検索:
徳島大学大学院社会産業理工学研究部社会総合科学域国際教養系日本・アジア分野
徳島大学総合科学部社会総合科学科国際教養コース
徳島大学創成科学研究科地域創成専攻
(researchmapへのインポート用ファイル) [PDF解説] [researchmapへの自動反映について]

研究活動

個人のホームページ

専門分野

日本文学 (Japanese Literature)

研究テーマ

中古文学 (和歌, 日記文学, 物語) (中古における和歌(特に歌物語的な私家集),日記,物語(特に歌物語)の総合的な研究)

著書・論文

著書:

1. 堤 和博 :
蜻蛉日記上巻前半部研究,
新典社, 2020年10月.
2. 堤 和博 :
紫式部・定家を動かした物語, --- 謙徳公の書いた豊蔭物語 ---,
新典社, 東京, 2010年9月.
3. 堤 和博 :
和歌を力に生きる, --- 道綱母と蜻蛉日記 ---,
新典社, 東京, 2009年10月.
4. 堤 和博 :
歌語り・歌物語隆盛の頃, --- 伊尹・本院侍従・道綱母達の人生と文学 ---,
和泉書院, 大阪, 2007年10月.
5. 前田 富祺, 堤 和博 :
日本国語大辞典第二版第十一巻, --- 「ふくかぜの」「ふしまちのつき」 ---,
小学館, 東京, 2001年11月.
6. 前田 富祺, 堤 和博 :
日本国語大辞典第二版第十巻, --- 「はしひめ」 ---,
小学館, 東京, 2001年10月.
7. 前田 富祺, 堤 和博 :
日本国語大辞典第二版第三巻, --- 「かすがもうで」 ---,
小学館, 東京, 2001年3月.
8. 前田 冨祺, 堤 和博 :
日本国語大辞典第二版第一巻, --- 「いずてぶね」 ---,
小学館, 東京, 2000年12月.

学術論文(審査論文):

1. 堤 和博 :
兼家の歌に自ら返歌する前の道綱母―『蜻蛉日記』上巻の「今これより」と「しれたるやうなりや」の検討を通して―,
語文, No.122, 1-11, 2024年.
(CiNii: 1520019391146314368)
2. 堤 和博 :
蜻蛉日記上巻後半部の始発から歌との別れへ―道綱母にとっての和歌―,
古代中世文学論考刊行会編『古代中世文学論考第41集』, 55-84, 2020年.
3. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』上巻後半部の道綱母と時姫の短連歌の場面―「いとをかしと思ひけり」の主語は道綱母―,
語文, No.112, 19-31, 2019年.
(CiNii: 1050581168901885056)
4. 堤 和博 :
道綱母と時姫の二組の贈答歌―『蜻蛉日記』上巻前半部における町の小路の女の存在と関わって―,
古代中世文学論考第37集, 2018年.
5. 堤 和博 :
離婚状態の時の道綱母の歌―「矢といふにこそ」詠を巡って―,
古代中世文学論考第31集, 72-99, 2015年.
6. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』兼家の求婚歌到来の場面・追考-上巻前半部の「序段」としての役割-,
国文学攷, No.223, 1-13, 2014年.
(CiNii: 1050577740961739904)
7. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』上巻前半部の「序段」としての求婚場面, --- 鈴木隆司論への疑問とともに ---,
国語国文, Vol.82, No.10, 31-56, 2013年.
8. 堤 和博 :
「さ夜ふけてかくやしぐれのふりは出づ」兼家に対する道綱母, --- 『蜻蛉日記』上巻57番歌の場面 ---,
『日本古典文学研究の新展開』, 153-176, 2011年.
9. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』上巻49∼52番の二組の贈答歌を中心とした場面の考察, --- 道綱母にとっての和歌から実際面を探る ---,
国文学攷, No.206, 2010年.
10. 堤 和博 :
『一条摂政御集』「とよかげ」の部のテーマ設定,
古代中世文学論考刊行会編『古代中世文学論考第23集』, 153-186, 2009年.
11. 堤 和博 :
「若き御心(心地)に」考, --- 『蜻蛉日記』上巻の侍女の言葉 ---,
解釈, Vol.55, No.3.4, 45-53, 2009年.
(CiNii: 1520853834050350080)
12. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』上巻欠文部の養女問題・続攷, --- 養女問題執筆削除説における上巻前半部の主題を中心に ---,
古代中世文学論考, Vol.16, 110-129, 2005年.
13. 堤 和博 :
本院侍従の歌語り, --- 道綱母を取り巻く文壇 ---,
日本文学史の課題と方法―漢詩和歌物語から説話唱導へ―, 177-205, 2004年.
14. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』上巻欠文部の養女問題攷, --- 養女問題執筆削除の可能性 ---,
古代中世文学論考第10集, 201-221, 2003年.
15. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』下巻の夢と夢解きの部分に関する一考察, --- 日付と事実関係をめぐって ---,
王朝文学の本質と変容散文編, 115-130, 2001年.
16. 堤 和博 :
古語辞典の記述·用例について, --- 「あざむく」·「になひいだす」·「かきかぞふ」·「あたたけし」を例として ---,
前田富祺先生退官記念論集日本語日本文学の研究, 15-26, 2001年.
17. 堤 和博 :
瓜を詠み込む歌, --- 付·『師輔集』の「大和瓜」の歌 ---,
古代中世文学研究論集第三集, 239-266, 2001年.
18. 堤 和博 :
「臥待月」意義考, --- 「臥待月」は十九日の月か ---,
古代中世文学研究論集第二集, 38-50, 1999年.
19. 堤 和博 :
『平中物語』の原型への一階梯, --- 『平仲物語』と『大和物語』附載説話の比較覚書 ---,
日本文学史論―島津忠夫先生古稀記念論集―, 39-52, 1997年.
20. 堤 和博 :
『源氏物語』の引歌一首, --- 「神無月いつも時雨は⋯⋯」 ---,
詞林, No.16, 45-57, 1994年.
21. 堤 和博 :
『本院侍従集』考, --- 配列に施された虚構を中心として ---,
詞林, No.14, 1-14, 1993年.
22. 堤 和博 :
歌語りから「とよかげ」の部へ, --- 『一条摂政御集』の好古女関連歌を中心として ---,
語文, No.58, 1-11, 1992年.
23. 堤 和博 :
解題, --- 坂上是則と『是則集』 ---,
詞林, No.10, 90-115, 1991年.
24. 堤 和博 :
『一条摂政御集』の他撰部についての一考察, --- 詞書を中心として ---,
詞林, No.8, 1-13, 1990年.
25. 堤 和博 :
『一条摂政御集』論, --- 「とよかげ」の部の特質 ---,
詞林, No.2, 14-31, 1987年.

学術論文(紀要・その他):

1. 堤 和博 :
日記文学の始発―『蜻蛉日記』上巻前半部を中心に―,
中古文学, No.111, 1-12, 2023年.
2. 堤 和博 :
『本院侍従集』続考─兼通の描かれ方─,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.29, 1-31, 2021年.
(徳島大学機関リポジトリ: 116645,   CiNii: 1573950402380558976)
3. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』上巻後半部の道綱母と時姫の短連歌―平安時代短連歌史と関わらせての考察―,
詞林, No.64, 2018年.
(DOI: 10.18910/70608)
4. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』上巻前半部の長歌贈答をめぐる考察,
言語文化研究徳島大学総合科学部, Vol.25, 1-29, 2017年.
(徳島大学機関リポジトリ: 110985,   CiNii: 1050302172853884672)
5. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』上巻の桃の節供の日とその翌日の場面,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.24, 1-21, 2016年.
(徳島大学機関リポジトリ: 109996,   CiNii: 1050302172854239744)
6. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』上巻の桃の節供の折を逸した贈答歌,
詞林, No.60, 1-18, 2016年.
(DOI: 10.18910/58622,   CiNii: 1390853649737652608)
7. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』上巻の離婚状態を脱した時の贈答歌―浜千鳥の贈答歌をめぐる考察―,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.23, 1-34, 2015年.
(徳島大学機関リポジトリ: 109540,   CiNii: 1050583647831122816)
8. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』上巻の兼家の求婚と『うつほ物語』あて宮求婚譚-付・『蜻蛉日記』下巻の遠度の求婚-,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.22, 1-23, 2014年.
(徳島大学機関リポジトリ: 106392,   CiNii: 1050865122807867136)
9. 堤 和博 :
平安後期の「ことなしぶ」とその派生語の検討―付・異文「ことならふ」とその派生語―,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.20, 1-32, 2012年.
(徳島大学機関リポジトリ: 105003,   CiNii: 1520572357906823808)
10. 堤 和博 :
阿波国文庫旧蔵・徳島県立図書館蔵『拾遺集私抄』翻刻補遺,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.19, 71-92, 2011年.
(徳島大学機関リポジトリ: 84279,   CiNii: 1050302172854673536)
11. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』上巻46∼48番の贈答歌を中心とした記事, --- 道綱母にとっての和歌,兼家との贈答歌 ---,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.17, 1-17, 2009年.
(徳島大学機関リポジトリ: 75677)
12. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』上巻の「返し,いと古めきたり」考, --- 道綱母と兼家の贈答歌の問題を中心に ---,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.16, 1-22, 2008年.
(徳島大学機関リポジトリ: 529)
13. 堤 和博 :
『一条摂政御集』から説話へ, --- 歌語り・歌物語から説話へ序説 ---,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.15, 1-13, 2007年.
(徳島大学機関リポジトリ: 515)
14. 堤 和博 :
兼家の嘘の言い訳を求める道綱母の歌語り享受, --- 道綱母対町の小路の女と恵子女王対好古女 ---,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.14, 1-23, 2006年.
(徳島大学機関リポジトリ: 503)
15. 堤 和博 :
総角巻の引歌表現「かく袖ひつる」考, --- 匂宮論と関わり合わせて ---,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.13, 1-21, 2005年.
(徳島大学機関リポジトリ: 491,   CiNii: 1050583647831674752)
16. 堤 和博 :
『一条摂政御集』1番歌について·続考,
言語文化研究徳島大学総合科学部, Vol.12, 1-20, 2005年.
(徳島大学機関リポジトリ: 481)
17. 堤 和博 :
『一条摂政御集』部分的小考四題,
徳島大学総合科学部言語文化研究, Vol.11, 21-53, 2004年.
(徳島大学機関リポジトリ: 470,   CiNii: 1050020697878257792)
18. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』下巻の物語的手法とその限界, --- 夢と養女迎えの記事 ---,
徳島大学総合科学部言語文化研究, No.6, 1-16, 1999年.
(徳島大学機関リポジトリ: 407)
19. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』上巻の最初の引歌表現, --- いかにして網代の氷魚にこと問はむ ---,
古代中世文学研究論集第一集, 35-59, 1996年.
20. 堤 和博 :
歌語「いつてふね」覚書,
鈴峯女子短期大学人文社会科学研究集報, No.42, 1-12, 1995年.
21. 堤 和博 :
「かく袖ひつる」考, --- 総角巻の匂宮の引歌表現 ---,
鈴峯女子短期大学人文社会科学研究集報, No.41, 27-38, 1994年.

学術レター:

1. 堤 和博 :
『多武峯少将物語』の主題・冒頭・構成など─師輔・師氏の生活圏の作品群との比較─,
武蔵野文学, No.69, 8-13, 2021年.
2. 堤 和博 :
物語的私家集覚え書き,
鈴峯国語研究, No.10, 33-41, 1993年.

総説・解説:

1. 堤 和博 :
百人一首の成立,
鈴峯国語研究, No.14, 6-24, 1998年3月.

国際会議:

1. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』:桃の節供の折を逸した翌日の贈答歌,
中日文学与文化交往対話国際学術検討会, 2016年9月.
2. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』作者道綱母の和歌-六朝的き傍表現と誹諧歌-,
華中科技大学シンポジウム, 2015年3月.

国内講演発表:

1. 堤 和博 :
日記文学の始発―『蜻蛉日記』を中心に―,
2022年10月.
2. 堤 和博 :
町の小路の女の出現直後の検討―動詞「ことなしぶ」の考察を端緒にして―,
2012年度中古文学会春季大会, 2012年5月.
3. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』上巻前半の和歌, --- 桃の節供の翌朝の場合 ---,
和歌文学会5月例会 (於・鶴見大学), 2011年5月.
4. 的場 一将, 森岡 芳洋, 堤 和博, 齊藤 隆仁 :
学生企画 学びのコミュニティー``Hatoba''の取り組み,
平成21年度全学FD 徳島大学教育カンファレンス in 徳島, 24-25, 2010年3月.
5. 堤 和博 :
和歌から物語へ,和歌から日記へ, --- 『豊蔭』『本院侍従集』『蜻蛉日記』続考 ---,
和歌文学会関西例会第99回例会(於・大阪大学), 2009年4月.
6. 堤 和博 :
総角巻の引歌表現「かく袖ひつる」考, --- 匂宮論と関わり合わせて ---,
平成17年度第37回解釈学会全国大会, 2005年8月.
7. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』上巻欠文部の養女問題·続攷,
中古文学会2004年度秋季大会, 2004年10月.
8. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』上巻欠文部の養女問題攷, --- 養女問題執筆削除の可能性 ---,
広島大学国語国文学会2003年度春季研究集会, 2003年6月.
9. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』下巻の物語的手法とその限界, --- 夢と養女迎えの記事の配列を中心に ---,
中古文学会1998年度春季大会, 1998年5月.
10. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』下巻の養女迎えの記事が内包する問題,
平成9年度大阪大学国語国文学会総会, 1998年1月.
11. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』上巻の引歌表現, --- 「いかにして網代の氷魚にこととはむ」 ---,
関西平安文学会第15回例会, 1996年4月.
12. 堤 和博 :
『蜻蛉日記』にみえる最初の引歌表現, --- 「いかにして網代の氷魚にこと問はむ」 ---,
平成7年度広島大学国語国文学会春季研究集会, 1995年6月.
13. 堤 和博 :
『本院侍従集』考, --- 配列に施された虚構を中心として ---,
和歌文学会第38回大会, 1992年10月.
14. 堤 和博 :
歌語りから「とよかげ」の部へ, --- 『一条摂政御集』の好古女関連歌を中心として ---,
和歌文学会第45回関西例会, 1991年4月.

その他・研究会:

1. 堤 和博 :
研究余滴道綱母と時姫の短連歌及び短連歌史余説,
解釈, Vol.66, No.9.10, 52-53, 2020年10月.
2. 堤 和博, 伊井 春樹, 佐藤 明浩 :
是則集注釈,
詞林, No.10, 5-89, 1991年11月.
3. 堤 和博, 近本 謙介 :
古筆切研究文献目録,
講座平安文学論究第五輯, 323-351, 1988年10月.

報告書:

1. 佐藤 高則, 宮田 政徳, 堤 和博, 福田 利久 スティーブ, 齊藤 隆仁, 古屋 S. 玲, 吉本 勝彦, 三好 德和, 荒木 秀夫 :
全学共通教育センター FDの歴史,
徳島大学FDの歴史, Vol.2, 91-111, 徳島, 2014年12月.
2. 堤 和博, 岸江 信介, 仙波 光明, 村田 真実, 清水 勇吉 :
日本語力の向上を目指して,
大学教育研究ジャーナル, Vol.9, 39-53, 徳島, 2012年3月.
(徳島大学機関リポジトリ: 96841,   CiNii: 1050865122808057216)
3. 堤 和博, 岸江 信介, 仙波 光明, 村田 真実, 岡部 修典, 清水 勇吉 :
2010年度日本語力テスト実施報告,
大学教育研究ジャーナル, Vol.8, 138-152, 徳島, 2011年3月.
(徳島大学機関リポジトリ: 82996,   CiNii: 1050020697878009472)
4. 堤 和博 :
全学共通教育FD講演会・討論会∼プロの講談師・落語家との討論∼, --- 2009年度全学共通教育センター部局FD事業実施報告 ---,
大学教育研究ジャーナル, No.7, 200-205, 徳島, 2010年3月.
(徳島大学機関リポジトリ: 82853)
5. 堤 和博, 仙波 光明, 岸江 信介, 岡部 修典, 清水 勇吉, 坂東 正康, 村田 真実 :
2009年度日本語力テスト実施報告,
大学教育研究ジャーナル, No.7, 159-172, 徳島, 2010年3月.
(徳島大学機関リポジトリ: 82850)
6. 堤 和博, 仙波 光明, 岸江 信介, 清水 勇吉 :
日本語運用能力の向上をめざして, --- 日本語力テストの実施 ---,
大学教育研究ジャーナル, No.6, 75-84, 徳島, 2009年3月.
(徳島大学機関リポジトリ: 82693)

科学研究費補助金 (KAKEN Grants Database @ NII.ac.jp)