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専門分野

音楽学 (Musicology)

研究テーマ

J.S.Bachの音楽における象徴的表現に関する研究, 音楽(科)教育学の構造に関する研究 (J.S.Bach, 音楽 (music), 象徴的表現, 音楽(科)教育学, 構造) ((1)J.S.Bachの音楽には,キリスト教の文化を土台とした種々の象徴的表現が認められる.その表現方法は,時代,民族,宗教,文化等の違いを超えて,あらゆる人々に訴えかける普遍的な音楽的説得力を有している.彼の音楽の象徴的表現に関する研究を今後も更に深めると共に,音楽の本質に関する美学的考察も併せて行ってゆきたい. (2)音楽(科)教育学の学としての構造のありかたはどのようなものであるべきかという問題についての研究は,現在研究途上にある.同問題に関する考察を今後とも深めてゆきたい.)

著書・論文

著書:

1. 日本キリスト教団出版局, 片岡 啓一 :
バッハのオルガン曲と象徴 -オルガン小曲集にみる象徴表現-,
日本キリスト教団出版局, 東京, 1996年2月.
2. 金本 正武, 片岡 啓一 :
SONARE 音楽科教育実践l講座 第15巻 音楽科教育の動向,
株式会社 ニチブン, 東京, 1992年5月.
3. Usaburou Mbuchi and Keiichi Kataoka :
Vocal Music-Works in the Muhlhausen Period of Johann Sebastian Bach : from the Viewpoint of Symbolic Expression,
Ongaku No Tomo Sha, Tokyo, Dec. 1990.

学術論文(紀要・その他):

1. 片岡 啓一, 細田 和秀 :
ヨハネス・ブラームス作曲:<ドイツ・レクイエム>(op.45) に関する一考察-バッハの音楽作品における象徴的表現の研究の視点から-,
徳島大学総合科学部人間社会文化研究, Vol.14, 43-76, 2007年.
(CiNii: 1520853833624813696)
2. 片岡 啓一 :
カンタータ第215番<汝の幸をたたえよ,恵まれしザクセン>(BWV215)(第1曲)とミサ曲ロ短調(BWV232)(第23曲とその反復部分の第25曲-いと高きところにオザンナ-)の転用関係についての研究,
徳島大学総合科学部人間社会文化研究, Vol.12, 67-74, 2005年.
(徳島大学機関リポジトリ: 45103,   CiNii: 1050282812440385920)
3. 片岡 啓一 :
カンタータ第215番<汝の幸をたたえよ,恵まれしザクセン>(Preise dein Glucke, gesegnetes Sachsen)(BWV215)研究,
徳島大学総合科学部人間社会文化研究, Vol.11, 93-118, 2004年.
(徳島大学機関リポジトリ: 40749,   CiNii: 1050845762393803648)
4. 片岡 啓一 :
カンタータ第12番<泣き,嘆き,憂い,怯え>(第2曲)と<ミサ曲ロ短調ー十字架につけられー>(第17曲)の転用関係についての研究,
徳島大学総合科学部人間社会文化研究, Vol.10, No.0, 145-152, 2003年.
(徳島大学機関リポジトリ: 37028,   CiNii: 1050564287417089152)
5. 片岡 啓一 :
カンタータ第12番<泣き,嘆き,憂い,怯え>(BWV12)研究,
徳島大学総合科学部人間社会文化研究, Vol.9, No.0, 119-129, 2002年.
(徳島大学機関リポジトリ: 32856,   CiNii: 1050564287417085312)
6. 片岡 啓一 :
<ミサ曲ロ短調>(BWV232)研究 -<ミサ曲ロ短調>の全体構成について- (第3編),
徳島大学総合科学部人間社会文化研究, Vol.8, 81-110, 2001年.
(徳島大学機関リポジトリ: 29140,   CiNii: 1050564287417083264)
7. 片岡 啓一 :
<ミサ曲ロ短調>(BWV232)研究 -<ミサ曲ロ短調>の全体構成について(続)-,
徳島大学総合科学部人間社会文化研究, Vol.7, 65-113, 2000年.
(徳島大学機関リポジトリ: 25784)
8. 片岡 啓一 :
<ミサ曲ロ短調>(BWV232)研究 -<ミサ曲ロ短調>の全体構成について-,
徳島大学総合科学部人間社会文化研究, Vol.6, 159-208, 1999年.
(徳島大学機関リポジトリ: 22707,   CiNii: 1050845762393779072)
9. 片岡 啓一 :
<ミサ曲ロ短調>(BWV232)研究ー象徴的表現の視座を基盤とする問題点の所在に関する概観的考察ー,
徳島大学総合科学部人間社会文化研究, Vol.5, 153-169, 1998年.
(徳島大学機関リポジトリ: 20079,   CiNii: 1050845762393772928)
10. 片岡 啓一 :
アルノルト·シュミッツ著:Die Bildlichkeit der Wortgebundenen Musik Johann Sebastian Bach's の内容に関する一考察,
徳島大学総合科学部人間社会文化研究, Vol.4, 191-198, 1997年.
(徳島大学機関リポジトリ: 17507)
11. 片岡 啓一 :
音楽(科)教育学の構造についてー山本文茂氏の見解に関する再考察ー,
徳島大学総合科学部人間社会文化研究, Vol.3, 113-125, 1996年.
(徳島大学機関リポジトリ: 15572,   CiNii: 1050845762393761792)
12. 片岡 啓一 :
J.S.バッハの作品における象徴的表現についてーその段階的区分試案に対する美学的視点からの反省的吟味·検討ー(続),
徳島大学総合科学部人間社会文化研究, Vol.2, 61-80, 1995年.
(徳島大学機関リポジトリ: 13737,   CiNii: 1520290885416626944)
13. 片岡 啓一 :
J.S.バッハの作品における象徴的表現についてーその段階的区分試案に対する美学的視点からの反省的吟味·検討ー,
徳島大学総合科学部人間社会文化研究, Vol.1, 91-100, 1994年.
(徳島大学機関リポジトリ: 12017)
14. 片岡 啓一 :
ブルレの音楽的時間論について,
徳島大学総合科学部紀要(人文·芸術研究篇), Vol.6, 59-78, 1993年.
(CiNii: 1520009410435006080)
15. 片岡 啓一 :
音楽科教育学の構造についてー山本文茂氏の見解をめぐってー,
徳島大学総合科学部紀要(人文·芸術研究篇), Vol.5, 63-75, 1992年.
(CiNii: 1520009410382838272)
16. 片岡 啓一 :
音楽におけるゲシュタルト·歌詞·研究の視点に関する諸問題について,
徳島大学総合科学部紀要(人文·芸術研究篇), Vol.4, 127-150, 1991年.
(CiNii: 1520853835341430656)
17. 片岡 啓一 :
<具体的イデー>に関する一考察,
徳島大学総合科学部紀要(人文·芸術研究篇), Vol.3, 1-19, 1990年.
(CiNii: 1520009410390369664)
18. 片岡 啓一 :
渡辺護氏著<音楽美の構造>における音楽象徴論について,
徳島大学総合科学部紀要(人文·芸術研究篇), Vol.2, 61-76, 1989年.
19. 片岡 啓一 :
象徴の概念とその意義について,
徳島大学総合科学部紀要(人文·芸術研究篇), Vol.1, 105-116, 1988年.
(CiNii: 1520290885378420992)
20. 片岡 啓一 :
カンタータ第196番<Der Herr denket an uns>(BWV196)研究,
徳島大学総合科学部創立記念論文集, 187-207, 1987年.
21. 片岡 啓一 :
カンタータ第4番<Christ lag in Todesbanden>(BWV4)研究,
徳島大学学芸紀要(人文科学), Vol.35, 31-62, 1985年.
(CiNii: 1520009410448861952)
22. 片岡 啓一 :
教科としての音楽の独立の妥当性に関する美学的側面からの一考察,
徳島大学学芸紀要(教育科学), No.34, 39-45, 1985年.
23. 片岡 啓一 :
カンタータ第71番<Gott ist mein Konig>(BWV71)研究,
徳島大学学芸紀要(人文科学), Vol.34, 87-112, 1984年.
(CiNii: 1520572360328462208)
24. 片岡 啓一 :
クオドリベット(BWV524)研究,
徳島大学学芸紀要(人文科学), Vol.33, 41-56, 1983年.
25. 片岡 啓一 :
教科としての音楽の独立の妥当性に関する心理学的側面からの一考察,
徳島大学学芸紀要(教育科学), Vol.32, 81-92, 1983年.
(CiNii: 1520853834879008256)
26. 片岡 啓一 :
カンタータ第106番<Gottes Zeit ist die alllerbeste Zeit>研究,
徳島大学学芸紀要(人文科学), Vol.32, 25-43, 1982年.
27. 片岡 啓一 :
カンタータ第131番<Aus der Tiefe rufe ich, Herr, zu dir>(BWV131)研究,
徳島大学学芸紀要(人文科学), Vol.32, 15-23, 1982年.
28. 片岡 啓一 :
カンタータ第131番<Aus der Tiefe rufe ich, Herr, tu dir>(BWV131)研究,
徳島大学学芸紀要(人文科学), Vol.31, 37-62, 1981年.
29. 片岡 啓一 :
<オルガン小曲集>研究 そのⅢ(続),
徳島大学学芸紀要(人文科学), Vol.30, 51-72, 1980年.
30. 片岡 啓一 :
<オルガン小曲集>研究 そのⅢ(続),
徳島大学学芸紀要(人文科学), Vol.29, 51-73, 1979年.
31. 片岡 啓一 :
音楽教育学が学として成立するための条件についての一考察,
徳島大学学芸紀要(教育科学), Vol.28, 111-126, 1979年.
(CiNii: 1520572359905984000)
32. 片岡 啓一 :
<オルガン小曲集>研究 そのⅢ(続),
徳島大学学芸紀要(人文科学), Vol.28, 38-58, 1978年.
(CiNii: 1520853835370493568)
33. 片岡 啓一 :
<オルガン小曲集>研究 そのⅢ,
徳島大学学芸紀要(人文科学), Vol.27, 15-27, 1977年.
34. 片岡 啓一 :
<オルガン小曲集>研究 そのⅡ,
佐賀大学教育学部研究論文集, Vol.22, 169-221, 1974年.
35. 片岡 啓一 :
<オルガン小曲集>研究 そのⅠーJ.S.Bachのオルガン作品と<オルガン小曲集>の占める位置についてー,
佐賀大学教育学部研究論文集, Vol.21, 272-305, 1973年.
(CiNii: 1520572360350556032)

国内講演発表:

1. 片岡 啓一 :
音楽科教育学の構造についてー山本文茂氏の見解をめぐってー,
平成3年度日本音楽教育学会四国地区例会, 1992年2月.
2. 片岡 啓一 :
音楽象徴論における<具体的イデー>の設定について,
平成3年度全四国大学音楽学会香川大会, 1991年12月.
3. 片岡 啓一 :
渡辺護氏著「音楽美の構造」における音楽象徴論について,
昭和63年度全四国大学音楽学会徳島大会, 1988年12月.
4. 片岡 啓一 :
J.S.バッハのミュールハウゼン時代における声楽作品についてー象徴的表現の視点からー,
昭和61年度全四国大学音楽学会愛媛大会, 1986年12月.
5. 片岡 啓一 :
音楽科教育学が成立するための条件並びに同学に関連する諸問題」について,
第1回日本音楽教育学会四国地区例会, 1986年6月.
6. 片岡 啓一 :
教員養成大学·学部における音楽史の授業の内容について,
昭和55年度日本教育大学協会第二部会音楽部門総会, 1980年5月.
7. 片岡 啓一 :
<オルガン小曲集>(Orgelbuchlein)研究ーA.Schweitzer(1875-1965)のBach評伝(1905)における音言語の<オルガン小曲集>を通じての吟味·検討ー,
昭和52年度全四国大学音楽学会高知大会, 1977年12月.
8. 片岡 啓一 :
<オルガン小曲集>研究 そのⅠーJ.S.Bachのオルガン作品と<オルガン小曲集>の占める位置についてー,
昭和48年度全九州大学音楽学会, 1973年7月.
9. Shigeo Maruyama and Keiichi Kataoka :
G.Mahler : Lieder eines fahrenden Gesellen,
Shyowa 47nendo zen Kyusyu Daigaku Ongaku Gakkai, Dec. 1972.
10. 片岡 啓一 :
Johann Gottfried Walther研究ー主としてmusica poetica の観点からー,
昭和46年度全九州大学音楽学会, 1971年12月.

作品:

1. 徳島大学教育学部音楽研究室, 片岡 啓一 :
A.コレッリ作曲·柳生力編曲:アレグロ 他,
徳島大学教育学部音楽研究室第15回定期演奏会, 1976年9月.
2. 徳島大学合唱団<リーダークライス>, 片岡 啓一 :
矢沢宰作詞·萩原英彦作曲:光る砂漠 より「ほたるは星になった」他,
徳島大学合唱団<リーダークライス>第13回定期演奏会, 1975年12月.
3. 徳島大学合唱団<リーダークライス>, 片岡 啓一 :
矢沢宰作詞·萩原英彦作曲:光る砂漠 より 「ほたるは星になった」他,
第15回四国合唱コンクール, 1975年11月.
4. 松本 康男, 片岡 啓一 :
G.ヴェルディ作曲:シモン·ボッカネグラ 他,
第15回佐賀県芸術祭参加第3回サマーコンサート, 1974年8月.
5. Yasuo Matumoto and Keiichi Kataoka :
R.Strauss : Zueignung and others,
Dai2kai Kunitati Concert, Aug. 1973.
6. Shigeo Maruyama and Keiichi Kataoka :
R.Schumann : Liederkreis and otehrs,
Dai7kai Maruyama Shigeo Tenor-Solo Concert, May 1973.
7. Yasuo Matumoto and Keiichi Kataoka :
F.Schubert: Doppelgaenger and others,
Dai1kai Kuhnitati Concert, Aug. 1972.

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