32回年次大会, Vol.IC-33, May 2005.
68.	吉成安純, Akihiro Shirai, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : 新規gemini型第四アンモニウム塩殺菌剤の合成とその抗菌活性, 日本防菌防黴学会第32回年次大会, May 2005.
69.	栗本麻友子, 藪原忠男, Akihiro Shirai, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Saccharomycesに対するビス型第四アンモニウム塩系薬剤の殺菌特性, 日本防菌防黴学会第32回年次大会, May 2005.
70.	浅田舞子, 藪原忠男, Akihiro Shirai, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : ビス型第四アンモニウム塩系薬剤の殺カビ特性, 日本防菌防黴学会第32回年次大会, May 2005.
71.	三上勝弘, Akihiro Shirai and Hiroki Kourai : Gemini型第四アンモニウム塩の物理化学的特性と定量的構造活性相関研究, 日本防菌防黴学会第32回年次大会, May 2005.
72.	藪原忠男, Akihiro Shirai, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : 新規ビス型第四アンモニウム塩の抗菌活性とその溶血活性, 日本防菌防黴学会第32回年次大会, May 2005.
73.	藪原忠男, Akihiro Shirai, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : 新規ビス型第四アンモニウム塩の合成とその抗菌活性, 日本防菌防黴学会第32回年次大会, May 2005.
74.	唐木真理, Takuya Maeda, Hiroki Kourai, 山中一也, 西田守 and 福士英明 : ポリリジンに対する各種食中毒菌の耐性化, 日本防菌防黴学会第32回年次大会, May 2005.
75.	犬伏晃子, Hideaki Nagamune, Kazuto Ohkura, 関矢加智子, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : インターメディリシンとその受容体の結合に及ぼすコレステロールの影響, 日本細菌学会第78回総会, Apr. 2005.
76.	石田巧, Hideaki Nagamune, Kazuto Ohkura, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : インターメディリシンに対する単クローン抗体の作成とその性質, 日本細菌学会第78回総会, Apr. 2005.
77.	浜川智江, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune, Hiroki Kourai and 曽田勇作 : 塵埃に付着した浮遊細菌に対する銀担持抗菌フィルターの殺菌評価, 日本防菌防黴学会 2004年度若手の会, Oct. 2004.
78.	唐木真理, Akihiro Shirai, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune, Hiroki Kourai, 山中一也, 西田守 and 福士英明 : ポリリジンの抗菌特性, 日本防菌防黴学会 2004年度若手の会, Oct. 2004.
79.	渡辺裕子, Akihiro Shirai, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : セラチアの殺菌消毒剤耐性化機構の解明, 日本防菌防黴学会 2004年度若手の会, Oct. 2004.
80.	Tomoko Sumitomo, Akihiro Shirai, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : ビス型第四アンモニウム塩系殺菌剤の殺菌メカニズムの解明, 日本防菌防黴学会 2004年度若手の会, Oct. 2004.
81.	吉成安純, 藪原忠男, Akihiro Shirai, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : 新規gemini型第四アンモニウム塩系殺菌剤の合成とその抗菌活性, 日本防菌防黴学会 2004年度若手の会, Oct. 2004.
82.	野々宮正晃, 藪原忠男, Akihiro Shirai, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : Carbamate結合を有するgemini型第四アンモニウム塩系殺菌剤の合成とその抗菌活性, 日本防菌防黴学会 2004年度若手の会, Oct. 2004.
83.	Takuya Maeda, 吉田あゆみ, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : セラチアの殺菌消毒剤耐性化に関する検討, 日本防菌防黴学会第31回年次大会, Vol.IIDp-11, May 2004.
84.	山口文子, Tomoko Sumitomo, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : ビス型第四級アンモニウム塩系薬剤の殺菌メカニズム, 日本防菌防黴学会第31回年次大会, Vol.IIDp-10, May 2004.
85.	野々下理絵, 小林菜穂子, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : ペプチド系抗菌物質の殺菌機構, 日本防菌防黴学会第31回年次大会, Vol.IIDp-9, May 2004.
86.	Tomoko Sumitomo, Hideaki Nagamune, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : ビス型第四級アンモニウム塩系薬剤の細胞破壊作用とOmpEの関連性, 日本防菌防黴学会第31回年次大会, Vol.IIDp-8, May 2004.
87.	幸坂葵, 渡辺裕子, Takuya Maeda, 中秀雄 and Hiroki Kourai : 銀担持抗菌アクリル繊維の抗菌メカニズムの解析, 日本防菌防黴学会第31回年次大会, Vol.IIDp-6, May 2004.
88.	唐木真理, Takuya Maeda, Hiroki Kourai, 山中一也, 西田守 and 福士英明 : ポリリジンの抗菌メカニズムの解明, 日本防菌防黴学会第31回年次大会, Vol.IIDp-7, May 2004.
89.	薮原忠男, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : 新規化合物4,4'-(1,8-Dioxyoctametamethylene)bis(1-alkylpyridinium halide)sの合成とその殺菌活性, 日本防菌防黴学会第31回年次大会, Vol.IIDp-4, May 2004.
90.	Akihiro Shirai, 片岡大也, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : 新規ハイブリッド型第四アンモニウム塩の合成とその抗菌活性, 日本防菌防黴学会第31回年次大会, Vol.IIDp-3, May 2004.
91.	Akihiro Shirai, 川端サヤカ, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : 新規gemini型第四アンモニウム塩系殺菌剤の合成とその抗菌活性, 日本防菌防黴学会第31回年次大会, Vol.IIDp-2, May 2004.
92.	Kiyo Okazaki, 遠藤千鶴 and Hiroki Kourai : ザンビア共和国首都近郊および山村地域の飲料水の水質について, 日本防菌防黴学会第31回年次大会, Vol.IICa-2, May 2004.
93.	Akiko Sukeno, Hideaki Nagamune, Katsuhiko Hirota, Kazuto Ohkura, Takuya Maeda, Yoichiro Miyake and Hiroki Kourai : インターメディリシンはS. intermediusがHepG2細胞に侵入する際に必要不可欠な因子である, 日本細菌学会第77回総会, Apr. 2004.
94.	榊原恵美子, Hideaki Nagamune, Keiji Murakami, Takuya Maeda, Yoichiro Miyake and Hiroki Kourai : 緑膿菌外膜タンパク質OprRの抗生物質感受性への関与, 日本細菌学会第77回総会, Apr. 2004.
95.	中西由里子, 大門恵美子, 伊藤雅代, Hitoshi Matsuki, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : 廃棄ガラスを原料としたポーラガラス高機能性水処理材, 日本防菌防黴学会第30回年次大会, May 2003.
96.	Akihiro Shirai, Takuya Maeda, Hiroki Kourai, 青木美保 and 竹田茂 : 銀担持アクリル繊維の光触媒殺菌機構による浴槽レジオネラ属菌の殺菌, 日本防菌防黴学会第30回年次大会, May 2003.
97.	周飛, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : ピぺラジン環を含有るするビス型四級アンモニウム塩の合成と殺菌特性, 日本防菌防黴学会第30回年次大会, May 2003.
98.	小林菜穂子, Takuya Maeda, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : ペプチド系抗菌物質の分子設計, 日本防菌防黴学会第30回年次大会, May 2003.
99.	Akihiro Shirai, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : ビス型四級アンモニウム塩の抗菌活性においてのスぺーサ鎖の影響, 日本防菌防黴学会第30回年次大会, May 2003.
100.	薮原忠男, 足立太郎 and Hiroki Kourai : 新規化合物4,4'-(1,8-Dioxyoctamethylene)bis(1-octylpyridinium iodide), 日本防菌防黴学会第30回年次大会, May 2003.
101.	Takuya Maeda, 怡土大志, 田中伸吾, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : 第四アンモニウム塩系薬剤のアルキル鎖長と大腸菌の薬剤耐性化の関連性, 日本防菌防黴学会第30回年次大会, May 2003.
102.	足立太郎, 薮原忠男, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : ビス型第四アンモニウム塩系薬剤の抗真菌機構, 日本防菌防黴学会第30回年次大会, May 2003.
103.	Hideaki Nagamune, 榊原恵美子, 田端厚之, Takuya Maeda, Hiroki Kourai, Keiji Murakami and Yoichiro Miyake : 第四アンモニウム塩系消毒剤に対する緑膿菌の耐性化には外膜蛋白質OryRが関与している, 日本防菌防黴学会第30回年次大会, May 2003.
104.	張達欣, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : 枯草菌の栄養細胞と芽胞に対するビス型第四アンモニウム塩系化合物の殺菌機構の解析, 日本防菌防黴学会第30回年次大会, May 2003.
105.	Tomoko Sumitomo, Hiroki Kourai, 山仲浩二, 曽田勇作 and 青木美保 : 空気殺菌装置の開発と殺菌評価, 日本防菌防黴学会第30回年次大会, May 2003.
106.	Akiko Sukeno, Hideaki Nagamune, Kazuto Ohkura, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : S. intermediusが分泌するインターメディリシンの宿主標的細胞モデルに及ぼす影響, 日本細菌学会第76回総会, Apr. 2003.
107.	Hideaki Nagamune, Takuya Maeda, Keiji Murakami, Yoichiro Miyake and Hiroki Kourai : 第四アンモニウム塩系消毒剤に対する緑膿菌の耐性化機構:外膜タンパク質QRP01の関与, 日本細菌学会第76回総会, Apr. 2003.
108.	Akihiro Shirai, Takuya Maeda and Hiroki Kourai : アメーバと共生するレジオネラの制御, 徳島生物学会会報第100回総会, Vol.50, No.2, 5, Dec. 1997.

Et cetera, Workshop:

1.	Akihiro Shirai and Hiroki Kourai : ジェミニ型抗菌剤とUV-A-LED照射を併用した殺菌法の構築, BioOpto Japan 2012, Sep. 2012.
2.	Akihiro Shirai, 大津勇貴 and Hiroki Kourai : ジェミニ型抗菌剤とUVA-LED照射による殺菌相乗効果とその殺菌機構, 赤外・紫外・可視光応用技術展 2012, Apr. 2012.
3.	Hiroki Kourai, Akihiro Shirai and 大津勇貴 : ジェミニ型抗菌剤と紫外部(UV-A)LEDライト照射による殺菌相乗作用メカニズム, 赤外・紫外・可視光応用技術展 2011, Apr. 2011.
4.	Hiroki Kourai : 微生物制御技術の実際(その1) -医薬品・化粧品の抗菌技術について-, 日本防菌防黴学会21年度製造環境における微生物汚染と対策に関する基礎講座, Nov. 2009.
5.	Hiroki Kourai : 新規高機能性抗かび剤(hygenia)の開発経緯とその作用機構, 日本菌学会・日本防菌防黴学会合同シンポジウム, Nov. 2009.
6.	Akihiro Shirai, Shoko Ueta, Hideaki Nagamune and Hiroki Kourai : The Mode of the Antifungal Activity of Gemini-pyridinium Salt against, 神戸学院大学ライフサイエンス産業連携研究センター研究成果発表会, Sep. 2009.
7.	Hiroki Kourai : 天然抗菌剤のかんたんな選び方と問題点, 日本防菌防黴学会第37回通常総会付設講演会, May 2009.
8.	Hiroki Kourai : 「JIS L1902繊維製品の抗菌性試験方法・抗菌効果」がISO20743として登録, 日本防菌防黴学会第36回通常総会付設講演会, May 2008.
9.	Hiroki Kourai and Hideaki Nagamune : 高機能性ジェミニ型殺菌剤の分子設計, 神戸学院大学ライフサイエンス産業連携研究センター研究成果発表会, Aug. 2007.
10.	Hiroki Kourai : バイオサイドの現状と将来, 日本防菌防黴学会第35回通常総会付設講演会, May 2007.
11.	Hiroki Kourai : 環境調和型殺菌剤・抗菌剤の開発現状と展望, 日本防菌防黴学会18年度製造環境における微生物汚染と対策に関する基礎講座(第3回), Dec. 2006.

Patent:

1.	Hiroki Kourai and Tadao Yabuhara : Monomer for producing polymers useful in long-lasting, strong sterilizing, EP 602254 (Jun. 1994).
2.	Akira Sugiura, Hideki Kato and Hiroki Kourai : Microbicide contg. phosphate contg. several cations-including at least one of silver, copper, zinc, tin, mercury, lead, iron or another microbial metal, US 5296238 (Mar. 1994).
3.	Akira Sugiura, Hideki Kato and Hiroki Kourai : Microbicide contg. phosphate contg. several cations-including at least one of silver, copper, zinc, tin, mercury, lead, iron or another microbial metal, DE 4106165 (Sep. 1992).
4.	Hiroki Kourai and Tadao Yabuhara : New antibacterial active polymer and copolymer-preped by reaction of p-chloromethylstyrene polymer or copolymer with partially quaternized diamine or aminoalcohol, GB 2204586 (Nov. 1991).
5.	Hiroki Kourai and Tadao Yabuhara : New antibacterial active polymer and copolymer-preped by reaction of p-chloromethylstyrene polymer or copolymer with partially quaternized diamine or aminoalcohol, DE 3812616 (Feb. 1991).
6.	Hiroki Kourai and Tadao Yabuhara : New antibacterial active polymer and copolymer-preped by reaction of p-chloromethylstyrene polymer or copolymer with partially quaternized diamine or aminoalcohol, US 4843130 (Jun. 1989).
7.	Hiroki Kourai and Tadao Yabuhara : New antibacterial active polymer and copolymer-preped by reaction of p-chloromethylstyrene polymer or copolymer with partially quaternized diamine or aminoalcohol, US 4826924 (May 1989).
8.	Akihiro Shirai and Hiroki Kourai : 除菌方法, 2011-87753 (Apr. 2011), 2012-77065 (Apr. 2012), 5833332 (Nov. 2015).
9.	Hiroki Kourai and Akihiro Shirai : 抗菌性・抗黴性ケイ酸アルミニウムおよびその製造方法, 2010-013162 (Jan. 2010), 2011-148754 (Aug. 2011), 5542460 (May 2014).
10.	Hiroki Kourai and Akihiro Shirai : 抗菌性モンモリロナイトおよびその製造法, 2009-189706 (Aug. 2009), 2011-42582 (Mar. 2011), .
11.	Hiroki Kourai, Hideaki Maseda and Akihiro Shirai : ペプチド, 2009-65464 (Mar. 2009), 2009-254355 (Nov. 2009), .
12.	Hiroki Kourai and Tomoko Sumitomo : 抗ウイルス剤, 2007-053943 (Mar. 2007), 2008-214268 (Sep. 2008), .
13.	板東一宏, 河野充憲, Hiroki Kourai, Takuya Maeda, 長尾浩志 and 大和巌 : 培養液循環供給装置及び培養液循環供給用殺菌装置並びに培養液循環供給方法, 2005-148238 (May 2005), 2006-320282 (Nov. 2006), .
14.	板東一宏, Hiroki Kourai, Takuya Maeda and 長尾浩志 : 底面給液型植物育成装置, 2005-148237 (May 2005), 2006-320281 (Nov. 2006), .
15.	Hiroki Kourai and 鈴江宏範 : セメント組成物，コンクリート組成物およびモルタル組成物, 2005-134460 (May 2005), 2006-306689 (Nov. 2006), .
16.	Hiroki Kourai, Akihiro Shirai and 野々宮正晃 : ビス四級アンモニウム塩化合物およびその製造方法, 2005-104970 (Mar. 2005), 2006-151942 (Jun. 2006), .
17.	Hiroki Kourai, Akihiro Shirai and 吉成安純 : ビス四級アンモニウム塩化合物およびその製造方法, 2005-104958 (Mar. 2005), 2006-151941 (Jun. 2006), .
18.	Hiroki Kourai and 片岡大也 : 第四アンモニウム塩化合物及び抗菌剤, 2004-290749 (Sep. 2004), 2006-70010 (Mar. 2006), .
19.	吉田徹彦, 山田喜直, 小林菜穂子 and Hiroki Kourai : 抗菌ペプチド及びその利用, 2004-224325 (Jul. 2004), 2006-45067 (Feb. 2006), .
20.	Hiroki Kourai, 五十嵐喜雄 and 延嶋浩文 : 工業用殺菌剤, 2004-224952 (Jul. 2004), 2006-45074 (Feb. 2006), .
21.	Hiroki Kourai, 五十嵐喜雄 and 延嶋浩文 : 便器清浄剤および便器清浄方法, 2004-203411 (Jul. 2004), 2006-22067 (Jan. 2006), .
22.	Hiroki Kourai, 五十嵐喜雄 and 延嶋浩文 : 原虫類の殺滅·消毒剤, 2004-203410 (Jul. 2004), 2006-22069 (Jan. 2006), .
23.	Hiroki Kourai, 五十嵐喜雄 and 延嶋浩文 : 銅防食剤および銅防食方法, 2004-203409 (Jul. 2004), 2006-22391 (Jan. 2006), 4113862 (Apr. 2008).
24.	Hiroki Kourai, 五十嵐喜雄 and 延嶋浩文 : 消臭性吸水性樹脂組成物, 2004-201727 (Jul. 2004), 2006-22218 (Jan. 2006), .
25.	Hiroki Kourai, 五十嵐喜雄 and 延嶋浩文 : 抗菌·防黴性樹脂組成物, 2004-201726 (Jul. 2004), 2006-22217 (Jan. 2006), .
26.	Hiroki Kourai, 五十嵐喜雄 and 延嶋浩文 : 無臭性防蟻剤, 2004-200771 (Jul. 2004), 2006-22032 (Jan. 2006), .
27.	Hiroki Kourai, 五十嵐喜雄 and 延嶋浩文 : 藻類防除剤および藻類防除方法, 2004-200770 (Jul. 2004), 2006-22031 (Jan. 2006), .
28.	Hiroki Kourai, 五十嵐喜雄 and 延嶋浩文 : 水系中のレジオネラ属細菌の除菌方法, 2004-200769 (Jul. 2004), 2006-21105 (Jan. 2006), 4244332 (Jul. 2004).
29.	Hiroki Kourai, 五十嵐喜雄 and 延嶋浩文 : 抗菌性洗剤組成物, 2004-199009 (Jul. 2004), 2006-22140 (Jan. 2006), .
30.	Hiroki Kourai, 五十嵐喜雄 and 延嶋浩文 : 微生物防除剤, 2004-199763 (Jul. 2004), 2006-22022 (Jan. 2006), .
31.	Hiroki Kourai, 五十嵐喜雄 and 延嶋浩文 : 工業用殺菌剤, 2004-199008 (Jul. 2004), 2006-22014 (Jan. 2006), .
32.	Hiroki Kourai, 五十嵐喜雄 and 延嶋浩文 : 抗菌防黴性組成物, 2004-199007 (Jul. 2004), 2006-22013 (Jan. 2006), .
33.	Hiroki Kourai, 五十嵐喜雄, 延嶋浩文 and 目時聡 : 殺菌性ピリジン化合物, 2004-180648 (Jun. 2004), 2006-1889 (Jan. 2006), 4152353 (Jul. 2008).
34.	Hiroki Kourai, 五十嵐喜雄 and 延嶋浩文 : 抗微生物活性を有する二環性ピリジニウム塩の製造方法, 2004-142829 (May 2004), 2005-325037 (Nov. 2005), .
35.	Hiroki Kourai, 五十嵐喜雄, 延嶋浩文 and 目時聡 : 殺菌性ピリジン化合物, 2004-142788 (May 2004), 2005-325036 (Nov. 2005), 4381221 (Oct. 2009).
36.	Hiroki Kourai, 五十嵐喜雄, 延嶋浩文 and 目時聡 : 殺菌性ピリジン化合物の製造方法, 2004-142749 (May 2004), 2005-162731 (Jun. 2005), 4381220 (Oct. 2009).
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73.	Hiroki Kourai, 岡本直也 and 上井勝 : 車内用消臭具, 2000-23589 (Feb. 2000), 2001-212220 (Aug. 2001), .
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80.	Hiroki Kourai, Takuya Maeda, 吉田宗弘, 国方健靖 and 和田耕治 : 抗菌·防カビ性樹脂組成物, H10-373741 (Dec. 1998), 2000-198879 (Jul. 2000), .
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83.	Hiroki Kourai, Takuya Maeda, 吉田宗弘, 国方健靖 and 和田耕治 : 消臭性吸水性樹脂組成物, H10-313139 (Nov. 1998), 2000-136315 (May 2000), .
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106.	Hiroki Kourai, 阿知波政史, 谷川伸, 杉浦晃治 and 加藤秀樹 : 防黴用組成物, H3-238625 (Aug. 1991), H5-58830 (Mar. 1993), .
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108.	杉浦晃治, 井上英武, 前川諭, 加藤秀樹, 大村拓也 and Hiroki Kourai : 抗菌性樹脂組成物, H3-57823 (Feb. 1991), H4-275370 (Sep. 1992), 2890871 (Feb. 1999).
109.	杉浦晃治, 井上英武, 高木修, 前川諭 and Hiroki Kourai : 抗菌剤, H3-55973 (Feb. 1991), H4-273803 (Sep. 1992), .
110.	Hiroki Kourai, 槌谷浩司, 渡辺義弘 and 多田弘一 : 防菌防カビ剤組成物, H1-299796 (Nov. 1989), H3-161403 (Jul. 1991), .
111.	大村卓也, 加藤秀樹 and Hiroki Kourai : 抗菌剤, H1-222479 (Aug. 1989), H3-83906 (Apr. 1991), 2773286 (Apr. 1998).
112.	大村卓也, 加藤秀樹 and Hiroki Kourai : 抗菌剤, H1-222478 (Aug. 1989), H3-83905 (Apr. 1991), 1887441 (Nov. 1994).
113.	Hiroki Kourai and 椹富士夫 : 繊維体用抗菌剤, H1-124285 (May 1989), H2-306905 (Dec. 1990), 2847164 (Nov. 1998).
114.	Hiroki Kourai and 薮原忠男 : 用水系の微生物制御方法, S63-194763 (Aug. 1988), H2-43989 (Feb. 1990), .
115.	Hiroki Kourai, 槌谷浩司 and 渡辺義弘 : 非医療用殺菌組成物, S63-162715 (Jul. 1988), H2-15005 (Jan. 1990), 2592101 (Dec. 1996).
116.	Hiroki Kourai and 薮原忠男 : 抗菌性ポリマー, S63-47750 (Feb. 1988), H1-26610 (Jan. 1989), 2657509 (Jun. 1997).
117.	Hiroki Kourai and 薮原忠男 : 抗菌性ポリマー, S62-164172 (Jul. 1987), S64-9209 (Jan. 1989), 2093675 (Sep. 1996).
118.	Hiroki Kourai, 大鶴芳積 and 大泉満 : チアゾール化合物および防菌·防腐剤, S62-58350 (Mar. 1987), S63-227578 (Sep. 1988), .
119.	Hiroki Kourai and 薮原忠男 : 抗菌性金属含有ウイスカーおよびその製造法, S62-55074 (Mar. 1987), S63-222100 (Sep. 1988), 2070870 (Jul. 1996).
120.	Hiroki Kourai and 薮原忠男 : 抗菌性ウイスカー, S62-27625 (Feb. 1987), S63-195200 (Aug. 1988), 2070868 (Jul. 1996).
121.	Hiroki Kourai, 加藤弘, 植村巧 and 宇都木毅 : 固形殺菌剤, S58-122312 (Jul. 1983), S60-16904 (Jan. 1985), .

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食品加工における洗浄と殺菌の科学と工学 (Project/Area Number: 13895014 )
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