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徳島大学大学院社会産業理工学研究部社会総合科学域国際教養系ヨーロッパ分野
徳島大学総合科学部社会総合科学科国際教養コース
徳島大学創成科学研究科地域創成専攻
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研究活動

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専門分野

環境倫理学, 政治哲学, 比較倫理学

研究テーマ

自然観の比較文化研究, 徳倫理学的アプローチによるローカルな環境倫理の研究, ナショナリズムにおける他者と自然

著書・論文

著書:

1. 熊坂 元大 :
環境徳倫理学,
勁草書房, 2022年8月.
2. 熊坂 元大 :
環境正義:平等とデモクラシーの倫理学,
勁草書房, 2022年2月.
3. 熊坂 元大 :
環境倫理学 (3STEPシリーズ),
昭和堂, 2020年10月.
4. 熊坂 元大 :
『未来の環境倫理学』,
勁草書房, 2018年3月.
5. 熊坂 元大 :
「環境を守る」とはどういうことか――環境思想入門,
岩波書店, 2016年11月.
6. 岩佐 茂, 稲生 勝, 片山 善博, 佐山 圭司, 熊坂 元大 :
環境問題と環境思想,
創風社, 東京, 2008年5月.

学術論文(審査論文):

1. 熊坂 元大 :
『動物のいのち』におけるエリザベス・コステロの振る舞いから考える交感と受傷性の倫理,
環境思想・教育研究, No.10, 136-143, 2017年.
(CiNii: 1523388079845736704)
2. 熊坂 元大 :
環境徳倫理学研究における環境徳と受傷性<Vulnerability>,
総合人間学, No.10, 171-180, 2016年.
3. 熊坂 元大 :
日本の捕鯨を巡る論争の分析:合意困難の原因を探る,
総合人間学, No.6, 109-120, 2012年.
4. 熊坂 元大 :
環境倫理における相対主義克服のための一試論:目的論的自然観の再考,
環境思想・教育研究, No.2, 53-60, 2008年.
5. 熊坂 元大 :
共通善としての環境保護の追究,
唯物論, No.79, 95-109, 2005年.

学術論文(紀要・その他):

1. 熊坂 元大 :
「普通」で「自然」な人間と動物の関係とは?,
現代思想, Vol.50, No.6, 152-160, 2022年.
(CiNii: 1520573980509816448)
2. Motohiro Kumasaka :
Extension and Obfuscation: Two Contrasting Attitudes to the Moral Boundary,
Hitotsubashi Journal of Social Studies, Vol.2, No.44, 21-33, 2012.
(CiNii: 1390572174819531648)
3. 熊坂 元大 :
環境倫理学における自由の概念とその問題,
一橋社会科学, No.2, 73-107, 2008年.

学術レター:

1. 熊坂 元大 :
環境徳の観点からの技術評価:そのメリットとデメリット,
倫理学年報, Vol.73, 67-70, 2024年.
(CiNii: 1520018677468004608)

総説・解説:

1. 熊坂 元大 :
『先住民の伝統食』について(特集1ラウトレッジ・ハンドブックの紹介),
環境倫理, No.4, 26-31, 2023年1月.
(CiNii: 1010580143216797188)
2. 熊坂 元大 :
書評:広瀬巌『パンデミックの倫理学』,
2021年6月.
3. 熊坂 元大 :
書評:ポール・B・トンプソン 『食農倫理学の長い旅』,
週刊読書人, 2021年6月.
4. 熊坂 元大 :
書評:ナオミ・ザック『災害の倫理』,
図書新聞, 2020年10月.
5. 熊坂 元大 :
書評:ドミニク・レステル『肉食の哲学』,
週刊読書人, 2020年9月.
(徳島大学機関リポジトリ: 115251)
6. 熊坂 元大 :
書評:生田武志『いのちへの礼儀』,
共同通信, 2019年5月.
7. 熊坂 元大 :
オックスフォード・ハンドブック紹介:環境徳倫理学の視点から,
環境倫理, No.2, 38-44, 2019年3月.
(CiNii: 1521136280877011328)
8. 熊坂 元大 :
「道徳教育」はこうすればよくなる,
α-Synodos, 2018年11月.
9. 熊坂 元大 :
肉食と環境保護:非菜食主義の環境倫理学者が言えること,
Synodos, 2018年9月.
10. 熊坂 元大 :
生活と環境を守るための知恵と活動,
環境倫理, No.1, 171-252, 2017年8月.
(CiNii: 1521980705137398144)
11. 熊坂 元大 :
書評: 上柿崇英・尾関周二編『環境哲学と人間学の架橋――現代社会における人間の解明』(世織書房,二〇一五年),
唯物論, No.89, 118-120, 2015年11月.

国際会議:

1. Motohiro Kumasaka :
Creating Little Deities: To Be a Prayer to Nature and to Be a Player with Nature,
4th International Colloquium in Contemporary Philosophy and Culture, May 2024.
2. Motohiro Kumasaka :
Geisteswissenschaften im Zeitalter der Krisen: Angst und Ehrfurcht,
Keynote Speach at GDVT-Jahrestagung 2024 "Krisen, Kriege und Seuchen-Ihre Auswirkungen auf Gesellschaft, Literatur und Kunst", Mar. 2024.
3. Motohiro Kumasaka :
AIs and Their Limited Subjectivities: Subjectivities Shaped by Humans Recognition,
2024 International Conference AI and Subjectivity, Feb. 2024.
4. Motohiro Kumasaka :
Anthropocentrism and Anthropomorphism in Japanese Environmental /Animal Thought,
International Association of Japanese Philosophy 2017 Conference Globalizing Japanese Philosophy: From East Asia to the World, Jul. 2017.
5. 熊坂 元大 :
人文学の二つの役割: 共感の涵養と社会像の提示,
International Humanities Forum "On the Status and Role of Humanities in the Age of Globalization", 徳島, 2017年2月.
6. Motohiro Kumasaka :
Re-thinking Anthropocentrism in Japanese CUlture: Non-anthropocentric Naturalism and Anthropocentric Communication with Nature,
The 2nd Conference on Contemporary Philosophy in East Asia, Kyoto, Aug. 2014.
7. Motohiro Kumasaka :
Advantages and Limitations of Stewardship in intercultural Aspects: A Comparison with the Natural Thought in Japanese Traditions,
Conservation, Restoration and Sustainability: A Call to Stewardship Conference, Provo, Utah, USA., Nov. 2012.
8. Motohiro Kumasaka :
Representations of Nature in Taiwanese and Japanese Traditional Cultures. Similarity and Difference: Respect for the Natural Order and Respect for Natural Existences,
New York Conference on Asian Studies, NYCAS12, New Paltz, New York, USA, Sep. 2012.
9. Motohiro Kumasaka :
Animal Rights vs. Traditional Japanese Thought?: Two Different Ways of Understanding Life behind the Whaling COntroversy,
Reading Nature Conference, Madrid, Dec. 2011.
10. Motohiro Kumasaka :
How Do Japanese See Nature? Past and Present: Japanese Thought as Environmental Virtue Ethics,
The 12th Asian Bioethics Conference, Taipei, Sep. 2011.

国内講演発表:

1. 熊坂 元大 :
食の倫理と食への関心:裂け目を接続するために,
Food Bio Plus研究会 新規開発食品受容性セミナー「倫理学(環境,動物),人類学的見地から考える」, 2023年11月.
2. 熊坂 元大 :
環境徳の観点からの技術評価 ──そのメリットとデメリット,
第74回日本倫理学会主題別討議 環境倫理の展開 ──環境問題の技術的解決についての検討, 2023年9月.
3. 熊坂 元大 :
自然の尊厳と環境保護:尊厳概念は環境保護を促進するか,
尊厳学フォーラム第5回「〈環境〉から価値を考える」, 2023年9月.
4. 熊坂 元大 :
徳倫理学は環境問題の解決にどのように寄与しうるのか,
環境思想・教育研究会, 2022年12月.
5. 熊坂 元大 :
持続可能性のためのエシックスとは?――サンドラー『環境徳倫理学』を読む,
シノドス・トークラウンジ, 2022年10月.
6. 熊坂 元大 :
ローカルな環境倫理に関 する新しい研究アプローチ,
応用哲学会第10回年次研究大会, 2018年4月.
7. 熊坂 元大 :
動物倫理を踏み越える『動物のいのち』,
日本倫理学会第67回大会, 2016年10月.
8. 熊坂 元大 :
受傷性から考える:環境徳倫理学あるいは環境倫理学における哲学的道徳心理学,
第22回環境思想・教育研究会基礎例会, 2016年7月.
9. 熊坂 元大 :
受傷性から考える:環境徳倫理学または哲学的道徳心理学の試み,
第23回環境思想・教育研究会研究基礎例会, 2016年7月.
10. 熊坂 元大 :
ナショナリズムを巡る憎悪と侮蔑:「排外主義」批判と「拝外主義」批判,
第37回全国唯物論研究協会研究大会, 2014年10月.
11. 熊坂 元大 :
擬人化による自然理解:共感,代弁,憎悪,
環境思想・教育研究会第2回研究大会, 2014年9月.
12. 熊坂 元大 :
ポスト3.11の環境思想?:環境正義と環境徳,
第34回唯物論研究協会研究大会, 2011年10月.
13. 熊坂 元大 :
人間中心主義と自然の内在的価値:概念分析とその応用,
第9回一橋哲学・社会思想学会, 2011年6月.
14. 熊坂 元大 :
自然の内在的価値と固有の価値:環境倫理学の基本概念の分析とケース・スタディとしての捕鯨,
第6回総合人間学会, 2011年6月.

科学研究費補助金 (KAKEN Grants Database @ NII.ac.jp)

  • 人新世とゲノム編集の時代におけるブクチンの自由概念とヒエラルキー批判の再検討 (研究課題/領域番号: 20K00036 )
  • 環境倫理学と民衆に根差す思想の応答 (研究課題/領域番号: 19K00017 )
  • 21世紀における「ローカルな環境倫理」についての包括的研究 (研究課題/領域番号: 16K02132 )
  • 研究者番号(60713518)による検索